デリカシーがない男性の特徴とは? 心理や対処法も解説
「もしかして生理?」という男性の一言に、デリカシーのなさを感じてイラッとしたことはないでしょうか。このような男性の心理とは? 本記事では、心理カウンセラーの小日向るり子さんが、デリカシーのない男性の特徴や改善・対処方法について解説します。
デリカシーがない男性への対処法
ここからは、デリカシーがない男性への対処法を解説していきます。
(1)傷ついたらその場で伝える
恋人のデリカシーがない、婚活でデリカシーがない人に出会った……といった場合のポイントとしては、傷ついたその場で伝えるということ。
当然ですが、やっているほうは「今からデリカシーのないことをするぞ」とは思っておらず、むしろ場を盛り上げようとしている場合もあります。
ですから時間が経ってから指摘しても、当人はそれをしたこと自体を忘れている場合も多いのです。
カップルが今後よりよい関係になるためには時間を空けて冷静に話し合ったほうがよいことと、その場で伝えたほうがよいことにわかれますが、デリカシーに欠ける言動においては後者です。
特に、繰り返し注意することが有効です。面倒くさいと諦めず、根気強く伝えていきましょう。
(2)あまり関わらないようにする
上司や同僚といった関係性だと、その場で「今の発言に傷つきました!!」と言うのは難しい時もあるかもしれません。
その場合、無難な対処法としては相手と関わらないようにすること。プライベートな話を避けるなど、あくまでも仕事上の付き合いだけに留めるのです。
(3)笑ってやり過ごす
または、笑ってその場をやり過ごしてしまうのもありです。
デリカシーがない人は無自覚であるケースも多く、無理に取り合ってストレスをためるよりは、笑い飛ばしてしまう方が良いのかもしれません。
男性のデリカシーのなさを改善するには?
デリカシーがない人の特徴として、想像力が低い性質があることは前述しましたね。
つまり、相手の想像力を高めていってあげればよいのです。
具体的には、たとえば結婚を意識して付き合っている相手でしたら「そういうの、子どもがみたらどう思う? 教育上よくないでしょう」などと言ってあげると、相手は「自分が親になったとき」という想像ができるため、納得しやすくなります。
そのほか、2人で映画やテレビを観たときに「あなたが主人公の立場だったらどうしている?」という問いかけも想像力の訓練に役立ちます。
日常的に「もし自分がその立場だったら」という思考を相手に定着させていくのです。
デリカシーがない男性にうまく対処しよう
デリカシーがない言動はパターン化して繰り返し伝えることで修正ができることが多いですし、このような人はよくも悪くも細かいことは気にしないタイプの人が多いので、さらっと指摘してあげるとケンカにならずに気付きを与えることができます。
道徳の先生になった気持ちで! 相手に学習してもらいましょう。
(小日向るり子)
※画像はイメージです
※この記事は2019年04月04日に公開されたものです