姫態度はNG。令和流・モテる女子のデート作法
新世代のモテコンサル勝倉さんが、毎回異なるテーマで「令和の恋」を大予想するコラム連載! 平成の古い価値観をアップデートして、令和女子らしい自由な恋愛観を提案します。
こんにちは、モテコンサル勝倉です。
連載第2回は、「令和時代のモテるデート作法」について分析したいと思います。
「オヒメサマ」は死んだ
1900年代後半のバブル華やかなりしころ、女子は「オヒメサマ」であった。
黙っていても男性からデートに誘われ、トークで楽しませてもらい、ごはん代は男性の奢り、帰りはタクシーの送迎つき……なーんて至れり尽くせりっぷりであった。
しかし今や、そんな大判振る舞いをするメンズは絶滅した。
ネットでは「奢る・奢らない論争」が繰り広げられ、タクシー代なんぞ港区おじさんの道楽に付き合うか、パパ活でもしなけりゃ夢のまた夢である。
なんでこんなことになったかっちゅーと、今やメンズの経済的余裕は失われ、女子とのデートに昔ほどの価値がなくなったからだろう。
給料は上がらないのに天引きは増え、「老後のために2,000万貯めろ!」とか言われる世の中だから可処分所得は下がる一方。
そしてネットを開けばかわいいAV女優が惜しげもなく肌をあらわにしているし、暇な時間を埋める娯楽も山ほどあるから寂しさを感じる瞬間もない。
そんな現代なので、「無理してでも女子とデートしたい!」と考える男性は減ってしまったようなのだ。事実、生涯未婚率や高齢バージン率は増加の一途を辿っている。
となると、バブル時代のように高飛車な態度を取る女子がいたら総スカンを食らうのは目に見えている。
覚えていてほしい、「オヒメサマ」は、死んだのだ。
令和式・モテるデートのお作法
そこで、今日はそんな新時代に合わせて「女子のモテるデートマナー」をアップデートしていこう。
其の一.とりあえず見た目はかわいく
オヒメサマは死んだと言ったが、見た目だけは姫並みにかわいくしてほしい。
メンズは視覚からの刺激に敏感な生き物である。
目の前の女子がどれだけかわいいか・好みかどうかで、デート中のテンションやその後のアプローチのやる気、お財布のヒモの緩み具合が天と地ほども変わってくるのだ。
自分に似合っており、できれば相手の好みも取り入れたスタイルで、メンズの目を釘づけにしてあげてほしい。
其の二.意思表示はハッキリと
メンズは、デートに際してやることがいっぱいだ。
日時を決めて、店を決めて、注文するメニューを決めて……。
これらの流れは「男性がリードすべし」という圧力が強いが、デートへの情熱が薄くなった今のメンズが「デートってめんどくさっ!」と思う要因でもある。
そこで、賢明なる令和女子はメンズの負担を軽くしてあげよう。
「ここ行きたいな♡」「シーザーサラダとイカ墨パスタが食べたい♡」など、ハッキリと意思表示をしてメンズの意思決定コストを下げるのだ。
そうすれば、「この子といると楽だな」と思ってもらえて、メンズが次のデートに誘うハードルも下がるというもの。
「なんでもいいけど、空気読んでセッティングしてよ!」みたいな姫態度では、「めんどくせーな」と思われてオシマイである。
其の三.楽しい会話は2人で作る
「会話はメンズ任せ」「デートは男性が楽しませてくれるもの」なんて姫スタンスな女子も多いようだが、そんな怠惰な女子との会話が楽しいわけがない。
ちゃんと自分からも話を盛り上げる気づかいをしよう。
具体的には、単に質問に答えるだけじゃなく話を膨らませるとか、自分から話題を振るとか、その程度の話である。
会話はひとりではできないのだから、楽しい会話がしたいのなら積極的に参加して盛り上げる当事者意識が大事だ。
其の四.「奢られてトーゼン!」は地雷
懐に余裕のあるメンズもいれば、ないメンズもいる。
しかし共通することは「奢られて当然だと思ってる女性は地雷」という認識である。
王子様のごとく女子にびた一文払わせないメンズだとしても、その好意を「トーゼン!」と思われたら気分がいいハズがない。
地雷と思われないためのリスクヘッジのつもりで「いくらですか?」「払います!」と言っておこう。
あ、最終的にメンズが奢ってくれたり多く払ってくれたりしたら、「ありがとう♡」のひと言も忘れずに。
高慢なオヒメサマより、気づかいのできる市民
令和のデートは、メンズの負担を減らしたり、気づかいができたりする女子がモテる。
え? 「そんな、デートにやる気のない男はいらん!」ですって?
ヤダなあ~。やる気のあるメンズだって、他人に配慮できる女子のほうがイイに決まってるじゃないですか(笑)。
人付き合いの基本である気づかいを、デートでも大切にしたいですね。
ハッピーモテライフを送りましょう♡
(文:モテコンサル勝倉、イラスト:たまごひめ)
連載「令和の恋」バックナンバー
※この記事は2019年08月07日に公開されたものです