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Nokia N82 |
Nokiaは14日(現地時間)、カメラ機能を重視したマルチメディア携帯電話「Nokia N82」を発表した。500万画素カメラ、GPSを搭載し、HSDPAと無線LANをサポートした。中でもカメラ機能には「単品のカメラにも対抗できる」と意気込みを見せている。予想価格は450ユーロ(税抜)で、同日より欧州などの市場で販売開始となる。
Nokiaが「Nseries」として展開している、マルチメディア機能を強化したラインナップの最新機種となる。カメラ、ナビゲーション、インターネットの3機能にフォーカスし、技術に敏感なユーザー層を狙う。
スタンドアロンのカメラに匹敵
同社が最も強調しているのはカメラ機能だ。500万画素のCarl Zeissレンズ、それにキセノンフラッシュを搭載し、暗い撮影環境でも鮮明な写真を撮影できるという。動画撮影にも対応し、DVD並の高画質で動画を撮影できるという。カメラ機能の起動も高速化し、オートフォーカス専用ボタンも用意した。また、写真や動画を閲覧中に1クリックでそのファイルをインターネットにアップロードできるなど、操作性にも配慮した。
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Carl Zeissレンズ、キセノンフラッシュなど、カメラ機能を重視した |
暗いシーンでも鮮明な写真が撮影できる |
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撮影したビデオや写真を1クリックでアップロードできる |
Nokiaでは、「カメラ付き携帯電話を新しいレベルに引き上げる」としており、「単品のカメラの代替にもなりうる」(Nokia マルチメディア部門 Nseriesカメラカテゴリ担当トップのSatu Ehrnrooth氏)、と自信を見せている。
同社が昨年後半より強化しているGPS機能も大きな特徴となる。N82は、現在地の認識がより高速といわれるA-GPS(高感度GPS)をサポートし、Nokiaの地図アプリケーション「Nokia Maps」を搭載した。POI(位置情報)は1,500万件以上あり、地図情報やルート情報をMMSとして送ったり、地図のスクリーンショットを保存することができる。トライアル版の音声ナビゲーションガイド機能を同梱しており、シティガイドなどをオプションで購入できる。
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A-GPSをサポート、Nokia Mapsをパッケージした |
W-CDMA/HSDPAに加え、無線LANに対応する。インターネットでは、オンライン音楽ストアやゲームなどのコンテンツを利用できる同社のインターネットサービス「Ovi」もサポートした。このほかにも、音楽プレイヤーなどのマルチメディア機能を持つ。
端末はストレートタイプで、Symbian/S60を採用、3次元的なユーザーインタフェースを搭載し、容易にナビゲーションできるという。最大2GBのmicroSDカードが使用可能。
