ノーマスク生活に向けたスキンケア&ベースメイクアイテムはロフトでそろえるべし。この春にゲットしたい新作コスメはどれ?
5月から新型コロナウイルスが5類となり、マスク着用も個人の判断に任せられると発表されました。かれこれ3年も付け続けてきたマスクは、いつしか当たり前に。今やノーマスク生活の再来に怯えている……なんて人も少なくないのでは? いよいよマスクという仮面を外す日本女性が、お肌のために何をすべきか真剣に考えてみる特集「ノーマスク生活のお肌のはなし。」。今回はロフト コスメフェスティバル 2023SSー1stーに参加し、今こそ使いたいプチプラスキンケア&ベースメイクアイテムを探してきました!
マスクの着用が個人の判断に委ねられる……そう聞いてうれしい人もいれば、逆に「嫌!」という人もいるでしょう。
嫌な理由に、「肌に自信が無い」「すっぴんをマスクで隠していたから今さらベースメイクなんてできない」といったものもあるのではないでしょうか。中には、コロナ禍で以前使っていたベースメイクアイテムをほとんど処分してしまった! という人もいるかもしれませんね。
でも、改めてスキンケアに力を入れてみたり、ファンデーションで肌をつくりこんでみたり……そんな体験が自分に新鮮な気持ちをもたらしてくれるかもしれません。
そこで今回はコスメ好きの編集部員がロフト コスメフェスティバル 2023SSー1stーに参加し、今こそ使いたいプチプラスキンケア&ベースメイクアイテムを探してきました!
すっぴんから“魅せ肌”を目指して
マスク生活が始まって、肌トラブルが起きやすくなってしまったり、摩擦やマスク内の湿度によって毛穴が開いてしまったりと、これまでに経験したことの無い肌悩みを抱えた人も多いでしょう。ノーメイクで過ごすおうち時間も増えて、「私の肌って、こんなだっけ?」と、お悩みが顕在化した時期でもありました。
それに伴ってか、コロナ禍では一般ユーザーのスキンケア意識が上昇。価格帯を問わず、成分への訴求が増え、即効性も求められるようになりました。マスクを外して過ごすことが増えそうなこれからの時期、その意識は増していくでしょう。
“成分ブーム”は続く予感。毛穴悩みは今のうちに解決しておきたい!
レチノール、ナイアシンアミドを筆頭に、成分でスキンケアアイテムを選ぶ人が増えていますよね。ノーマスク生活に備え、その流れは加速しそう! 今回の展示会でも、成分を売りにしたアイテムが多数並んでいました。
初心者でも取り入れやすいのはビタミンC。SISIの美容液「ハイジャンプ30」はビタミンC成分が高濃度でありながらやさしい使用感を実現させたアイテムです。ビタミンCと相性の良い保湿成分や、ナイアシンアミドも配合されており、肌へ多角的にアプローチできます。
ONE LOGIQUEの炭酸洗顔にもビタミンCが配合されています。極小バブルで角質汚れ、毛穴汚れを浮かせて落とし、毛穴・ゴワつきの目立たないつるんとした肌へ導いてくれるアイテムです。
まだまだ人気のシカ。肌荒れを防いでくれるこの成分は、コロナ禍初期に特に人気を集めました。流行の中心となった存在といえばやはり韓国ブランドのVT COSMETICSでしょう。トラのマークが入った大容量のシートマスクは誰もが一度は目にしたことがあるのでは?
そんなVTからこの春にデビューしたのは、シカ成分になんとレチノールが組み合わされた「CICA RETI-A」シリーズです。近年、“攻め”のケアをしたい人から注目されているレチノール。
しかし、扱いが難しい成分であることから、刺激を懸念して手を出しにくかった人も多いのではないでしょうか。このシリーズなら敏感肌でもやさしく毛穴悩みをケアできますよ。
クレンジングや洗顔などの“落とす”ケアでは、クレイも人気が高まっていますよね。ONE STONE TWO BIRDSからはクレイ配合の「オイルクレンジングバーム」が新登場しました。
2タイプあるうち、「ブラック」は火山泥、炭、酵素配合。「ホワイトプレミアム」は「ブラック」と共通の火山泥に加え、4種のクレイ、ビタミンC誘導体、ナイアシンアミドが配合されています。
こちらのアイテムはバームなのにチューブタイプなのも特徴的です。引き続き人気のクレンジングバームですが、その多くがジャータイプで、使っているうちに中に水が入ってしまったり、スパチュラを保管するのが面倒だったり……。そんな日々の「モヤッと」を解決してくれますよ。
肌がゆらいでも、寄り添ってくれるアイテムがあれば大丈夫
これまでは肌トラブルが起こっても、「最悪マスクで隠せる!」という、ある意味助かる(?)メリットもありました。でも、これからはマスクを外すシーンが増えそうで憂鬱……そんな人は肌のゆらぎやトラブル対策に特化したアイテムを備えておくと安心です。
「illuN」は辻希美さんプロデュースのビューティーブランド。これまではオンライン限定で販売されていましたが、この春からロフトなどの店舗でもシートマスクが取り扱い開始となりました。
このシートマスクの特徴は、女性の周期に合わせた4種類が展開されていること。周期ごとの肌悩みに合わせた成分で、忙しい女性をサポートします。
タイムレスキューの新商品「ニキトル」は、ニキビができそうな時のレスキューアイテム。殺菌消炎ローションと皮脂球取パウダーをよく混ぜて、気になる部分にピタッとつけて寝るだけで集中ケアできます。
速乾タイプで枕につかないのもうれしい。ベージュの色がついているので、マスクをつけていられる時なら日中もケアできますよ。
ユーグレナの新スキンケアブランドNEcCO(ネッコ)では、4種のユーグレナと発酵成分で「根っこから」の美しさを引き出すアイテムが展開されています。
ストレスや年齢を重ねることで起こる肌の揺らぎを整え、芯から強い肌に。芳香療法の考えに着目した香りにも癒されます。
これからの時期、日焼け止めはマスト!
