宇宙人に出会ったら「まずやるべきこと」
エッセイスト・TVコメンテーターとして活躍する犬山紙子さんが、恋愛・人間関係・趣味などあらゆるテーマで語るラジオ『犬山の遠吠え!やってまーす』。本連載では番組内のトークを言葉にし、音声と共にお届けします。今回は2021年8月2日放送分から。
『犬山の遠吠え!やってまーす』今回の番組トーク音声はこちら
こんばんは、犬山紙子です。
先日NHKの『こちら緊Q対策本部!』という新番組に出演したんですけど、すごく面白かったです。「宇宙人に遭遇したらどうする?」というテーマで有識者たちが本気で真面目に話し合う、という内容でした(笑)。
音楽を流す? モノマネをする? 宇宙人と出会ったら……
専門の学者さんに「(宇宙人に遭遇したら)どうしたらいいと思いますか?」と聞きに行って、その回答をヒントにみんなで議論して、1つの答えを出すのが番組のゴール。
たとえば「言葉の通じない宇宙人を相手にどうコミュニケーションを取るのがいいか」と考えた時に、音楽を流すのがいいのか、相手の動きを真似するのがいいのか、とか……。
ちなみに、「地球外生命体に出会った時の対応マニュアル」ってすでに存在するらしいです! ちゃんと「ここに連絡してください」という問い合わせ先もあるんですよ。
1960年代から世界各国でもこのテーマについて話し合われていて、1991年の国際天文学連合の総会では、以下のようなプロトコル(手続き)が決議されているそうです。
「地球外知的生命のそれらしい信号・形跡を発見した場合には、発見者は一般に公表する前にそれが自然現象および人類が関与した現象でないことを証明する努力をすべきである。ただし判断できない場合には発見者は未知の情報として発表してもよい」
すごいですよね(笑)。でも、地球外生命体と出会うこと、本当にあるかもしれないですからね。
出会った瞬間、相手(宇宙人)の文明レベルの高さが証明されますよね。地球に来られていること自体すごい! 侵略目的なのか、旅行気分なのか分かりませんが……。
「宇宙人に出会ったらどうする?」結論は……
専門家のお話を聞きつつみんなで真面目に話し合った結果、次の答えに落ち着きました。
まずはこの状況を公に発表する。そして、音楽を流したり相手の行動を真似したりながら、友好の証を見せる。それでも話が通じなさそうだったら、物理で宇宙人のあごを狙う。
「あごを狙う」は武井壮さんが提案してくれました(笑)。
でも、こういう「答えの出ない議題」をみんなで真面目に話し合うって、面白いですよね。
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毎週木曜日、深夜0時30分からMBSラジオ(AM1179/FM90.6)で放送する他、アプリやネットで楽しめる「radiko」でも生配信。また、過去の放送は音声配信サービス「Radiotalk」で聞くことができます。
(トーク:犬山紙子、文:高橋千里)
※この記事は2021年08月21日に公開されたものです