コーセーから新シリーズ「雪肌精 BLUE」「Prédia BLUE」が誕生! 肌に、心に、そして地球に新たな美を提案

#ビューティーニュース

コーセーは2025年5月16日に地球環境と共創した美しさを提案するふたつの新シリーズ「雪肌精 BLUE」「Prédia BLUE」を発売します。

メディア向けに開催された新製品発表会に参加し、和漢植物の美容成分を活かした「雪肌精 BLUE」と海の恵みをふんだんに盛り込んだ「Prédia BLUE」それぞれの魅力を伺ってきました!

トータル美容をかなえる

「雪肌精」は、自然の恵みで雪のように澄み渡る肌を目指すブランドとして1985年に誕生して以来、ロングセラーの「薬用雪肌精」のボトルにも象徴される「ブルー」を、ブランドカラーとして大切にしてきました。

今回、プレステージラインとしてデビューする「雪肌精 BLUE」には、その「雪肌精のブルー」に加え、地球、海、空の色である「ブルー」を守っていきたい、自然の恵みをいただきながら還元し、今まで以上に持続可能な循環を目指していきたいという思いも込められているそうです。

環境に配慮した成分のみを採用し、「日本瓦」からインスパイアを受けたアイコニックなデザインの容器には、キャップ部分に「ハトムギ」のもみ殻を練り込んだアップサイクル原料を使用。雪肌精が大切にする素材のひとつである「ハトムギ」を使用することでブランド内での循環をかなえます。

日々、たくさんのやるべきことに追われていたり、あまりにも多くの情報にさらされていたりする私たちに必要なのは自分と向き合う時間。お手入れの時間を自分を慈しむ時間にすることで内面の余白が生まれ、その余白が美しくすこやかな毎日、ひいては美しくすこやかな世界につながるのではーー「雪肌精 BLUE」が提案するのは肌だけではなく心までも整えるトータル美容です。

東洋発想のホリスティックなケアで心も肌もすこやかに

「雪肌精」は和漢植物の美容成分に着目したブランドであるという原点に立ち返り、「雪肌精 BLUE」では心身の調和を図り、本来備わっている自然治癒力を引き出す漢方を軸とした、東洋発想のホリスティックなケアに着目。

「Holistic Kampology」をコンセプトに、自己美肌力の発揮を阻害する要因を取り除き、自己美肌力そのものを高めるという二つのアプローチを目指します。

スキンケア、マインドケア、そしてカウンターでのカウンセリングを通した体質別ケアで一人ひとりが本来持つ機能を高め、心身のバランスが整ったすこやかな美しさに導きます。

「Holistic Kampology」は商品設計にも

製品開発においては、漢方における気・血・水の考え方を肌に応用したのが大きなポイントなのだそう。

生命活動を支える「気」を、肌においては細胞一つひとつが持つエネルギーに、血管を通じて全身に栄養やうるおいを与える「血」を、肌では表皮のターンオーバーに、血液以外の体液全般に相当し、水分代謝などにかかわる「水」を、肌においては天然保湿因子(MNF)と定義づけ、これらの3つのバランスを整えることで肌の自己美肌力を高めるアイテムづくりを行ったのだとか。

東洋医学では、心と体はつながっているという意味の「心身一如」という考え方があり、これはつまり心の不調が体に影響し、体の症状が心に影響を与えるということです。

では、心と肌のつながりは実際にどのようになっているのか? 「雪肌精BLUE」の開発では精神的ストレスと肌の関係性に着目したそうです。

その結果、ストレスを受けたときには表皮中のストレスホルモン(アドレナリン)が増加し、表皮に炎症を引き起こすことが分かりました。ストレスホルモンは炎症を介して表皮のタイトジャンクションバリアを低下させます。ストレスを感じる日が続くと肌の調子がいまいちになるのはこんな仕組みだったのか……と思わされます。

ストレスを肌の不調につなげないためには、表皮の炎症を止めるのが効果的と考え、その効果が期待できる生薬成分を探索した結果、見つけたのは高麗人参だったそう。「雪肌精 BLUE」のアイテムには「気」を補うとされる高麗人参のエキスが配合されています。

ときには落ち着かせ、ときには明るく持ち上げて。心ほぐれる香りにも注目

さらに、心までをケアするには香りも重要ということで、「雪肌精 BLUE」では「鎮静」と「覚醒」それぞれの特徴を持つ2種の精油を配合しています。

甘さの中に爽やかさもあり、安心感を与えるようなオリバナム(乳香)と、シャープですっきり爽快な印象のゲットウヨウ(月桃葉)の組み合わせが、落ち込んだ時は前向きに、気持ちを静めたいときはやわらげて……と、どんな時もそれぞれの気分に応じて効果を発揮するのだそう。

