新しいiPad Proの販売が11月7日からスタートしました。画面の狭額縁化やFace IDへの対応、Apple Pencilの進化など、さまざまな改良を図っています。各地のアップルストアでは、開店前に購入希望者が列をなすなど、上々のスタートを切りました。しかし、もっとも低価格な11インチの64GBモデルでも税別89,800円と安くはありません。「ふだんiPhoneを使っているのでiPadが欲しいけれど、この価格では悩む……」と考えている人も多いでしょう。

そのような人におすすめのお買い得なiPadを、“本の街”として知られる東京・神保町で発見しました。Retinaディスプレイを搭載する第4世代iPadの中古品で、価格はなんと税別5,980円! iPad Proの実に15分の1ほどの予算で買えるんです。

  • 9.7インチのRetinaディスプレイを搭載するiPadが、なんと税別5,980円で買える!

激安のiPadを販売しているのは、地下鉄神保町駅が最寄りの三省堂本店の5階にある「リンゴ屋 三省堂神田神保町店」。もともとはiPhone修理を手がけるお店ですが、iPhoneやiPadの中古品の販売を開始することになり、記念セールとしてiPadを特価で販売することにしたそうです。

  • iPadを格安で販売しているのは、神保町の三省堂本店内にある「リンゴ屋 三省堂神田神保町店」

  • 三省堂本店といえば、神保町のランドマークとしても知られる老舗書店だ

今回販売するのは、いわゆる第4世代iPadと呼ばれる2012年発売のiPadです。メモリー16GBのWi-Fiモデルなので、きわめてスタンダードなモデルといえます。液晶は9.7インチのRetinaディスプレイ(2048×1536ドット)で、最新の第6世代iPad(実売価格は税別37,800円)とまったく同じスペック。ただし、最新OSへのアップデートには対応していないのが最大の欠点といえます。

  • 第4世代iPadは2012年に登場したモデル。OSのアップデートの制限はあるが、Retinaディスプレイを搭載しているのがポイントだ

今回入荷したのは、法人向けにリースされていた機材を再商品化したリースアップ品のため、ボディにキズや汚れ、使用感がある商品がほとんど。程度はそれなりですが、すべて問題なく動作します。店長の赤津優介氏は「3カ月の販売店保証を付けているので、安心して使ってもらえる」と胸を張ります。

  • ボディにはキズや汚れ、シールをはがした跡があるなど、そこそこの使用感は否めない

  • 3カ月の保証が付いていることをアピールする店長の赤津優介氏

今回、100台以上が入荷したといいます。価格は税別9,980円ですが、購入時に「マイナビニュースを見た」と伝えた人に対し、税別5,980円で販売してくれることになりました。この特別価格は先着20名限りなので、早めに足を運んでみてください。

  • 中古品によって程度はまちまち。早く行くほど、程度のよい商品が選べるはず

  • iPad以外にも、iPhoneの中古品も安く販売している

■アップル iPad Retinaディスプレイモデル…9,980円(税別)
・タブレット(第4世代、16GB、Wi-Fiモデル)
※在庫約100台。先着20名に限り、購入時に「マイナビニュースを見た」と伝えると5,980円(税別)で販売する

ちなみに、なぜ書店の店内に中古スマホの修理や販売を行うお店が……?と思うかもしれません。ふだんスマホを愛用しているが書店には積極的に来店しない客を取り込みたいと考える書店側と、本を買いに来た客にお店の存在をアピールしたいスマホ修理店の思惑が合致した結果だそう。今後、書店ではこのような異業種の連携が増える可能性もあります。