長井かおりおすすめ最旬ファンデは「ゆるピタ」質感。オルビス新作“毛穴レスなめらかファンデ”
ベースメイクのお悩みとして多く挙げられる「毛穴」。特に最近は暑さから毛穴が開いてカバーするのが難しかったり、エアコンによる乾燥でファンデーションが毛穴落ちしたりして、悩みが深刻化している方も多いのではないでしょうか。
2024年9月20日にオルビスから発売される新作ファンデーション「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」は、そんな毛穴悩みを持つ方にぜひチェックしてもらいたいアイテム!
発売に先駆けてメディア向けに開催された新商品発表会では、人気ヘアメイクアップアーティストの長井かおりさんも登壇し、新リキッドファンデーションの魅力や使い方が紹介されました。
肌悩みの原点に立ち返って開発されたファンデーション
オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション
2024年9月20日に新発売となる「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」。オルビスでは、スキンケアの次に売り上げがあるのがベースメイクなんだとか。昨年発売となった「オルビスユー ベースメイクシリーズ」はスキンケア発想の下地とクッションファンデーションが展開され、ベストコスメも受賞するほど人気を博しています。
今回の新商品は、ユーザーから年齢問わず毛穴の目立ちに関する悩みが多く寄せられていたことが開発のきっかけだったそう。
これまでの肌科学知見をメイク効果へのアプローチに活かし、隙のない毛穴レス肌をかなえるには? 毛穴の目立ちをカバーして肌をきれいに見せるには? と何度も試作を重ねて生まれたのが、“毛穴レスなめらかファンデ”「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」です。
大人の肌は段階を踏んで毛穴が目立つ!?
ただ隠すだけでは、肌をよく知るオルビスがつくる意味が無い――そこで、まず着眼したのは「毛穴が目立つ肌状態とは何か」だったと、企画担当の中島さんは語ります。
年齢を重ねた大人肌では、若いころとは毛穴の悩みも変わってきますよね。毛穴悩みについて原点に立ち返って分かったのは、「大人肌は段階を踏んで毛穴が目立つ」ということ。
まず、開き・たるみ毛穴による「影の誕生」です。毛穴が開けば影が目立ちます。生まれたころから毛穴の数は変わらなくても年齢とともに毛穴が開いていき、その大きさや形状はさまざま状態に。それによって、さまざまな影も生まれてしまうんだとか。
続いて、毛穴周辺の環境の悪化による「影の加速」。開き・たるみ毛穴の周辺はキメの乱れも発生させます。それにより光の拡散力も弱まり、影を飛ばす力が弱まってしまうことで毛穴がより目立ってしまうとオルビスは考えたのです。
つまり、大人肌は「影の誕生」だけではなく「影の加速」についてもカバーしてこそ、毛穴の目立たないきれいな肌に導くことができるということ。この肌をメイク膜でかなえるという考えのもとで誕生したのが「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」。では、どのようにして「影の誕生」と「影の加速」をカバーしていくのでしょう?
毛穴を「埋める」×「とばす」Wのアプローチ
「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」は、「影の誕生」に対しては毛穴を「埋める」こと、「影の加速」に対しては毛穴を「とばす」こと。2つのアプローチで毛穴をカバーします。
毛穴を埋める行程には、カバー粉体のサイズに秘密があるんだとか。球状粉体を中心に構成している点、なおかつそのサイズを極限まで細かく均一にしている点がポイントです。
これまで、オルビスのファンデーションでは板状粉体を含めた構成を採用していました。板状粉体はその形状から、きれいに毛穴が埋まりにくいというデメリットがあります。しかし、総合的観点から板状粉体を含めた構成が採用されることが多いのが現状です。
今回はあえて球状粉体を中心にすることを選択し、さらにはサイズを細かく均一化させる方針に。これによりさまざまな大きさ、形状の毛穴も隙なくフラットに埋まりやすくなります。
毛穴を光でとばす行程は、肌の上でつくられる、細かく整ったきめのような均一膜によってかないます。粉体表面にダマ防止コーディングを施し、カバー粉体がムラなく均一に整列。それによって光が当たる表面積が広がり、光反射量がアップします。
この、「埋める」「とばす」をかなえるのが「スキンフィットカラー成分」です。均一でありながら薄膜に伸び広がるので、きれいにカバーしながら自然に仕上がります。
オルビスならではのスキンケア効果で美しいツヤを演出
毛穴を徹底的にカバーするため、球状粉体中心の構成にした「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」ですが、球状粉体が多いとツヤが出にくいという特徴があります。
しっかりカバーしたい。でも、ツヤもあきらめたくない……そんなジレンマの打開策となったのが、スキンケアでのアプローチです。
肌の土台をうるおいで整える「スキンコンディショニング設計」により、まずは肌内部にうるおいを与え、その上にうるおい膜を形成。こうすることで自然なツヤ感が出るだけではなく、スキンフィットカラー成分の密着をサポートし、毛穴カバー力の底上げや持続まで実現させることができたのだとか!