まるで背中をさすられているような安心感がありながら、ときには明日への期待や活力を目覚めさせてくれる、唯一無二のハーバルスパイシーフローラルの香りです。

クレンジングからクリームまで全12種のラインアップ

「雪肌精 BLUE」のデビューにあたり、なんと一気に全12種類の製品が発売されます。

<ラインアップ>
雪肌精 BLUE クリア ソフニング クレンジング オイル(クレンジングオイル)
雪肌精 BLUE メルティ オフ クレンジング ジェル(クレンジングジェル)
雪肌精 BLUE チャコール スクラブ ウォッシュ(スクラブ洗顔)
雪肌精 BLUE モイスト ステイ ジェル ウォッシュ(ジェル洗顔)
雪肌精 BLUE クラリファイング トナー(ふき取り化粧水)
雪肌精 BLUE ブライト リファイナー【医薬部外品】(導入美白美容液)
雪肌精 BLUE ディープ ハイドレイティング エッセンス リキッド Ⅰ/Ⅱ(2層状化粧液)
雪肌精 BLUE スムース ハイドレイティング クリーム(クリーム)
雪肌精 BLUE バウンス バランシング オイル(美容オイル)
雪肌精 BLUE ライブリー バランシング オイル(美容オイル)
雪肌精 BLUE ハイドロ バランシング オイル(美容オイル)

今回はその中から3つに絞っておすすめアイテムを紹介します。

自然の恵みが肌を抱きしめてくれるようなジェル洗顔

一つ目は「雪肌精 BLUE モイスト ステイ ジェル ウォッシュ」(120g/3,520円)。泡立てないタイプのジェル状洗顔料です。

クッション性の高いジェルが肌に密着し、うるおいを残しながら穏やかに汚れをオフしてくれます。乾燥しやすい肌もつるんとみずみずしい洗いあがりに。泡立てる必要が無いので忙しい朝にも活躍してくれますよ。

1本で十分なほどうるおう2層のエッセンスリキッド

ブランドいちおし製品のひとつが「雪肌精 BLUE ディープ ハイドレイティング エッセンス リキッド」(120ml/各7,700円)。ローション層とエマルジョン層の2層構造になった化粧液です。

単に水性成分と油性成分が2層になったアイテムとは一線を画し、コーセーが得意とするリン脂質カプセル技術により、エマルジョン層には肌なじみに優れるオイルと密封感の高いオイルが内包されています。

このエマルジョン層が上質なうるおいをもたらすローション層と混ざりあい、みずみずしさと充実感を同時に肌へ届けられる仕組みです。2種のタイプが展開されているうち、Ⅰは軽やかでみずみずしい感触、Ⅱはよりまろやかでリッチな感触になっています。

オリジナルのカウンセリングから導き出す3種のオイル

ブルーとホワイトを基調とするアイテム群の中で目を引くのが3種のオイル美容液です。こちらは気・血・水をもとに設計されており、カウンターでのカウンセリングから自分に合ったタイプを提案してもらえるのだとか。

3種それぞれテクスチャーが異なり、グリーンのボトルの「雪肌精 BLUE ハイドロ バランシング オイル」(30ml/8,800円)が最も軽やかで、続いてイエローのボトルの「雪肌精 BLUE バウンス バランシング オイル」(30ml/8,800円)、レッドのボトルの「雪肌精 BLUE ライブリー バランシング オイル」の順にこっくりとしたテクスチャーになっています。

基本となる香りは他のアイテムと共通していますが、「雪肌精 BLUE バウンス バランシング オイル」だけはオリバナムとゲットウヨウの香りを高めてブレンドしてあり、より深いリラクゼーションタイムへと誘います。

こちらはぜひカウンターでのカウンセリングを受けて選んでみてほしいアイテムです。

どんな自分も、気持ちの波も受け入れて楽しむ「Prédia BLUE」

「雪肌精 BLUE」の発売と同タイミングとなる5月16日、ブランド誕生から海の恵みを形にした個性あふれるアイテムを展開してきた「Prédia」から、肌だけではなく五感、そして心にまで海を感じる新シリーズ「Prédia BLUE」が誕生します。

「Prédia」誕生以来、大切にしてきた海は、まるで人間のようにさまざまな表情を持っています。ときには静かに、穏やかに。またあるときには力強く。そしてきらきらと朝日を反射して輝く姿も……。

さまざまな面を持つ海のように、自分の中に存在するあらゆる側面を受け入れ、愛すことができたらーーそんな思いから、自らの“波”さえも楽しむことから始まる新たなビューティーを「Prédia BLUE」では提案します。

産地や効果にこだわった素材をふんだんに取り入れ、そして海からいただいた恵みは環境にやさしいものづくりで未来へ還元。海に触れ、自分の心に触れる時間をつくり出すようなアイテムが展開されます。

