日本マイクロソフトは26日、タブレット端末「Surface Pro 3」の最新の取り組みを説明する記者発表会を開催した。そのなかで、Surface Pro 3が市場でウケている8つの理由について説明を行った。

発表会で登壇したビジネスプラットフォーム統括本部 デバイス&モビリティ本部 本部長の榊原洋氏は、Surface Pro 3が支持を集めた理由について述べた。その理由として8つの項目を挙げた。

ビジネスプラットフォーム統括本部 デバイス&モビリティ本部 本部長・榊原洋氏

1つ目は「2in1」であること。つまり、タブレットとノートPCの機能がSurface Pro 3なら一台で済んでしまうということだ。さらに、ドッキングステーションを活用することで、デスクトップPCの代わりにもなることが2つ目の理由。これにより、パワーユーザーからは「3in1」のデバイスとして評価されているという。

3つ目の理由は12インチという大きさ。榊原氏は主観的な話になるとしつつも、「10インチでは(ビジネス用途で)ちょっと小さいと思うことが多い」と述べ、12インチがちょうどA4サイズと同じであることから、チラシやノートを表示するのに違和感がないとコメント。営業マンのプレゼンなどでも役立つことをアピールした。

12インチがちょうどいい大きさだという

A4サイズとだいたい同じ

4つ目の理由は、無段階に調節できるキックスタンド。そして5つ目の理由が、業務使用に耐えうるペンの使い勝手の良さである。6つ目の理由として、Surface Pro 3を使うことが先進的な企業イメージに合うと述べ、ブランドカラーとTypeCoverの色を合わせるといった使い方も可能だと説明した。

7つ目の理由は「Windows Embedded 8.1 Industry」に対応していること、そして8つ目は、OSとデバイスの両方一緒に日本マイクロソフトのサポートが受けられることだという。

これらの理由から高評価を得ているSurface Pro 3。今後はさらなる製品展開の拡大を目指し、これまで8社だった認定リセラーを700社に増加。期間限定のバンドルモデルやリース金利優遇キャンペーンなどの取り組みを通して、3倍の売上を目指すとした。