結婚8周年はゴム婚式・青銅婚式。由来やプレゼントの選び方を紹介
「ゴム婚式」や「青銅婚式」という言葉を聞いたことがありますか? これはどちらも結婚8周年の記念日を指す言葉です。今回は、「ゴム婚式」「青銅婚式」の由来や、8回目の結婚記念日におすすめのプレゼントをご紹介します。
一年に一度の結婚記念日。8回目にもなると、「今年は何を贈ればいいんだろう」とネタに尽きてきた人もいるのではないでしょうか? そこで今回は、結婚記念日のプレゼントに、ぴったりのおすすめアイテムを紹介します。
8回目の結婚記念日は、「ゴム婚式」や「青銅婚式」、さらには「電気器具婚式」と呼ばれています。そんな結婚記念日の呼ばれ方にちなんだプレゼントを贈れば、ちょっと特別な結婚記念日になるはずですよ。
また、「ゴム婚式」「青銅婚式」「電気器具婚式」の由来も紹介します。8年分の感謝が伝わるプレゼントで、結婚記念日を楽しくお祝いしましょう。
結婚8周年の結婚記念日の由来
結婚記念日の始まりはイギリスが発祥とされており、明治27年に明治天皇が「大婚二十五年祝典」として銀婚式を行ったことで、日本でも習慣化されるようになりました。
結婚8周年の記念日は、年月と共に様々な解釈がされ、3つの呼び名が誕生しました。ここでは、その3つの呼び名それぞれについてご紹介していきます。
ゴム婚式
結婚8周年の1つ目の呼び名は、「ゴム婚式」で、「ごむこんしき」と読みます。
ゴムは伸ばしても多少のことではちぎれない弾力性を持っています。多少のことでは揺るがない夫婦の絆をゴムに例えて、ゴム婚式と呼ばれるようになったそうです。
青銅婚式
「青銅婚式」も8周年記念日の呼び名の1つで、読み方は「せいどうこんしき」です。
青銅とは、銅にすずを混ぜて作られた合金のこと。2つが混ざり合うことで強度のある、青緑に輝く金属になります。
青銅婚式はそんな青銅をなぞらえて、「お互いが混ざり合うことでより強く美しい関係になってほしい」という願いが込められています。
また、結婚生活も8周年に入り経済的に安定してきた夫婦が、青銅をプレゼントしあったことから呼ばれるようになったという説もあるそうです。
電気器具婚式
結婚8周年は新婚時代に買った家電に不具合がでてくる時期。電化製品を買い換えるタイミングということで、「電気器具婚式」とも呼ばれています。読み方は「でんききぐこんしき」です。
「ゴム婚式」にちなんだプレゼント
結婚8周年の記念日は「ゴム婚式」という名前なので、ゴムを使ったものをプレゼントに選んでみてはいかがでしょうか。
ゴム製品の中から、おすすめの品を紹介していきます。
予算について
ゴム製品は、安いものから高いものまで幅広くあります。結婚記念日のプレゼントとして選ぶ場合は、自分の予算に合わせて選択してください。
1つの目安として「記念日×1万円」で予算を設定することがあります。その場合だと、8周年の結婚記念日の予算は8万円です。
しかし、5周年や10周年といった節目に高価なプレゼントを用意することが多いため、その真ん中の結婚8周年の記念日は、予算を低めにとることも多いようです。
「5,000~1万円程度」にしておくと無難でしょう。
(1)ゴムの木
結婚記念日のプレゼントには「ゴムの木」がおすすめです。
ゴムの木には「永遠の幸せ」という花言葉があり、そこから「幸せな夫婦生活が長く続きますように」との願いが込められた縁起の良いアイテムとして人気があります。
(2)ラバー腕時計
「ラバー腕時計」も人気があります。
ゴム婚式にちなんだアイテムであるだけではなく、時計には「同じ時を刻む」というロマンティックな意味合いもあります。結婚記念日にはピッタリのアイテムです。
(3)ラバーブレスレット
ファッションが好きな方に多く選ばれているアイテムが「ラバーブレスレット」です。身に着けるだけでファッションのアクセントになります。
相手の方の誕生石を使ったラバーブレスレットをプレゼントすれば、結婚記念日にぴったりです。
(4)ラバーサンダル
ゴム婚式のゴムにちなんだプレゼントとして、「ラバーサンダル」をプレゼントに選ぶこともおすすめです。ラバーサンダルは履きやすく、洗いやすいので普段遣いの機会も多いでしょう。
また、サンダルならおそろいで購入しやすく、夏場だけでなくちょっとした外出など普段から使える実用的なプレゼントになります。
夫婦で色違いにするなど、さりげないペアアイテムを購入したい方にもぴったりです。
(5)ヘアゴム
ヘアゴムは髪が長い人にとって欠かせないものです。いくらあっても困らないプレゼントであり、シンプルで使いやすいデザインから大きな装飾がついた華やかなものまで、デザインも非常に幅広いです。
場所をとらずに実用的なプレゼントを贈りたい方は、ヘアゴムを選んでみてはいかがでしょうか。
「青銅婚式」にちなんだプレゼント
青銅婚式という呼び名も、結婚8周年にはあります。その名前の通り、プレゼントするなら青銅製品もおすすめです。
予算について
青銅が使われているものは高価なものが多いため、予算を「1万円以上」で考えている人におすすめです。
