フィーチャーフォンのようなスマートフォン

新たに従来のフィーチャーフォンのような折りたたみ型スマートフォン「AQUOS K」も投入する。田中社長は「ケータイの形をしたスマホ、ガラホ」と表現し、従来のような使い方を希望するユーザーにアピールする。UIもフィーチャーフォンライクなものにこだわりつつ、Androidスマートフォンと同様の無線LANテザリング機能を備え、AQUOS Kで通話をしつつ、インターネットは無線LAN専用のタブレットで利用する、といった使い方を想定する。

折りたたみ型のスマートフォンAQUOS K。基本の3色に加え、ケースを装着することでカラーバリエーションを拡張できる

無線LANのテザリング機能を使ってタブレットと組み合わせる使い方が「最も使われるのではないか」と田中社長

Google Playには対応しないが、au MarketからAQUOS KのUIや画面サイズに最適化されたアプリをダウンロードできる

Google Playには対応せず、アプリは専用のauスマートパスからのみ行う。提供されるアプリは、AQUOS Kの画面サイズや十字キーによる操作に対応させたアプリを用意する。今後、各コンテンツプロバイダーから対応アプリの登場を期待する。

料金プランは通常のスマートフォン用プランに準拠するが、最大4年間、毎月の利用料金から1,000円を割り引く「AQUOS Kスタート割」も実施。「データ定額2」以上または「LTEフラット」契約者限定で提供する。

最大4年間、利用料金から1,000円を割り引く

シニア向けにはさらに別途専用プランを用意する

AQUOS Kを購入した55歳以上にはデータ量700MBの「シニアプラン」も提供。月額料金は基本使用料とLTE NETの合計4,280円で利用できる。

au VoLTEには非対応だが、Androidを採用したことでLTE通信をサポート。スマートフォンのようにPC向けサイトもそのまま閲覧でき、LTEの高速通信も利用可能。

田中社長は、「スマートフォンを使いたいけど使わない理由がある、という人には応えなきゃいけない」と指摘。シニア向けやジュニア向け、AQUOS Kといった製品は、そうしたユーザーの声に応える製品だと話した。