1つはイギリス国内無料通話+SMS定額+データのセットになった「Freedom Freebee」。10ポンドでは通話150分+データ250MB、20ポンドでは通話500分+データ1GBとなる。イギリス国内で通話を頻繁にする場合はこちらのプランがよさそうだ。なお30ポンド、40ポンドのプランもある。

もう1つはデータ通信に特化した「Freebee Data」。10ポンドでデータ500MB、20ポンドでデータ1GBとなる。このプランは払った金額がそのまま残高として残るため、その分を通話に使ったり近隣諸国へ行った際にローミング用途として使うことができる。Vodafoneのローミングデータ料金はヨーロッパで25MB/2ポンドなので、例えば10ポンドを支払った場合、ロンドンから1日パリに行ったときなど、現地で10ポンド分=125MBのデータ通信を行うことができるわけだ。

スマホプランに加入、合計9350円

今回は滞在時間が短く、通話も行うことから「Freedom Freebee」で10ポンドのプランを選択することにした。これでスマホと合わせて55ポンド、9350円となり1万円の予算に十分収まる計算だ。ショップ内の店員にスマホとしてVodafone Smart Miniが欲しいと伝え、あとは上記の料金プランを希望すればSIMを取り出し端末に入れ、設定をすべて行ってくれる。あとはお金を支払えば、その場ですぐに使い始めることが可能だ。

スマホに適した2つのプラン

購入したVodafone Smart Mini

Vodafone Smart Miniのスペックは3.5インチHVGAディスプレイ、2メガピクセルカメラ、1GHzプロセッサと入門機クラス。ディスプレイはプラスチック製なので貼られている移動中の傷防止保護シールははがさないほうがよいかもしれない。また言語は英語などに対応、日本語ロケールは搭載していない。

とはいえGoogleアカウントにログインし、GooglePlayから日本語入力アプリをインストールすれば日本語の文字入力は問題なく行える。またポケットに入る小型サイズなので、イギリス旅行中に地図を見たりSNSのタイムラインを見たりする用途にも十分使うことができる。ロンドン到着後、市内でVodafoneの店を探すのが面倒な場合はヒースロー空港で1万円スマホを買ってみてはいかがだろうか?

日本語ロケールは搭載していない

入門機だが旅先スマホとしてそれなりに利用できる

■ ロンドンヒースロー空港のまとめ
Vodafone Smart Mini : GBP45(約7650円)
プリペイドSIM : GBP10(約1700円)
合計 : GBP55(約9350円)

(記事提供:AndroWire編集部)