Huluは3月18日、国内の動画配信サービスとして初めて「ウォッチパーティ モバイル版」をリリースした。Huluで配信されているコンテンツを、Huluの会員同士でコミュニケーションしながら視聴できる機能で、2021年1月にPC版で提供開始していたが、新たにモバイル端末からも利用可能になった。

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    Hulu「ウォッチパーティ」がモバイル対応
    「THE FLASH/フラッシュ」シーズン1〜6 Huluで配信中 THE FLASH and all pre-existing characters and elements TM and (C) DC Comics. The Flash series and all related new characters and elements TM and (C) Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ウォッチパーティは、Huluで同じ作品を観ながら最大8人とリアルタイムでチャットできる機能で、現在はβ版として提供。ライブ配信とHuluストア作品では利用できない。

さらに、Hulu会員であれば誰でも視聴可能なライブ配信作品を中心に、チャット機能を搭載。HuluとHuluストアでライブ配信をする作品の一部で提供しており、スポーツや音楽ライブ、舞台など、同じ作品に興味のあるファン同士が感想をチャットしながら観られるという。

モバイルアプリでは10秒スキップ機能が進化。左右の10秒スキップボタン周辺をダブルタップすると、前後に10秒スキップ可能になり、連続でタップすると10秒ずつ増えていく。左右の10秒スキップボタン周辺を長押しすると連続して早送り・巻き戻しができるようになった。

「本編へスキップ」機能も追加し、オープニングやエンディングなど、スキップ可能な箇所をスキップする。連続再生をオンにした状態で対応作品を視聴する場合は、再生2話目以降は自動的にオープニングがスキップされるという(対象作品は一部に限られる)。なお、キッズプロフィールでは同機能は利用できない。

このほか、iPhone/iPadではピクチャ・イン・ピクチャに対応。Huluアプリで動画を再生しながら、メールアプリやSafariなど別アプリの操作ができるようになった。iPhoneは、iOS 14以上のバージョンで利用できる。顔認証や指紋認証にも対応し、iOSデバイスのFace IDやTouch ID機能を使って、Huluにログイン可能になった。