女性が喜ぶ言葉って? NGワードと伝える時のコツ
女性が喜ぶ言葉だと思って伝えたつもりが、逆に不機嫌にさせてしまった、なんて経験はありませんか? 今回は恋愛ライターの丸山りささんに、本当に女性が喜ぶ言葉と伝え方のポイントを教えてもらいます。
相手を喜ばせる言葉は、互いの距離を縮めたい時とても有効です。
恋愛面では、片思いの相手へのアプローチや付き合っている彼女への愛情表現など、女性が喜ぶ言葉を使うことで、さらに特別感を与えられるでしょう。
今回は、女性が喜ぶ言葉をジャンル別に紹介します。また、女性を喜ばせるコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
【日常編】女性が喜ぶ言葉
女性が男性に言われてうれしい言葉はたくさんあります。
そしてモテる男性は、日常の中でさりげなく女性を喜ばせる言葉を使えるのです。
さっそく、女性が喜ぶ言葉を見ていきましょう。
(1)「またかわいくなった?」
「かわいい」「きれい」と言われて喜ばない女性はほとんどいないでしょう。ただし、褒められ慣れている女性の場合、特別うれしい言葉ではない可能性も……。
そんな女性にも効果的な褒め言葉が「またかわいくなった?」です。
「また」とつけることで、「いつもかわいいけど」「さらにかわいさが増した」というニュアンスを表現できるため、褒め言葉がより特別なものになります。
(2)「すごくセンス良いね」
女性がこだわっていそうな部分について褒めると喜ばれるでしょう。例えば、ネイルや髪型、ファッションなどが挙げられます。
女性からすれば、こだわっていることに気づいてくれただけでもうれしいもの。そこをさらに褒められると、うれしさも倍増でしょう。
ただし、女性をよく観察していないとピンポイントで褒めることは難しいので、日常からチェックしておくことが大切です。
(3)(コンプレックスに対して)「俺はかわいいと思う」
コンプレックスが1つもないという人は少ないでしょう。
そこで、もし女性が自分のコンプレックスを気にするような発言をした時には、すかさず「自分はそこが魅力的だと思う」とフォローするのがおすすめです。
短所だと思っている部分を褒められると「受け入れられている」と思えますし、自分に自信もつきやすいです。
(4)「○○がすごく好み」
これは、彼氏以外の男性に言われてもうれしい言葉です。男性から「好みだ」と言われると、ドキッとしてしまう女性も少なくないでしょう。
「笑顔が好み」「話し方が好み」など、相手のどういう部分が好きなのかを具体的に言うと効果的です。
ただし、他の女性にも言っていたり、言い慣れている雰囲気だったりすると喜ばれないので、多用はしないようにしましょう。
(5)「優しいね」
「優しい」という言葉は、相手を肯定する言葉でもあります。
ただし、特に優しい行動や発言をされていない時に言うと、嫌味だと思われてしまう可能性も。
そのため、本心で「優しいな」と感じた時にサラッと褒めるのがおすすめです。
(6)「一緒にいると楽しい」
「○○ちゃんと一緒にいると楽しい」は、全てを肯定してくれているように感じられる言葉です。
相手に対して興味や好意がなければ言わない言葉でもありますよね。
彼女や親しい女性に言えば「性格が合う」「好みが合う」「もっと一緒にいたい」という気持ちも伝わるでしょう。
(7)「尊敬する」
仕事や恋愛、美容など、女性が頑張っていることに対して「尊敬する」と表現するのがおすすめ。
「すごいですね」といった言葉も、尊敬を込めて言うと喜ばれるでしょう。
わざとらしくならないように「自分にはまねできないな、本当に尊敬する」といったふうに使ってみてください。
(8)「いつもありがとう」
自分の行動に対して、感謝の言葉を掛けられるのは誰でもうれしいものです。
「ありがとう」は、自分も相手も良い気分にさせることができる魔法の言葉。
いつも感謝の気持ちを忘れない人とは、一緒にいて楽しいものですし、もっと一緒にいたいと思うでしょう。
(9)「この前言ってた話なんだけど……」
女性が以前話した何気ないことを覚えていてまた話題に出すと、うれしく感じる人もいます。
「前に言ってた○○だけど」と、女性との会話を覚えているということは、女性の話を真剣に聞いていたという証拠。
きっと相手の女性に好印象を与えられるでしょう。
(10)「いつも頑張ってるね」
「いつも頑張ってるね」「頑張り屋さんだね」と言われると、照れくさいようなうれしいような気持ちになる女性も多いのではないでしょうか。
「頑張っている」と思う女性には、ぜひ声を掛けてみましょう。
【メール・LINE編】女性が喜ぶ言葉
女性が喜ぶ言葉を言いたい、本心から感謝や褒め言葉を伝えたいと思っても、面と向かって言うのは恥ずかしい時もあるでしょう。
そんな時、LINEやメールでなら直接伝えるよりも的確に思いを伝えられます。
LINEやメールで女性を喜ばせられるメッセージも覚えておきましょう。
(1)「早く会いたいな」
LINEやメールをするのは相手と一緒にいない時ですよね。離れている時に「会いたい」と伝えることで、女性に好意を示すことができるでしょう。
また「一緒にいない時でも相手のことを考えている」ということが伝わるため、女性が喜ぶ言葉と言えます。
(2)「今日も楽しかった」
これは、デートや遊んだ後におすすめの言葉。デートの後に何も連絡がないと「楽しかったのは自分だけなのかな」と寂しく感じる女性もいます。
