テレビ東京系バラエティ番組『青春高校3年C組』(毎週月〜金曜 17:30〜)が27日、東京富士大学で初めての文化祭「青春高校文化祭~1/人生(じんせいぶんのいち)の今日を大切にしよう~」を開催した。

  • 「青春高校文化祭~1/人生の今日を大切にしよう~」 (C)テレビ東京

    「青春高校文化祭~1/人生の今日を大切にしよう~」(C)テレビ東京

同番組は決してイケメンや美女ばかりではない色んなキャラが揃ったクラス「3年C組」を目指す青春バラエティ。秋元康が企画に関わり、『ゴッドタン』佐久間宣行プロデューサーとタッグを組んだ。今回は初の文化祭として、26人の生徒と、補欠生徒1名が参加する。会場となった東京富士大学内ではキッチンカーやイベントブースが設置され、まさに「文化祭」。メインステージとなった講堂には約1,000人が押し寄せ、立ち見も出るほどで、異様な熱気に包まれた。

まずは佐藤諒と渡邉聖明による前説から始まったが、前説でありながら「フゥ〜!」と歓声が上がる。番組MCのメイプル超合金(カズレーザー、安藤なつ)、三四郎(小宮浩信、相田周二)、バイきんぐ・小峠英二が登場すると会場のボルテージはさらに上がり、副担任のNGT48・中井りか、ノブナガ・岩永達彦も生徒たちを盛り上げた。

パフォーマンスは日比野芽奈・エゼマタ健太チャールズ・本多睦によるトリオ漫才からスタート。さらに夘余野陽奈・河野紳之介・中井は"文春砲"ネタも取り入れたコント「補導」で、会場を笑わせる。木目田俊・村西里世・山口茜・黒田照龍・小沼綺音によるイリュージョンでは、人体切断マジックなどを見せたものの、最後に村西の胴体が切断された状態のまま退場し、MC陣も「なんかふわっと終わった!」とざわついていた。

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大下美瑠・奥村力・女鹿椰子・中本大賀・前川歌音によるアカペラ「LA・LA・LA LOVE SONG」では、抜群の歌唱力を披露する。小倉可愛・宇都木彩乃・長野雅・西村瑠香・ボールドウィン零・浅井優平・宮本ひなのによるコンビネーション・マリンバ「道化師のギャロップ」は、MC陣からも「一番面白かった」と好評だったが、「小学校みたいなほっこり感」「誰でもできるやつ」といじりがエスカレートし、宇都木が「なんでマリンバを馬鹿にするんですか!」と怒る一幕も。

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全員で挑んだ教室コント「出口の一番長い日」では、出口晴臣が主役を務め、初挑戦にもかかわらず1万字以上のセリフを覚えることに。岩永・相田も登場し、生徒一人ひとりの個性が際立ったコントを完成させた。

生徒大号泣で合唱

生放送で披露されたパートでは、軽音部「Hey School!」(奥村、黒田、夘余野、本多、前川、小沼)による「うるさいうた」(作詞作曲・小峠)、ダンス&ボーカル「The BUMPY」(中本、宮本ひなの、渡邉、大下、佐藤、宇都木、小倉、木目田、出口、チャーリー)によるパフォーマンス「Leave it to me!」と続き、観客も立ち上がってノリノリに。

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企画ユニット・PLANNERS(河野、鈴木七瑠、浅井)は執事風の衣装で歌って踊り、甘い言葉を囁く。アイドル部・Blue Spring(日比野、長野、西村、村西、女鹿、山口、ボールドウィン)によるパフォーマンス「チャイムの途中で」では、最初に「(自分のファンから)どれだけ推し変されるか」と案じていた中井もメンバーの頑張りに号泣。「頑張ってきた過程を見てたから、親の気分。りかもアイドル頑張ろう」と決意を新たにした様子だった。

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また、業務連絡として補欠生徒だった別所匠の正式加入も発表され、全員による「夕焼けはなぜ、一瞬なのか?」では生徒たちも感極まり涙の合唱となった。号泣する奥村は「青春高校最高!!」と叫び、出口は「泣くかと思ったんですけど、泣いてない自分が……」と苦笑。中本は「本当に人生変わったし、最高の仲間に出会えて本当に嬉しいし、1,000人以上のお客さんに見てもらえるというのも本当に感謝しかないです」と泣きながら語った。

中井が「佐久間さんの目にキラリと光るものがあったのを見逃しませんでしたよ」と指摘すると、佐久間プロデューサーは「俺はお笑いの鬼だからそういうことはない!!」と照れ隠し。最後にクリスマスイベントの開催も発表され、大歓声の中でイベントの幕が下りた。

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