説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「設計図のようなアプリアイコンが表示されました!?」という質問に答えます。

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iPhoneで方眼紙に描いた設計図のようなアイコンを見たことはありませんか? このアイコンは、なんらかの理由で適切なアプリアイコンが見つからない場合に使われる、一種の"ダミー"です。Spotlightを利用してアプリ検索を行うとき、一瞬表示されることがあるので、見かけた経験がある人も多いのではないでしょうか。

iOSでホーム画面の描画や管理を担うプログラム(スプリングボード)は、キビキビとした動作を実現するために、アプリアイコンの画像を速く読み出せるようキャッシュ化しています。だから、いちど表示されたアプリアイコンは、次回Spotlight検索するときにはパッと表示できるのです。Spotlightで同じアプリを繰り返し検索すればわかりますが、前述した"設計図アイコン"が表示されるのは初回だけです。

"設計図アイコン"が現れるのは、Spotlightだけではありません。Safariの機能を使いホーム画面に登録したWEBサイトのアイコンも、なんらかの理由で画像が消えてしまうことがあり、その場合は代わりに"設計図アイコン"が使われるのです。

「WEB版Googleマップ」は、その例です。2015年4月現在のURLは依然とは違うものに変更されています。

その結果、WEBサイトをホーム画面に登録したときに使われたファビコン(WEBサイトのシンボルマーク画像。WEBサイトから取得され、ホーム画面のアイコンとして使われる)が行方不明となり、代わりに"設計図アイコン"が使われたというわけです。

App Storeからダウンロードしたアプリのアイコンも、時折"設計図アイコン"に化けることがあります。これはダウンロード/アップデートになんらかの問題が発生しているときで、ダウンロード/アップデートにまつわる問題が解消されるか、iPhoneを再起動すれば元に戻ります。

"設計図アイコン"は、速く読み出せるようキャッシュ化されたアイコン画像になんらかの問題があるときに出現します