【難読】“げつじ”だけじゃない!? 「月次」のもう一つの読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「月次」の読み方です。
“げつじ”以外の読み方なんてあるの? と思った人は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「月次」の読み方は?
「月次」と書くと、きっと多くの人が“げつじ”と読みますよね。
しかし、「月次」に“げつじ”以外の読み方があるのを知っていますか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“つきなみ”とも読みます。
「月次」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「月次」の意味は以下のように解説されています。
つき‐なみ【月並(み)/月▽次】
[名]
1 毎月きまって行われること。月に一度ずつあること。毎月。月ごと。「―の会」2 「月並俳句」の略。
3 「月次の祭」の略。
4 十二の月の順序。月の移り変わり。「なみ」を「波」に掛けて、歌語として用いられる。
「水のおもに照る―を数ふれば今宵ぞ秋のもなかなりける」〈拾遺・秋〉[名・形動]新鮮みがなく、ありふれていて平凡なこと。また、そのさま。「―な表現」「発想が―だ」
「そんな―を食いにわざわざここ迄来やしないと」〈漱石・吾輩は猫である〉
つまり、毎月定期的に行われること、いう意味合いですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「月次」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。見慣れた言葉も、読み方が一つではないこともありますね。
知っているつもりの言葉も、実はまだ知らない読み方があるかもしれません!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年04月18日に公開されたものです