アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が、11月13日放送の『ありえへん∞世界 3時間SP』(18:58〜21:54)内でスペシャルドラマの主演を務めることが、30日、明らかになった。

  • 村上信五

    村上信五

同番組は世界や日本の"ありえへん"情報をVTRで紹介するバラエティ番組。3時間SPは『2018年 本当にあった! 世界の衝撃事件』と題し、今年起きた信じがたい世界の衝撃事件を実際の映像と再現ドラマを駆使して紹介していく。

これまで“ジャニーズ初!? の再現ドラマ専門役者”として番組内の再現ドラマに出演してきたMCの村上だが、今回は事実を基にしたSPドラマ「マフィアの結婚式に潜入した捜査官。多数のマフィアを一網打尽にした手法とは?」出演のオファーが。同局のドラマ制作チームが担当し、ヒットドラマ『おっさんずラブ』の脚本・監督コンビである徳尾浩司×瑠東東一郎監督が手がけることになった。さらに、生瀬勝久、川島海荷、ヨーロッパ企画の中川晴樹、本多力と実力派キャストもそろう。

ドラマでは、村上が広東省の刑事・周兆翔を演じる。潜入捜査としてマフィアの結婚式に出席する周は、マフィアの花嫁・孫璃茉(川島)を愛しており、参列者の一斉検挙と花嫁の略奪を企んでいた。だが協力を仰いだ映画俳優・林威(生瀬)は、こだわりが強すぎて思い通りに動いてくれない。挙句の果てには「やらない」と言い出す始末で、1年半かけ準備してきた周の計画は、はたして成功するのか……という内容になっている。

また、番組では他「指名手配犯が次々逮捕される!衝撃の捜査方法(アメリカ)」「空1万mで窓脱落!墜落寸前の航空パニック!(中国)」「40年前の連続殺人鬼が今年逮捕。捜査線上に全くいなかった容疑者を逮捕した衝撃の手法とは(アメリカ)」など、世界中の衝撃事件を紹介していく。

村上信五 コメント

まずはテレ東の勇気に拍手です。今回は贅沢なキャストの方々としっかりとやらせて頂きましたので本当に楽しく、非常にやりがいがありました。生瀬さんとは波長が近いものがあり、やりやすい空気を作ってくださってアドリブも多く楽しかったですね。瑠東監督とは以前に大阪のバラエティ番組を一緒にやっていて付き合いも長いので、ディレクターだった彼が“監督”って呼ばれるのが気持ち悪いな。と思いました。彼の弱みはたくさん知っています。ディレクターより監督の方がハマっていたんだ、人の長所ってわからんな。って思いましたね。久々の素敵なご縁とこのタイミングで仕事ができて感慨深さがありました。

今回は笑えないんじゃないですかね。ちゃんとしすぎたかな。っていうぐらい、ちゃんとしましたね。前回までの「再現ドラマ」と比べて、かなりクオリティーの高い「ドラマ」になったかと思います。過去の再現ドラマ2作に関しては、ストーリーが入ってこなかったですからね。今回はそんなこともなく、生瀬さんと海荷ちゃんが締めるところをキュッと締めてくださっていますので、非常に見応えのあるストーリーになっています。海荷ちゃんとの恋の行方や、生瀬さんとの標準語の掛け合いもなかなか見られないので貴重な作品です。是非ともお付き合いいただきたいと思います。

生瀬勝久 コメント

村上くんとのドラマ共演は久しぶりでしたが、同じ関西人ですし、とてもやりやすかったですね。役どころは、素っ惚けた役なのでアドリブも多く演じていて楽しかったです。実際にあった事件ですが、面白おかしく演じていますので、ドラマを楽しく見ていただけると幸いです。このドラマに呼んでいただいてよかったです。ぜひレギュラー出演させてください!

川島海荷 コメント

最初に台本を読んだ時は正直、なんの話なのかよくわからなくて自分の設定も中国人なので未知だな...。と思っていたのですが、村上さんについて行こうと思いました。村上さんはテレビで見るイメージのまま、親しみやすい方でした。小悪魔な役ですが、あんまり細かく考えず現場の雰囲気に馴染めたらと思って演じました。ドタバタと展開していく作品ですが、ただただ笑って楽しんで見ていただけると幸いです。

石井成臣プロデューサー コメント

バラエティではオファーが殺到しているのに、全然ドラマのお声掛けがない我らが番組MC・村上信五に演じる機会を! ということで一昨年より「再現ドラマ」に出演していただきましたが、今回はさらにパワーアップして、本物の「ドラマ」を作りました。若いころは大阪で関ジャニ∞のバラエティを作っていた瑠東監督が、途中からドラマ・映画の世界に身を投じ、もう仕事で村上君と一緒になることはないかもと思っていたそうですが、こんな形で再会できて二人とも大変喜んでいます。現場は、生瀬さん川島さんとのアドリブ芝居もあり、終始笑いに包まれていました。愛にあふれた、カッコかわいくて面白いドラマ、ぜひご覧ください。最後に大きな声でもう一度。「うちのMCは、演技もできます!」