加藤電機は1月21日、2つのカメラを搭載して車内の撮影にも対応した高性能ドライブレコーダー「HSDR300-701」と「SDR300H」を発表した。上位モデルのHSDR300-701は駐車時の監視機能を備えている。価格はいずれもオープンで、予想実売価格はHSDR300-701が税込み8万3000円前後、SDR300Hが税込み3万3000円前後。発売日はいずれも2月10日。

  • 2つのカメラを搭載して車内の撮影にも対応した高性能ドライブレコーダーが登場。駐車中の監視も可能なセキュリティ対応モデルも用意する

HSDR300-701

HSDR300-701は、セキュリティ連動型のデュアルカメラドライブレコーダー。専用カーセキュリティ「HORNET」とのセットモデルで、専用アンテナ、シングルトーンサイレン、3ボタンリモコンが付属する。

HORNETによるセキュリティ機能は、ドライブレコーダーが作動していることを知らせるため、LEDが点滅して警戒していることをアピール。センサーが異常を感知した場合は、音と光による威嚇とともに録画を開始する。リモコンを使えば、ドライブレコーダーを遠隔操作しての手動録画もできる。

  • 液晶パネルは3型と大きく、視野角の広いIPSパネルを採用する

ドライブレコーダーとしての性能は、前方カメラが200万画素で1,920×1,080ドット / 30fpsの録画に対応。画角は水平約111度 / 垂直約59度 / 対角約136度となる。車内カメラは100万画素で1,280×720ドット / 25fpsでの録画に対応。画角は水平約110度 / 垂直約58度 / 対角約130度。

スーパーナイトアイ機能により、夜間でも目視に近い映像を録画でき、車内カメラは赤外線LEDを搭載することで暗闇でも明るい映像が得られる。画像圧縮方式はMOV(H.264)。記録メディアには最大128GBのSDXCメモリーカードが使用でき、32GBのメディアが付属する。

カメラ部は首振りタイプで、本体を動かさずに角度調整が可能。耐寒性能にも優れ、-30度~65度の環境で動作する。映像確認用に3インチのIPS液晶を搭載する。本体サイズは約W120×D67×H40mm、重さは約110g。

SDR300H

SDR300Hは、セキュリティ機能を搭載しないドライブレコーダーのみのモデル。カメラ部の性能やドライブレコーダーとしての基本性能は共通。