さらに、オルビスならではの保湿成分も配合されており、さまざまな不調もきれいにカバーしてくれます。
おすすめの使い方は? 長井かおりのお気に入りアイテムも紹介
長井かおりさん
新商品発表会では、人気ヘアメイクアップアーティストの長井かおりさんによるメイクデモンストレーションも披露されました。
長井かおりお気に入りアイテムはローションとウォッシュ
オルビスが展開する「ORBISmagazine」でのメイクにも携わっている長井かおりさんは、最近のオルビスに「機能性、効果実感、メーキャップ効果が高いアイテムも発売されていて、カラーメイクも攻めた色を出してトレンドを意識している」印象を持っているそう。
スキンケアアイテムではお気に入りアイテムがあるそうで、メイク前のおすすめアイテムとして「オルビスユー エッセンスローション」と「オルビスユー ドット フォーミングウォッシュ」を挙げました。
「ローションは朝晩じゃぶじゃぶとつけて、肌がごくごくと飲んでいくような“とろぱしゃ”質感が特徴です。(今のように)メイクの崩れが気になるシーズンは朝のローションを遠慮してしまう方が多いような印象なのですが、(オルビスユー エッセンスローションは)まったく遠慮なく夜と同じようにじゃぶじゃぶとつけられる」と絶賛。
そして、「メーキャップに非常にツヤが影響するというか、ほどよい質感にするため、私は“もちぺと”質感というのがメーキャップがのりやすい状態と考えているのですが、それを実現させやすいローションであると信頼しています」と笑顔で語りました。
「オルビスユー ドット フォーミングウォッシュ」については、「分かりやすく爽快感があるオルビス― ドットのウォッシュは、いい意味でプレーン。すっきりとして、それでいてうるおいを保持するので誰が使っても好まれる」と紹介。
「夏はこればかり使っていて、毛穴もそうですが、メイクの乗る肌になります」と、「オルビスユー ドット フォーミングウォッシュ」が今の時期、特におすすめであることを教えてくれました。
スピード感を持って塗るのがポイント
「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」は、これまで長井さんがオルビスに抱いていたイメージとは異なる、きちんと仕立てのハイカバーファンデーション。メーキャップ効果をしっかり望める質感です。
美容液のようにとろみのあるテクスチャーで、ツヤやうるおいを感じますが、ある程度のところまで伸ばすと、ピタっとステイするのが特徴的であると長井さんは語ります。
「最初はゆるく、ある程度まで伸ばすとピタっと膜ができて動かなくなる感じ。これは今、俄然トレンドであると認識しています」と長井さん。さまざまなファンデーションを試すなかでずっとゆるく、ツヤ高いファンデーションも人気ですが、その対極にあるすぐにピタっと固まるハイカバーマット系もまた人気があるそう。
対照的な2つの質感の中間に位置する「ゆるく始まっていいところでピタっとくる」ファンデーションは、ツヤがありながらステイ力もあり、まさに今のトレンド。肌に留まる感じを体感してほしいと会場に語りかけます。
そこから、この「ゆるく始まっていいところでピタっとくる」質感のファンデーションを上手に使う方法をメイクデモで教えてくれました。
まず使うのは下地。人気の「オルビスユー トリートメントプライマー」をスキンケア感覚で伸ばしていくと、ホワイトベージュのカラーでトーンアップがかないます。ローションでつくりあげた“もちぺと質感”を活かしながら、ファンデーションがのりやすい状態に導きます。
トーンアップをする際には、首に塗るのもポイントだそう。「オルビスユー トリートメントプライマー」は首に塗ってもべたつきがありません。
下地を塗ったら、ファンデーションへ。「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」は5点置きしてのんびり伸ばすのではなく、ゾーンごとにスピード感を持ってつけることできれいに仕上げることができると教えてくれました。
頬をカバーするときは目の下に斜めの縦線を入れるようにして指で乗せ、そこから外側に向かってスピーディーに伸ばしていくと、どんどん毛穴がカバーされてきれいに。だんだん、キュッキュッとステイしていく感覚が得られます。メイク膜が形成されたと感じたらファンデーションの行程が終了です。
大人が気になるたるみ毛穴をカバーするためにワンアクション加えるなら、膜が形成される前に毛穴が気になる部位を引き上げて、下から押し込んでいくようにすると良いと紹介してくれました。
