ケンウッドは25日、パーソナルCDシステム「CR-iP500」を発表した。発売は12月上旬を予定しており、価格はオープン。市場価格は2万7,000円前後と予想される。

USB機器からの再生だけでなく録音もサポートするパーソナルCDシステム「CR-iP500」。ラグビーボール型のフォルムながら安定性は高いという

CR-iP500は、30局のプリセットが可能なFMチューナー/スロットインタイプのCDプレーヤー/アンプ/スピーカーをワンボディに収めたパーソナルCDシステム。本体はラグビーボール型の独特なフォルムを採用し、両サイドに赤色LEDによるイルミネーションを施している。LEDの明るさは、2段階に調整可能。デザイン性の高いモデルということで、付属品には、埃や汚れの付着を防ぐための保護袋や、クリーニングクロスも含まれている。

また、本体上部にはiPod用のDockも装備しており、第4世代以降のiPodを接続できる。iPodのコントロールも可能なリモコンも付属する。さらに、本体の側面には、USBポートも装備。USBマスストレージクラスに対応したデジタルオーディオプレーヤーやUSBデバイス(FAT12/16/32対応)を接続し、そこに録音されている音楽を再生できるだけでなく、それらのデバイスに対して、CDからの2倍速録音も可能だ。

録音時に使用可能なファイルフォーマットは、256/192/128/96kbpsのMP3型式。再生時には、8~320kbpsのMP3型式と48~192kbpsのWMA型式に対応する(USBポートに接続したデバイスからだけでなく、CDでも再生可能)。

なお、iPod用のDock、USBのほかに、アナログのライン入力も装備する。搭載されているスピーカーは80mm径のコーン型フルレンジ。アンプの出力は5W×2。サイズは371(W)×187(H)×175(D)mm。重さは約2.9kg。電源はAC100Vのみとなっている。