キヤノンマーケティングジャパンは4月27日、キヤノン電子製のドキュメントスキャナ「imageFORMULA」シリーズの新製品として、無線LAN対応のA4ネットワークモデル「DR-S130」を発売した。価格は93,000円。
「DR-S130」は、無線LANに対応し、PCレスのプッシュスキャン、スマートフォン操作によるスキャン、複数PCからの共有などに対応した製品。本体に4.3インチのカラー液晶タッチパネルを装備し、直観的に操作できる。
カラー/モノクロともに毎分30枚、両面原稿では毎分60ページ(A4縦/200dpi時)のスキャンが可能。2022年1月1日から適用となる電子帳簿保存法の改正で求められる画質要件に対応する「電子帳簿保存モード」も、2021年6月上旬から提供する予定。
対応原稿サイズは幅50.8~216mm、長さ54~356mm(長尺モード時最大3,000mmまで)。厚さは分離給紙時0.04~0.25mm、非分離給紙時0.04~0.30mm。厚さ1.4mm以下のプラスチックカード、厚さ4mm以下のパスポートのスキャンにも対応する。
センサーはCIS方式で光学解像度は600dpi。パソコンとの接続インタフェースはUSB 3.2 Gen 1、無線LANはIEEE802.11b/g/nに準拠。本体サイズはW291×D247×H242mm(トレー全閉時)、W291×D600×H378mm(トレー全開時)。重さは約3.3kg。