婚約指輪は一緒に選ぶ派が約7割! 一緒に選ぶメリット&デメリットとは?
婚約指輪を一緒に選ぶカップルは少なくありません。では、実際にどれくらいの人が「一緒に選びたい」と思っているのでしょうか? その割合について調査した結果を発表します。また、一緒に指輪を選ぶメリットやデメリット、選び方 も解説するので参考にしてみてください。
婚約指輪というと、プロポーズの時に渡すイメージが強いかもしれません。
しかし、実際にはプロポーズの後で一緒に選ぶカップルもいます。
今回、マイナビウーマンでは「婚約指輪を一緒に選びたい」と思っている人の割合を調査。 結果を発表した上で、一緒に指輪を選ぶメリット・デメリットを紹介します。
また、2人で指輪を買いに行く時の選び方も解説するので、参考にしてみてください。
婚約指輪を一緒に選ぶ派は約7割
マイナビウーマンでは、20〜39歳の男女200人(男女各100人)を対象として、婚約指輪についてのアンケート調査(※)を実施しました。結果は以下の通りです。
Q.婚約指輪を一緒に選びたい?(全体)
・はい(69.0%)
・いいえ(31.0%)
※有効回答数200件
調査の結果、婚約指輪を一緒に選びたい派が全体の約7割を占めました。
男女の差を確認するため、性別ごとに集計した結果も見てみましょう。
Q.婚約指輪を一緒に選びたい?(男性のみ)
・はい(62.0%)
・いいえ(38.0%)
※有効回答数100件
Q.婚約指輪を一緒に選びたい?(女性のみ)
・はい(76.0%)
・いいえ(24.0%)
※有効回答数100件
性別ごとに見ると、「はい」と回答した男性は62.0%、女性は76.0%という結果に。女性は「一緒に選びたい」と考える傾向がより強いようです。
婚約指輪を一緒に選ぶメリット
今回のアンケートでは、婚約指輪を一緒に選びたいと考える人が男女全体の約7割と多数派でした。
では、指輪を一緒に決めるメリットとは何なのでしょうか? 考えられるものを以下に紹介します。
(1)女性が気に入ったものを選べる
婚約指輪を一緒に選ぶ男女共通のメリットとして、「女性が気に入ったものを選べる」が挙げられます。
女性としては、サプライズで指輪をプレゼントされることに憧れつつ、「あまり好きじゃないデザインだったら反応に困る……」という気持ちがあるかもしれません。
しかし、どんなに仲の良いカップルでも相手が100%気に入ってくれるアイテムを選ぶのは難しいものです。特に、めったに買わない高額な婚約指輪となると、男性側のプレッシャーは大きいはず。
そのため、男性としても2人で決めた方が「これなら気に入ってもらえる」という安心感があるでしょう。
(2)サイズ選びで失敗する可能性が低い
彼女のリングサイズを把握している男性は少ないかもしれません。
事前に相手のサイズを確認できれば良いですが、それだと婚約指輪を買おうとしていることがばれる可能性も。また、女性自身が正確な号数を分かっていないケースもあり得ます。
かといって、自宅で測ったとしてもタイミングや測り方によっては誤差が生じますし、指輪のデザインによってちょうどいいサイズ感は変わるもの。
そういったことを考えると、一緒に店舗へ行って試着しながら決めた方が、失敗は少ないといえるでしょう。
(3)2人で選ぶ時間を楽しめる
2人で指輪を選ぶメリットとして、その時間を一緒に楽しめるということも挙げられます。
婚約指輪は一生のうちに何度も贈ったりもらったりするものではありません。だからこそ、選ぶ過程を特別なイベントとして楽しめば、良い思い出になるでしょう。
婚約指輪を一緒に選ぶデメリット
婚約指輪を一緒に選ぶことには、以下のようなデメリットもあります。
(1)サプライズ感がなくなる
結婚指輪を一緒に選びに行けば、当然ながらサプライズ感はなくなります。
そのため、女性が「サプライズで指輪を渡されてプロポーズを受けたい!」という希望を強く持っている場合は、期待外れになってしまう可能性も。
それが心配な男性は、プロポーズ用のリングや指輪につけるダイヤモンドだけを購入してプレゼントするのも手です。
こうすれば、サプライズを実現しつつ、サイズやデザイン選びで失敗するリスクを抑えられます。
(2)予算が心配で気まずくなる
カップルで婚約指輪を見に行った時、彼女が「これ良いな」と指差したリングが予算をオーバーしていてドキドキした……という男性がいるようです。
また、女性側が「本当はこっちの方が好きだけど、予算を考えると言えないな……」と気を使ってしまうケースも。
予算には限界があるので仕方ないことですが、男女共に金額面で気まずくなる場合があるのも、2人で指輪を選ぶデメリットといえるでしょう。
婚約指輪の選び方
最後に、婚約指輪を一緒に選ぶ時のポイントを解説します。
(1)予算を決めておく
婚約指輪を選ぶ前に、2人で相談してある程度の予算を決めておきましょう。
相場は20~40万円くらい ですが、人によってお財布事情や価値観は異なるため、気にしすぎなくて大丈夫です。
(2)既製品かオーダーメイドか検討する
婚約指輪は、オーダーメイドで作ることも可能です。また、素材や各パーツのデザインを好きに組み合わせる、セミオーダーメイドという選択肢も。
オーダーメイドだからといって、全てが既製品と比べてかなり高いというわけではありません。そのため、特別感やオリジナル感を出したい場合は検討してみると良いでしょう。
(3)素材やデザインをある程度決めておく
婚約指輪に使われる素材は、プラチナやゴールドが定番です。
ただ、例えばゴールドの中にもイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなど種類があり、同じ色名でもブランドによって微妙にカラーが違います。
また、同じ素材でもリングのデザインによって雰囲気は変わるもの。
素材とデザインの組み合わせは無数にあるので、ある程度「こういう素材でこういうデザイン」というイメージを持っていた方が、絞り込みやすくスムーズに選べるでしょう。
(4)検討するブランドを絞り込む
好きなブランドがあるなら、その指輪を購入するのも良いでしょう。
ブランドと聞くと高額なイメージもあるかもしれませんが、手が届きやすい商品を用意しているショップもあります。
また、ある程度指輪のイメージが固まってから、理想に近いリングの取り扱いが豊富なブランドを調べて絞り込むのもおすすめです。
婚約指輪を一緒に選ぶメリットは多い
「婚約指輪を渡されながらプロポーズされたい!」という女性や「サプライズでリングを渡したい!」という男性はいるでしょう。
一方、男性1人で選ぶと、デザインやサイズで失敗しないか気になる人もいるかもしれません。
そんな時は、婚約指輪を2人で選ぶのがおすすめです。女性が好きなデザインのものを買えますし、試着できるのでサイズを間違う心配も少ないのがメリット。
サプライズ感はなくなってしまいますが、指輪を選ぶ時間は、2人にとってすてきな思い出になるはずです。
相手の意向もくみ取りつつ、どのように婚約指輪を用意するか考えてみてくださいね。
(丸山りさ)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日:2022年1月13日
調査対象:20~39歳の男女200人(うち男性100人、女性100人)
※この記事は2022年07月20日に公開されたものです