山形カシオのダイビング向け小型トランシーバー「ロゴシーズ」については、これまで何度か取り上げてきた。水中で「音声会話」ができるというスグレモノのロゴシーズは、ダイビング関連のさまざまなシーンで利用されている。ここでは、沖縄の美しい珊瑚(さんご)の海を守る活動をしている「チーム美らサンゴ」を紹介したい。

■ロゴシーズ体験記
沖縄の美しい海の中で会話ができる
山形カシオのダイビング向け小型トランシーバー「ロゴシーズ」体験記II
なんと水中で音声会話!
山形カシオのダイビング向け小型トランシーバー「ロゴシーズ」びっくり体験記

沖縄の美しい珊瑚の海を取り戻そう

チーム美らサンゴは2004年から活動しており、沖縄県内外の企業が集まって結成された「サンゴ再生プロジェクト」だ。年々参加企業も増え、2014年現在では14社が集まっている。地元の関係者、環境省や沖縄県といった行政の支援も受けながら、沖縄本島の恩納村海域で珊瑚を植え付け育て、破壊が進んでいる珊瑚礁の生体系が再生するように取り組む。

補足すると、近年は沖縄の海で珊瑚が激減しており、生態系や漁業資源への影響が懸念されている(珊瑚の減少は沖縄近海に限らず、珊瑚が減ると周りに集まる魚も減る)。チーム美らサンゴの主な活動の1つである「珊瑚の植え付け」には、公募によるボランティア参加の一般ダイバーが多く参加。恩納村漁協の養殖場で育成した珊瑚を、恩納村の海域に植え付ける。また、ダイバーでなくても活動に参加できる「ノンダイバープログラム」もある。詳しくはチーム美らサンゴのWebサイトを参照いただきたい。

珊瑚の植え付けイベントは基本的に毎年4回(5月/6月/10月/11月)で、2014年の4回目は11月15日(土)の実施だ(一般ダイバーのボランティア募集は終了)。珊瑚の植え付けがどのような活動なのか、2014年6月21日に行われたときの様子をお伝えしよう。この日の珊瑚植え付けには、モーニング娘。OG(第4代目リーダー)の𠮷澤ひとみさん、同じくモーニング娘。OGの小川麻琴さん、現モーニング娘。'14のメンバー(2014年11月時点)、生田衣梨奈さんと飯窪春菜さんが参加した。なお、𠮷澤さんは今回で2回目の参加とのことだ。

珊瑚植え付けの出発式。𠮷澤さんは「前回の参加は珊瑚の苗を作るだけだったので、今日は潜れるのが楽しみ。後輩も連れてきました(笑)」。小川さんは「チーム美らサンゴの活動は知っててなかなか参加できませんでしたが、今日は楽しみたい!」。生田さんは「自分がダイビングできないのが残念ですが、珊瑚のことをもっと知っていきたいです」。飯窪さんは「珊瑚と海には興味があったので、今日は楽しく学びたいです」とコメント

山形カシオの水中トランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)。写真左と写真中央は、多機能なアドヴァンスドモデルの「LGS-RG004」。防水性能は水深55mだ。写真右は通信に特化したベーシックモデル「LGS-RG005BA」(2個セット)。防水性能は水深42m