また、本物の青銅ではなく、青銅色のものをプレゼントする場合は5000円~で考えると良いでしょう。
(1)アクセサリー
青銅婚式という呼び名から「アクセサリー」をプレゼントする人も多いです。
青銅の色をしたお揃いのアクセサリーや、新しいペアリングをプレゼントして、2人の仲を再確認するのもおすすめです。
(2)インテリア雑貨
青銅の「インテリア雑貨」をプレゼントに選ぶのもおすすめです。小物入れや、時計、一輪挿しなどであれば、どんな部屋のインテリアにもぴったりです。
(3)青銅製の一輪挿し
青銅は銅とすずを混ぜた合金で、ブロンズとも呼ばれます。茶色が主流になったものや、青がはっきりと出た青銅もあり、花を飾る一輪挿しでも定番の材料です。
青銅ならではの落ち着いた風合いはインテリアにも映える上、長く愛用できる頑丈な合金です。一輪挿しは玄関やリビングなど、いろいろな部屋に置きやすく花のある生活を送れます。
(4)箸置き
青銅の箸置きは、金属の光沢がいつもの食卓をさらに華やかに演出できます。高級感があり、和食器とも相性抜群です。
傷がつきにくく水に濡れても繰り返し使える上、食事の度に目にする思い出の品になります。
(5)ペアカップ
青銅婚式にちなんだ、青銅を使ったマグカップは安定感があり年代問わず長く愛用できます。
青銅ならではのブルーとグレーが混ざり合った色合いは、性別問わず持ちやすいところも人気の理由です。ペアカップにすることで、毎日のティータイムも青銅婚式を思い出す記念になるでしょう。
「電気器具婚式」にちなんだプレゼント
電気器具婚式という呼び名の通り、電化製品をプレゼントするのもおすすめです。
電化製品は値段が高いものが多いので、夫婦どちらかへのプレゼントとして選ぶのではなく、買い換えとして夫婦で選ぶのが良いかもしれません。
予算について
電化製品を結婚記念日に合わせて買う場合は、夫婦で相談して決めるのが良いでしょう。
記念日の予算の目安として「記念日×1万円」で予算を設定することがありますので、8万円で買える家電を考えてみるのも1つの方法です。
(1)デジタルフォトフレーム
思い出の写真がたくさんある夫婦なら、「デジタルフォトフレーム」がおすすめです。デジタルフォトフレームを飾っておけば、8年分の夫婦・家族の写真を好きなだけ楽しむことができます。
(2)掃除機
掃除機もおすすめのプレゼントの1つです。
掃除機はどんどん進化をしています。ロボット掃除機をはじめ、片手で持てる重さのものや、コードレスのものなど、種類も豊富にあります。
毎日の家事を助けてくれる家電を、記念日をきっかけに見直してみてはいかがでしょうか。
(3)古い家電を買い換える
毎日使うような家電の買い替えは、約7~8年と言われています。つまり結婚8周年は、家電の買い替えの時期です。
古い家電を新しくすることで、家の中の雰囲気を一新できるだけでなく、電気代の節約や家事の負担を減らすことにも繋がります。
(4)タブレット
タブレットは動画鑑賞や読書、調べものなど、あると便利なデジタル機器として人気の高いアイテム。
夫婦で共有もしやすいため、電気器具婚式をきっかけに新しいタブレットに切り替えてみてはいかがでしょうか。
(5)電動歯ブラシ
電動歯ブラシは日々の健康にもつながるため、今後も夫婦で健やかに暮らしたいという気持ちを込めた贈り物にもなります。
最近では、スマートフォンと連動した電動歯ブラシも出ており、選ぶ楽しさも味わえるかもしれませんね。
(6)ケトル
多くの家庭で使われているケトルは、8年目の結婚記念日のタイミングで新調するのもおすすめです。
知り合いの夫婦に贈る場合でも、価格帯的にもちょうど良いプレゼントにもなるでしょう。
(7)コーヒーメーカー
電気器具婚式を記念して、コーヒーメーカーを購入することもおすすめです。コーヒーメーカーで豆を挽き、おいしいコーヒーを淹れることは毎日の生活がさらに楽しくなります。
狭い台所にも置けるコンパクトなデザインのコーヒーメーカーも増えているため、飲む量や使い方に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
先程紹介した、ペアカップで楽しむのもすてきですね。
ちょっと特別な結婚記念日にしよう
結婚8周年を迎える夫婦は、すでに家庭の基盤もしっかりとできてきた頃でしょう。
5周年や10周年の結婚記念日に比べたら、大きな節目ではないかもしれませんね。しかし結婚記念日は、日頃の感謝を伝える絶好のチャンスです。
一生の思い出に残るようなお祝いはしなくても、いつもよりちょっと特別な日にできるようにプレゼントを贈るのはいかがですか? 結婚8周年は呼び方が3つもありますので、その呼び方にちなんだプレゼントを贈るのがおすすめです。
今回ご紹介した品を参考に、ぜひ探してみてください。すてきな結婚記念日になることを願っています。
(髙橋めぐみ)
※画像はイメージです
※この記事は2021年10月25日に公開されたものです