今年(2018年)2月に発表されたフラッグシップ機Xperia XZ2とボディを比較してみると、高さや幅は大きくなりましたが、厚さが1.2mm薄くなったことで、見た目にもかなりスマートになった印象です。

また、前面、背面ともに、側面付近は3D曲面加工によるカーブが取り入れられていますが、背面全体のカーブはかなり抑えられて、比較的フラットな印象が強くなりました。

こういったデザインや、側面の滑らかな曲線で接合部の段差も感じられず手に馴染みやすいこともあってか、ボディを手にしてもXZ2に比べて逆にコンパクトになったように感じました。ただ、ボディは全体的につるつるしており、やや滑りやすい印象。また、指紋も付きやすく、頻繁に指紋を拭う必要がありそうです。

  • Xperia XZ2(左)との比較。幅が1mm、奥行きが5mm増えている

  • 背面のカーブがなだらかになって平面に近くなり、高さが1.2mm減ったことでスマートな印象に

  • 下がXZ2。このように重ねてみると、ボディラインの違いがよくわかる

側面アルミフレームは、従来より硬度の高いアルミニウム合金を採用することで、最薄部3mmの薄型化を実現。また、薄くしても優れた硬度があるため、光沢感を強める研磨が可能になったそうで、フレーム部もガラス同様の光沢感が感じられます。