知ってる?「お許しください」と言ってはいけない場面

#ビジネス敬語マナー

ビジネスシーンでよく見聞きする「お許しください」という敬語フレーズですが、使う場面には注意が必要であると知っていますか? 今回は「お許しください」の意味や使い方、言い換え表現を例文とともに紹介します。

「お許しください」の言い換え表現

最後に、「お許しください」の言い換え表現を紹介します。相手や状況によって使い分けてみてください。

「ご容赦ください」

「お許しください」と同様、ビジネスシーンではよく耳にする「ご容赦ください」というフレーズ。

「容赦」には「許す」という意味があるため、「お許しください」の類似表現として使うことが可能です。

「お許しください」よりも丁寧な表現であるため、得意先や自分より離れた上司などに使うと良いでしょう。

Check!:どう使う? 「ご容赦ください」の正しい意味や使い方(例文付き)

「失礼いたします」

「お許しください」の類似表現として使いやすいのが「失礼いたします」というフレーズです。

「失礼」は他人に対して礼儀に欠けることや、心得をわきまえていないことを意味します。

例えば「メールでのご連絡失礼いたします」「お忙しいところ失礼いたします」と、「お許しください」と言い換えて使うことができます。

Check!:「申し訳ございませんでした」の謝罪は正しい? 意味と使い方を解説

「お許しください」は相手に許しを請うための言葉

「お許しください」は許しを請うフレーズでありながら、使用場面を選ぶ少し難しい言葉であることが分かりましたね。

使い方を間違ってしまうと、失礼になるだけでなく相手をさらに不快な気分にさせてしまいかねません。

本記事を参考にしっかりと意味を理解して、正しく使ってみてくださいね。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月14日に公開されたものです

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