第1の特徴としてディスプレイが挙げられる。Super AMOLEDを採用し、2560×1600という高解像度を実現。カラーフィルターとバックライトによって色を再現する液晶とは異なり、自発光する有機ELを採用したことで、より広い色域、高コントラスト比などが可能になったという。

Super AMOLED搭載などによって実現した4つの機能

Adobe AGBの90%以上をカバーする

広色域では、「True Colors(真の色)」と表現するように、Adobe RGBの90%以上をカバーし、より実際に近い色を再現できる。従来の液晶が70%程度であり、特に緑方向に色域が拡大したことで、色再現性が向上しているという。

従来の液晶は70%程度のカバーだったが、これが90%以上になることで、より鮮やかで正確な色再現ができる

特に緑の再現性が向上している

コントラスト比は、液晶の1000:1に対して10万:1と「100倍になった」(Samsung Electronics AmericaのシニアバイスプレジデントMicheal Abary氏)とアピール。黒と白の色の差がより明確になり、くっきりとした表示になった。

コントラスト比1000:1の液晶(左)に対して10万:1のSuper AMOLEDは、白はより白く、黒はより黒く再現される