たるみ毛穴をメーキャップでカバーするのは非常にテクニックがいるというのが長井さんの持論。普段は専用の下地やツールを使って行程を踏むそうですが、「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」はきれいに入って処方がすばらしい! と新ファンデーションを絶賛しました。
仕上がり時点ではうるおいに満ちたツヤを楽しむことができ、膜化すると少しセミマットに。カバーしたい部分に向けては、手元で少し空気に触れさせて硬くしてから重ねるテクニックが披露されました。
これまでよりも明るい色味が新登場
今回、「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」ではオルビスのファンデーションの中で一番明るい「ベージュピンク 01」の色味が展開されています。全体的に、手元に出した段階では少しトーンが沈んで見えますが、伸ばしていくと明るさが出るのが今回の新ファンデの特徴のひとつだそう。
昨今、韓国ビューティーの影響で多くのブランドから明るい色味のファンデーションが発売されていますが、「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」の「ベージュピンク 01」はそこまで白くないのが特徴的であると長井さんは語ります。
「今回、ブランドらしい明るい色をご用意されていて勉強になりました。ブランドによってはすごく強く白い色を展開しているところもあれば、かなり穏やかな明るさで展開しているところも。どのブランドも自分のブランドで考える明るさを展開している感じがすてきだなと。オルビスでは“ここちよく寄り添う”オルビスならではのカラーバリエーションです」とプロならではの視点も。
「私自身はつい、年齢とともに明るいファンデーションを塗って明るくして出演することもあったりなんかして(笑)。すごくハッとさせられました。自分らしい明るさがかなう『ベージュピンク 01』はとてもすてきだなと思います」と、色味の違いも見てほしいことをコメントしつつ、メイクが完了すると、「キャンドルサービス(笑)」とモデルを各テーブルに回して見せるなど、ユーモアあふれる発言で場を和ませました。
「オルビスユー エッセンスローション」でメイク直しもできる!
最後に今の時期ならではの質問「メイク直しテク」について聞かれると、「ちょっとおもしろい技」として「オルビスユー エッセンスローション」を使ったお直し術を紹介してくれることに。
「オルビスユー エッセンスローション」を手のひら全体にのばし、つけたてから少し馴染んだらメイクが崩れている部分にプッシュしていきます。この時、少し揺らしながらプッシュして、ヨレたメイク膜をほどいていくのがポイントとのこと。
メイクとローションがなじんだら、パウダーなどを重ねて簡単にメイク直し完了です。ローションが追加されたことで、よりつややかな仕上がりになりました。
長井さんは「ハイスペックなファンデーションが市場にあふれていて、誰が使ってもすべての満足をかなえるものばかりと思います。それは『オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション』においても言えると思います」と、トレンドを踏まえつつ、「ツヤを感じさせながら崩れにくい。絶妙な加減をかなえているこちらのファンデーションは、今後オルビスを引っ張っていくアイテムになると思いますし、トレンドをけん引するテクスチャーとも思います」とコメント。
最後に「カラーバリエーションを含めてお試しいただきつつ、今回ご紹介した塗り方の違いでメイク膜が固定される様子を実験していただけたら」と新商品を笑顔でおすすめしました。
ひと塗りでつるっと美肌がかなうリキッドファンデーション
オルビスといえばスキンケアのイメージが強いものの、だからこそ昨年、スキンケア発想の「オルビスユー ベースメイクシリーズ」が登場したときには、使い心地の良さと仕上がりの良さに驚かされました。
今回の新リキッドファンデーション「オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション」はさらに期待を超えてくるアイテム。年齢を重ねるほどに気になる毛穴を簡単、かつきれいにカバーできるなんて頼もしいですよね。今後の「オルビスユー ベースメイクシリーズ」にも注目です!
2024年9月20日発売
オルビスユー カラースキンケアマスク ファンデーション 25ml 全5色 各2,310円
(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
※この記事は2024年07月10日に公開されたものです