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知ってる?「お許しください」と言ってはいけない場面

#ビジネス敬語マナー

ビジネスシーンでよく見聞きする「お許しください」という敬語フレーズですが、使う場面には注意が必要であると知っていますか? 今回は「お許しください」の意味や使い方、言い換え表現を例文とともに紹介します。

「お許しください」を使う時の注意点

「お許しください」は許しを請うための言葉ですが、実は許してほしい場面でも、不適切な状況があるのがこのフレーズです。

今回は2つのシチュエーションを紹介しますので、このような場面では使わないようしっかりと頭に入れてくださいね。

相手が怒っている時には使わない

相手が何らかの理由で怒っている場合、その怒っている理由が自分サイドにあるのなら「お許しください」は適切ではありません。

「お許しください」はあくまで許してもらうことが前提。許すかどうかは相手が決めることなので、この場合にはしっかりとした謝罪の言葉を使うのが重要です。

「申し訳ございません」「弁解の余地もございません」など、許しを請うのではなく、きちんと謝罪をしましょう。

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相手に無礼なことをした場合には使わない

例えば「請求書や見積もりの金額を間違えてしまった」「全く違う相手へのメールを送ってしまった」など、自分が失態を起こした事案を謝罪する際も、「お許しください」と伝えるのは避けましょう。

こういう場合失礼に値するだけでなく、相手側との今後のやりとりに差し障る事態になりかねません。

こういった場合も、誠意を持って謝罪するのが一番。素直に過ちを認め謝るのも立派なビジネススキルです。円滑にビジネスを進めるためにも、使用場面を見極めるのは本当に重要なのです。

▶次のページでは、「お許しください」の使い方と例文を紹介します。

※この記事は2023年11月14日に公開されたものです

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