富士通は8月29日、明治安田生命の全国の営業職員約3万人を対象に、タブレット型次世代営業職員端末「マイスタープラス」を提供し、9月2日より順次運用が開始されると発表した。

「マイスタープラス」は、Windowsタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tab V727」シリーズをカスタマイズしたもの。バッテリーを着脱式から一体型に変更することにより、明治安田生命の従来端末と比較して約16%の軽量化を図り、軽量の737グラムを実現した。

従来の2倍相当の約10時間の駆動を実現すると同時に、営業現場でのタブレット用専属ペンの電池切れを防ぐため、瞬間充電ペンを採用し、15秒の充電で90分の利用が可能となっている。

  • 明治安田生命のタブレット型次世代営業職員端末「マイスタープラス」

あわせて、明治安田生命は社用スマートフォン「MYフォン」、キャッシュレス化を推進する「決済端末」も導入する。

「MYフォン」においては、スマートフォンの普及、顧客とのコミュニケーションの多様化をふまえて「電話」や「メール」に加え「LINE」とつながるコミュニケーションツール「LINE WORKS」を導入する。

また、「MYフォン」の申込手続書類やキャッシュバックの手続き時に必要となる健康診断の結果、契約保全の手続き時に必要となる手続書類を撮影することで、ペーパレス化を推進する。

  • 「MYフォン」のカメラを用いた手続きのイメージ