倦怠期に距離を置く適切な期間とは。別れる気がない場合の注意点
どんなカップルにも訪れる可能性がある「倦怠期」。そんな倦怠期を乗り越えるために、距離を置くことを考えている人もいるのではないでしょうか。今回は、倦怠期に距離を置くメリットと、適切な期間や連絡頻度などを解説します。
倦怠期を乗り越える1つの手段として、距離を置くことが挙げられます。
しかし、「距離を置いたら別れにつながるんじゃないか?」「距離を置いている間は何をすべき?」と不安な人も多いでしょう。
ここでは、倦怠期に距離を置くメリットや、効果的な距離の置き方などを解説します。
倦怠期に距離を置く4つのメリット
最初に、倦怠期に距離を置くメリットを解説します。
ここで解説するメリットに共感する人は、一時的に相手と距離を置くことを考えても良いかもしれません。
(1)冷静に自分の気持ちを考えられる
倦怠期に恋人と顔を合わせ続けていると、今後、相手とどういう関係でいればいいのか分からなくなることがあります。
恋人と距離を置いて冷静になると、自分の本当の気持ちが見えてくることも。相手にとっても、同じようにゆっくりと考える時間が必要なのかもしれません。
突発的に行動して後悔しないためにも、一時的に距離を置くのが有効な場合があります。
(2)自分の時間をゆっくり過ごせる
「何かと恋人を優先しがち」という人は、知らず知らずのうちにストレスをためていた可能性があります。
恋人と距離を置いて自分の時間をゆっくり過ごすと気持ちに余裕が生まれて、改めて恋人の大切さに気づけるかもしれません。
(3)自分の改善点が見えてくる
倦怠期に恋人と一緒にいると、相手の悪い面ばかりが目についてしまいがち。自分に至らない点があったとしても、それに気がつく心の余裕が無いのかもしれません。
距離を置いてみると、「最近、ファッションやメイクに手を抜いていたな」「連絡が来てもしばらく返していなかったな」など、自分が改善すべき点が見えてくる場合も。
これが、倦怠期を乗り越えるヒントになる可能性があります。
(4)新鮮な気持ちで再会できる
付き合いが長いとお互いの存在に慣れてくるので、最初の頃の新鮮な気持ちやワクワク感はどうしても薄れてきます。
距離を置くと、マンネリ化した気持ちがリセットされ、付き合った当初の気持ちを思い出せるかもしれません。
倦怠期を乗り越える距離の置き方
距離を置くと言っても、どのように過ごすのが効果的なのでしょうか? ここでは、効果的な距離の置き方を解説します。
(1)期間や連絡頻度を決めておく
期間を決めずに距離を置いたり、一切連絡を取らないでいたりすると、気持ちが冷めてしまい別れにつながるケースがあります。
「1カ月後に会って話し合う」「週に1回は連絡する」など、距離を置く期間と連絡頻度を具体的に決めておきましょう。
期間と連絡頻度の目安は?
3カ月以上会わないでいると、距離を置いている状態に慣れてしまいます。距離を置くのは短くて1週間、長くても3カ月未満がおすすめです。
また、距離を置いている間も1週間に1回程度は連絡を取り合うのがおすすめ。
ただし、期間も連絡頻度もこれが全てのカップルにとって適切とは限りません。一番大切なのは、2人に合った距離感を見つけることですよ。距離を置く前に、2人でじっくり話し合いましょう。
連絡手段はLINEか電話どちらが良い?
距離を置いている間の連絡手段は、LINEでも電話でもどちらでもOKです。
声を聞くと距離を置く覚悟が揺らいでしまう、電話がお互いにとって負担になるようならばLINE。文章だけのコミュニケーションでは不安な場合は電話を選ぶなど、2人にとって心地良い方を選んでください。
(2)1人の時間に自分磨きをする
距離を置き始めた時は、それが正しい選択なのか悩んで落ち込みやすくなるものです。
しかしネガティブに過ごすよりも、「距離を置く選択は正しい」と思って前向きに行動すると、倦怠期を乗り越える自信につながるかもしれません。
距離を置いている期間は、おしゃれをしたり資格の勉強をしたりして、自分磨きを楽しんでみましょう。
(3)倦怠期の原因を分析する
倦怠期の原因を分析して改善しなければ、今後もまた同じことが起きる可能性が高いです。その度に距離を置いていると、別れにつながってしまう場合も。
距離を置いている間は、2人の関係性について家族や信頼できる友人に相談するのがおすすめです。
また、倦怠期の原因があなたにある場合は、悪かった点を改善する必要もあります。
(4)今後どうしたいのかをしっかり考える
将来についてあまり2人で話し合っていなかったのであれば、距離を置いた期間に今後どうしたいかを考えてみましょう。
今後について考えると、あなたの気持ちも固まりやすくなるはず。気持ち次第で別れを覚悟しておく必要もあります。
倦怠期に距離を置く際の注意点
ここでは、倦怠期のカップルが距離を置く際の注意点を解説します。
(1)嫉妬させようとするのはNG
相手を嫉妬させようと他の人と関係を持ったり、浮気したりしないようにしましょう。
相手の気持ちが冷めていたら、あなたを見て「もう別れよう」となる可能性があります。一般的には「距離を置いている=別れた」という意味ではないので、誤解を生む行動は避けましょう。
(2)別れる可能性があることも考えておく
距離を置いた結果、相手や自分が「別れたい」と思う可能性もあります。
そして、2人が同じ答えを出すとは限らないと理解しておくことが大切です。距離を置くことにはリスクもあるのです。
そのリスクを取ってでも距離を置く必要があるのか、2人でじっくりと話し合ってみましょう。この倦怠期を乗り越えたら、きっと2人の絆はさらに深まるはずですよ。
自分の気持ちをしっかり確認しよう
倦怠期に距離を置くと「やっぱり彼or彼女しかいない!」と再確認できたり、「自分のここが悪かったな」と改善策を考えられたりします。
距離を置く際は、期間や連絡頻度などを決めておくのがおすすめ。2人にとってちょうど良い距離感を話し合い、倦怠期を乗り越えるきっかけにしてください。
(夏目椿)
※画像はイメージです
※この記事は2021年12月20日に公開されたものです