“未練”は悪いことじゃない! 真剣な出会いのための4ステップ
30歳前後から、途端に現実味を帯びてくる「結婚」の話。「婚活しなきゃ!」と思っていても、何からはじめたらいいのかわからなかったり、結婚相手にふさわしい男性に出会えるのか不安になったりしてしまうもの。これまで多くの女性たちの恋愛・結婚の問題を解決してきた、マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃先生に、婚活の悩みを解決してもらいましょう。
(3)それでも復縁を望むなら、もう一度元彼と向き合う
(4)成長した自分に合う男性を選びなおす
過去をしっかりと終わらせることができたら、新しい出会いを求める段階になります。昔のあなたとちがい、過去の恋愛から痛みややさしさを知り、成長していることでしょう。この段階であらためて、「相手に求める条件」を選びなおすことが大切です。
別れた事実があるということは、お互いに条件が満たされなかったということ。一緒にいるのが楽しくても将来のことを考えられなかったり、お互いに幼く、協力することができなかったりしていたかもしれません。過去にその人を愛した気持ちや、その人から与えてもらった愛の深さも痛みも受け止めつつ、過去を受け入れたあなたとして、もう一度どんな人と愛しあいたいかを選択しなおしましょう。
人は、その人の在り方や、心の大きさと引き合います。ただやみくもに「寂しいから誰かと出会いたい」と思っても、過去の彼を超える人と出会うことはできません。しかし、こうして過去から逃げず、愛も痛みもきちんと学びとして受け止めながら自分を成長させることで、婚活でも、日常生活でも、今のあなたに合った人と知り合えるようになっていきます。
本日のレッスンまとめ
過去の恋愛に未練がある女性が、真剣な出会いを見つけるには?
(1)未練があることを認める
(2)「別れたことに対する後悔」を「学び」に変える
(3)それでも復縁を望むなら、もう一度元彼と向き合う
(4)成長した自分に合う男性を選びなおす
最後に
人を愛するということは、ときに痛みをともないます。愛が終わるということは、とても悲しいことです。けれども、しっかりと自分の経験を受け止められるようになることで、人として成長し、より深い愛を持って愛しあうことができるようになるんですね。
そして、それは自分だけではなく、男性も同じこと。みんな、失恋した痛みを抱えながら、そこから人を愛し大切にするということを学びます。愛と向き合うということは、人生と向き合うことです。強さを持って自分の痛みもしっかり受け止められたとき、同じような経験をした、人を深く愛せるパートナーとめぐり会えることでしょう。
(斎藤芳乃)
※この記事は2016年05月05日に公開されたものです
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