これからの時期、一番のカギとなるのは紫外線対策。マスクで物理的に紫外線を遮断できていましたが、今後はしっかりと日焼け止めを塗る必要があります。塗り直しにおすすめなのは、韓国で一般的になっているスティックタイプ。
「Dr.G」から数量限定で発売されている「グリーンマイルド サンスティック」「ブライトニングアップ サンスティック」はなめらかに塗れるのにべたつかず、さらに「ブライトニング」タイプはトーンアップまでかなえます。
Nオーガニックからは、スキンケア感覚で使えるUVが2種登場。「ベースクリア UVプロテクター」はビタミンC誘導体配合で、毛穴や乾燥によるくすみをカバーしながら保湿ケア、キメケアまで同時にできます。
「Nオーガニックブライト トーンアップUVプロテクター」はほんのりピンクベージュカラーがついていて、トーンアップできるタイプ。保湿成分スターフルーツ葉エキス配合で、うるおいケアしながら均一なツヤ肌に仕上げることができます。
久々のベースメイク。「軽やか」から始める? 「しっかり」を楽しむ?
ベースメイクはリハビリ的に軽いつけ心地のものから再開したい人と、「せっかくベースメイクするならつくりこみたい!」というしっかり仕上げを求める人に分かれているよう。両タイプそろえて、シーンに合わせて使い分けるのも良いですよね。
木村拓哉さんや米倉涼子さんなど、名だたる著名人のメイクを担当していることで知られるヘアメイクアップアーティスト・中嶋竜司さんが監修しているUUUNI。この春は2種類の化粧下地が新登場しました。
ツヤとセミマットから選ぶことができ、スキンケア成分も豊富に配合。下地の段階で毛穴やくすみを一掃し、素肌を整えてくれます。下地にパウダーのみで軽やかに仕上げても、ファンデーションを重ねてしっかり仕上げにしても、どちらもきれい!
肌悩みを一気に、そしてしっかりカバーしたい! という人におすすめなのは、メイクアップYouTuberのマリリンさんがプロデュースする「vim BEAUTY」のクッションファンデーション。
元々はコンシーラーとセットになったファンデーションキットが販売され、人気を博していましたが、この春にクッションファンデーションが単品で発売されました。
マリリンさんこだわりのハイカバーと、化粧持ちの良さは、初めて使った時に驚くこと間違いなしです。
韓国コスメで注目したいのは、「マッドピーチ」。スパチュラでファンデーションを塗るテクニックを広めたハム・ギョンシク氏と、韓国を代表するメイクアップアーティストのファン・バンフン氏、スタイリスのソ・スギョン氏の3名がディレクターとしてプロデュースしたブランドです。
下地2種とリキッドファンデーションが展開され、ファンデーションは「スパチュラに一番合うリキッドファンデーション」なんだとか。ファンデーションの色展開が4種あり、自分の肌色に合わせて細かく色味調整できるのも魅力です。
この春、肌印象から“新しい私”に出会う
ノーマスク生活に向けて焦るのではなく、スキンケアもベースメイクも楽しんでできたらうれしいですよね。
久しぶりにファンデーションをしっかり塗って「なんかいいかも」と思えたり、いつもと違うケアをしたら、マスクを外した時も意外と毛穴が気にならなかったり……そんな体験が、これまでの閉塞的な生活から私たちを解放してくれそう。
この春は新作スキンケア&ベースメイクアイテムを投入して、“新しい自分”に出会いませんか?
(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
※この記事は2023年04月03日に公開されたものです