海の恵みで澄んだ美しさへ

「Prédia BLUE」のブランドコンセプトは「Refresh w/SEA」。肌も心も浄化する、海のように心が澄んだ美しさと健やかさをかなえるため、ミネラル豊富な海泥をはじめする海の素材に着目し、五感を刺激するアイテムで自己の切り替えをサポートします。

また、クリーンなものづくりの一環としてパッケージにはコーセーで初めて「メカニカルリサイクルPE」を用いたチューブ容器を積極的に採用。環境負荷の低い容器で製品を提供します。

さらにロゴは海を想起させる有機的な柔らかい印象を宿したアイコニックなデザインに刷新し、海の爽やかさと豊かさを感じる白と淡いブルーのカラーが印象的なパッケージデザインとなりました。

気持ちの切り替えを香り、テクスチャーでもサポート

多様性がうたわれ、SNSの普及や社会への不安感から、さまざまな人買うの自分を使い分けることも増えた現代。その時々に合わせた自分の異なる側面と向き合いながら生活することも当たり前になり、複雑化した感情の切り替えに悩む人も増えています。

そこで、「Prédia BLUE」では「Flow friends me.」をテーマに、さまざまな感情を切り替えることや、楽しむことから始まる新たなビューティーを提案。

まずは「Prédia」が得意とするインバスケアから、気持ちのスイッチの切り替えを楽しむ2種の香りとアイテムを展開していきます。

一つ目の軸は「Over the HORIZON」。すっきりと気持ちを切り替えたいときや、爽やかな気持ちを楽しみたいときに使ってほしいアイテムを展開します。

水平線すらも超えて行けるような、身も心も目覚めるテクスチャー、香りを楽しめます。

<アイテムラインアップ>
Prédia BLUE リペア ヘッドクレンズ クレイ(クレンズトリートメント)

二つ目の軸は「Into the SEA」。気持ちを切り替え、落ち着きたいとき、穏やかな気持ちを楽しめるような、静かに海に潜りこみ、身も心もほぐし浄化するようなテクスチャー、香りのアイテムラインアップです。

<アイテムラインアップ>
Prédia BLUE クレンジング クレイ(クレンジング)
Prédia BLUE ウォッシング クレイ(クレイ洗顔)
Prédia BLUE シャンプー クレイ(シャンプー)
Prédia BLUE ヘアマスク クレイ(ヘアマスク)

今回は特にいちおしのアイテムを3つ紹介します。

人気の3in1処方クレンズトリートメントがリニューアル

「Prédia BLUE クレンジング クレイ」(250g/2,530円、500g/4,180円)は、デビューアイテムの中で唯一「Over the HORIZON」に属するアイテム。皮脂吸着効果にすぐれた国産海泥タナクラクレイや、天然ミネラル泥フライブルクファンゴをはじめとするクレンズ成分配合で、洗い残しがちな毛穴のよごれをしっかりとオフします。

充実したシャンプー効果がありながら、毛髪トリートメント効果も高く、1品で頭皮から毛先まで深くうるおいを与えます。泡立ちはありませんが、清涼成分によるすっきり感がやみつきになりそう。

泥タッチからオイルへ。使用中の変化も楽しめるクレンジング

「Prédia BLUE クレンジング クレイ」(150g/3,080円、280g/5,170円)は、クレイによる皮脂吸着成分と海由来の保湿成分をたっぷりと含んだ泥パック感覚のクレンジングです。

まるでクレイのような独特のテクスチャーが肌にぴたっと密着し、メイクや毛穴よごれをからめとります。なじませていくとジュワッとオイルがあふれ出し、それがオフのサイン。洗いあがりはぷるんとしたうるおい感があり、透明感のある肌へ導きます。

パックにも使えるクレイ洗顔

三つ目は「Prédia BLUE ウォッシング クレイ」(135g/3,080円)。泥そのもので洗っているような感覚の洗顔料です。クレイが水分を大量に抱え込んだ処方で、手にとるとほろっと崩れるような溶け感もある個性的なテクスチャー。

肌に隙間なくぴたっと密着してパック洗顔としても使える2wayタイプです。肌にのばすとひんやりとして気持ち良く、水を加えると肌上で濃密に泡立ちます。不要な汚れはしっかりと落としながらつっぱり感が無く、つるっとなめらかな洗いあがりを体感できますよ。

肌だけではなく心や地球にまで。現代における真の美を目指すブランドに

「雪肌精 BLUE」と「Prédia BLUE」、ボリュームたっぷりな内容でしたが、どちらも肌だけではなく心もケアし、そして環境にまで配慮したアイテムづくりになっているところが印象的でした。

近年、多くの国内メーカーがクリーンビューティーに力を入れていますが、ブランドそのもののコンセプトでクリーンなものづくりを謳うものはまだまだ少なく、今後日本のクリーンビューティー市場において存在感を見せていきそうです。まずは5月16日のブランドデビューを楽しみに待ちましょう!

(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2025年02月09日に公開されたものです

SHARE