radikoは27日、サービスを提供するIPサイマルラジオ「ラジコ」で、4月1日よりジャニーズ事務所所属出演者の番組が聴取可能になることを明らかにした。
同サービスは2010年4月に提供を開始。民放ラジオ91局と放送大学が参加し、月間ユニークユーザー約1,000万人、日間ユニークユーザー約120万人にラジオ番組を届けている。
これまでジャニーズ事務所所属出演者の番組はライブ放送(同時配信)のみの提供となっていたが、4月1日5時より、さらに2つの聴取サービスにおいて同事務所所属の出演者の番組が聴取できるようになる。
1つ目は、 「エリアフリー聴取(ラジコプレミアム)」。月額350円(税別)で、放送エリアを越えて全国のラジコ参加ラジオ局の番組を聴取することができるサービスで、 2014年4月のサービス開始以降、登録会員(プレミアム会員)数は約47万人 (2018年3月現在)となっている。
2つ目は無料の「タイムフリー聴取」で、過去1週間のラジオ番組が遡って聴けるサービス。2016年10月から実証実験を開始し、月間ユニークユーザー数は約270万人(2018年3月現在)となっている。
これまでジャニーズ事務所はタレントの肖像権保護の観点から写真のWEB使用制限を設けていたが、1月31日をもって解禁となった。さらに今回のラジコ配信、LINE LIVE、Youtubeなどにも配信の場を広げている。