しかし「今日も楽しかったよ」と連絡が来れば、女性は安心できるでしょう。
次のデートにつなげたい時には、必ず送っておきたいメッセージです。
(3)「大変だったね・お疲れさま」
自分を気にかけてくれる言葉は、相手の思いやりを感じられてうれしいもの。
特に、疲れている時に優しい言葉を掛けてもらうと心に響きやすいでしょう。
この言葉は相手に「気遣いができる人」「思いやりがある人」という印象も与えられます。
(4)「好きだよ」
顔を見て直接伝えにくい言葉でも、LINEなら「好き」や「愛してる」と送れる人もいるでしょう。
定期的に愛情表現の言葉が欲しいと感じている女性は少なくありません。
LINEやメールだけでも、しっかりと愛情表現をして彼女を喜ばせましょう。
女性が喜ぶ言葉を言う時のポイント
同じ言葉でも、関係性や言い方によって女性に与える印象は異なります。特に、言い方については気にする女性も多いでしょう。
ここでは、女性を喜ばせる言葉を言う時のポイントを見ていきましょう。
(1)具体的に言う
単なる「かわいい」や「頑張ってるね」と言うだけでは、上辺だけの言葉やお世辞として受け取る女性も多いでしょう。
女性を喜ばせたいなら、「笑顔がかわいい」「大変な仕事なのに頑張ってるね」など、具体的にどこを褒めているか分かる言葉が効果的です。
(2)本心からの言葉を言う
いくら女性を喜ばせたくても、やたらと褒めたりおだてたりするのは逆効果です。
かえって「うそくさい」「誰にでも言っていそう」と思われる可能性もあります。
女性を喜ばせたいなら、うそはつかず本心からの言葉を伝えましょう。また、上から目線にならないようにも注意してください。
(3)共感する
女性が会話の中で求めるのは「共感」です。意見を押しつけたり、アドバイスと称して説教したりするのは、女性からすれば楽しい会話ではありません。
親しい人に理解や共感を求める場合もあるので、「大変だったね」「つらかったんだね」と同調してくれる言葉に喜びを感じるでしょう。
(4)サラッと言う
女性を喜ばせるための言葉は、サラッと言うのがポイントです。
「褒めてあげた」「言ってあげた」と感じるような言い方は、「お世辞っぽい」「上から目線」だと思われかねません。
女性を褒める時は、「当たり前のことを言っただけ」「いつも思っていることを言っただけ」というスタンスを心掛けると好感度が上がりやすいでしょう。
(5)第三者の存在を使って褒める
女性を褒める時のコツとして、第三者の存在を活用するのも効果的です。
「友だちも言ってたんだけど、センス良いよね」など、自分だけでなく他の人も褒めているということを伝える方法です。
複数人から褒められていることが分かれば、女性はよりうれしい気持ちになるでしょう。
勘違いに注意! 女性が喜ばない褒め言葉
「喜ばせようと言ったつもりが、かえって不機嫌にさせてしまった……」という経験をしたことはないでしょうか?
最後に、男性が女性に言わない方が良い言葉を見ていきましょう。
(1)「真面目だね」
「真面目だね」という言葉は、褒めているのかどうか判断しにくい言葉です。
あなたが褒め言葉のつもりで言っていたとしても「融通が効かないって意味かな?」「面白みがないってこと?」と誤解を招く可能性もあります。
女性の真面目な部分を褒めたい時は、言葉を変えるか具体的に伝えるのが良いでしょう。
(2)「男前だね」
「男前だね!」という言葉は、人によってうれしいかそうでないかが分かれる言葉。
相手によっては、「女性として見られていない」と自信を失ってしまう可能性もあります。
どうしても伝えたい時は「かっこいいね」「すてきだね」など、言葉を変えた方が良いでしょう。
(3)「俺は顔で選ばない」
外見で人を判断しないと言いたい時に、「俺は彼女を顔で選ばない」と言う男性もいるでしょう。
しかしこの言葉は、女性によっては失礼だと感じることもあります。女性は「私の顔はかわいくないってこと?」と受け取ってしまう可能性があるためです。
「性格を重視するよ」など、表現を変えて伝えましょう。
(4)「写真写り良いね」
「写真写りが良い」という言葉も、女性にとっては微妙な言葉として受け取られることがあります。
人によっては「実物はそうでもないのに」というニュアンスを感じてしまうことも。
写真を褒めたい時は「かわいい」「写真でもきれいだね」といった言葉を使いましょう。
(5)「脚がきれい」など体のパーツを褒める言葉
2人の関係性にもよりますが、男性から体のパーツを褒められることに対して敏感な女性もいます。
男性としては褒めているつもりでも、女性からすれば「体目当て」だと思ってしまうことがあるのです。
また、関係性によっては「セクハラ発言」ともなりかねないので、男性が積極的に女性の体を褒めるのはやめておきましょう。
女性が喜ぶ言葉で「感謝」や「愛情」を表現しよう!
女性を喜ばせたいなら、具体的かつシンプルな言葉を選ぶと良いでしょう。
わざとらしく「褒めてあげた」という感じが伝わると、せっかく本心から言った言葉でもネガティブに受け取られる可能性があります。
あくまでさりげなく、言われた相手の立場に立って考えてから発言すると失敗しにくいです。
「感謝」や「愛情」を上手に表現して、女性を喜ばせることができる男性を目指しましょう。
(丸山りさ)
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※この記事は2021年07月30日に公開されたものです