鉄板! 好きな人との電話でおすすめの話題10選
好きな人や、マッチングアプリで出会った人との初めての電話。「盛り上がるかな、話題ないよ……」とお悩みではありませんか。今回は、マリッジ・ライフ・プランナーの安東徳子さんが、カップルの電話でおすすめの話題をご紹介します。
気になる人と電話をすることになったのに、いざ話すと沈黙が増えてしまったり、話題が思いつかなかったりしませんか?
電話のような「音声コミュニケーション」と、直接会って話す「対面コミュニケーション」では伝わり方に差があるので、それは当然のこと。話しやすいテーマや話の振り方など、電話ならではの会話術を覚えておきましょう。
初対面でもOK! きっかけになりやすい話題ランキングTOP5
友達なら会話が続くのに、恋愛を意識した関係だと話題が続かなかったりするもの。そこで、好きな人との電話で選びたい話題を、著者が思う話のきっかけになりやすい順にランキング形式でご紹介します。
1位:天気の話題
意外かもしれませんが、きっかけになりやすい話題の1位は天気の話です。そもそも、楽しい会話は、お互いが同じレベルで理解できることが大前提。同じレベルで話ができ、さらに誰も傷つけない世界共通の公正な話題が天気の話なのです。
マッチングアプリなどで出会った、ほぼ初対面の相手とも話しやすい話題なので、天気の話に絡めて相手の体調を気遣ったり、ファッションの話をするなどしてみてください。
退屈な話題と思われてしまうかもしれませんが、会話のきっかけをつかむ上でとてもおすすめの話題です。
会話の例
「最近、急に暖かくなってきたよね! 体調崩してない?」
「今日、20℃超えたんだって! 服装悩まない?」
2位:食べ物の話題
おいしい物が苦手という人はあまりいないので、食べ物は共感しやすい話題です。さらに、食の趣味が合うかどうかも知ることもできます。
話す時は「この前おいしいお店に行ったんだ」だけではなく、「このお店、○○にもあって……」など、具体的に話せるデータを集めておきましょう。そうすれば話題が尽きることもありません。
会話の例
「昨日行った店、壺漬けカルビがすごくおいしくて。他のお店を調べてみたら、都内に3カ所あるみたい」
「おいしい焼き鳥のお店に行ったんだけど、炭火で焼いてるんだって」
3位:ドラマ・映画の話題
大切なのは、お互いが見たことのある作品を話題にすることです。映画なら2時間の共通体験をしているのと同じことなので、「あのラストは泣けたよね」と感動を伝えやすくなります。
他にも音楽や小説、マンガ、ゲームなどでもOKです。
会話の例
「こないだテレビでやってた映画見た? すごい感動した!」
「今やってる月9のドラマ見てる? あれ、面白いよね!」
4位:デートの約束をする
電話ができる関係性になったなら、次はデートの約束を取りつけましょう。
「デート、どこ行く?」だけではすぐに話が終わってしまう可能性があるので、自分の行きたい場所についてリサーチしておきましょう。話が弾むだけでなく、相手の好みも聞き出しやすくなります。
旅行や遠足は行く前の準備も楽しいもの。会話も盛り上がり、実際のデートも充実したものになるはずです。
会話の例
「今度一緒に行く場所、3つ案を考えてみたんだけど、どれがいい?」
「○○水族館には、関東ではここにしかいない○○っていうクラゲが見られるから行ってみたいな」
5位:相手の声や話し方を褒める
まだ会って間もないからこそ、電話で伝わる相手の印象について褒めるのもおすすめ。電話で好印象を抱いたならば積極的に伝えていきましょう。
ただし、「○○さんってすごい早口で聞き取りづらい……」などのネガティブな話題はもちろんNG。あくまでも相手の良いところを伝えるようにしましょう。
会話の例
「○○さんの声聞いてるとすごく落ち着く。よく言われるんじゃない?」
「○○さんの話し方って丁寧で良いよね。仕事中もそんな感じなの?」
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お互いを深堀りする話題5選
続いて、少し関係性が進んだ2人におすすめの、お互いへの理解をさらに深めるための話題を5つご紹介します。
(1)仕事、学校の話題
日常のことなので話しやすく、お互いのパーソナリティを知る上でも役立ちます。
ただし、話しやすい話題だけに、業界用語のような相手に伝わらない言葉を多用しないように気をつけましょう。
(2)家族の話題
今後のお付き合いで大切になってくるので、お互いの理解を深めるため、恋人の家族観を知っておきたいもの。
ただ、「家族構成は?」「どんなお母さん?」では、まるでお見合いです。「うちでは○○なんだけど、あなたの家ではどう?」「ニュースでこう言ってたけど、○○さんの家も同じ?」など、基準となる例を挙げて聞くのがベスト。
また、家族自慢にならないように、相手とのバランスを考えながら自分の話をするようにしましょう。
(3)今日あったこと・うれしかったこと
今日あったことやうれしかったことは、とりとめのない話になりがち。「会社に行く電車でこんなことがあった」「最近、うれしかったことベスト3」など、シーンやテーマを絞って話しましょう。
また、失敗談もNGではありません。むしろ、大抵の失敗談は笑い話になってしまうもの。大切なのは話題よりも「話し方」です。
(4)お金の話題
お金の話題はタブーとされがちですが、相手の価値観を理解する大切な情報です。お給料の額を聞くのはNGですが、お金の価値観については聞いても大丈夫でしょう。
その際、「いくら使ったか」ではなく、使い方を質問するのがおすすめです。「この前洋服を衝動買いしちゃった! ○○さんは、衝動買いとかするタイプ?」など、お金に関する考え方をさりげなくすり合わせていくと良いでしょう。
(5)相手への愛情を伝える
電話で顔が見えないからこそ、対面では恥ずかしいことも言いやすくなるもの。「○○さんのそういうところ、やっぱり好きだな」のように、愛情を伝えるのも良いですね。
愛情を伝える時は、一言でOK。まくしたてられるようにキザな言葉を言われると、相手も引いてしまうかもしれません。
好きな人との電話でNGな話題
電話では、同じ話題でも、対面のコミュニケーションの4割弱しか相手に伝わらないといわれています。そのため、避けた方がいい話題もあります。ここからは、電話でNGな話題を見ていきましょう。
(1)誰かの悪口・愚痴
人の悪口を言うということは、自分の人生が今、うまくいっていないと伝えているようなもの。
言われた相手は不信感を抱くだけでなく、「今後もこういう話を聞かされるのか」と、マイナスイメージを持ってしまいます。
(2)恋愛や結婚についての考え方
電話はどういう温度で話しているか分かりにくく、恋愛や結婚についての深い話は、長く付き合っているカップル以外は避けた方が無難。
どうしても聞きたいならば、「ドラマの『私の家政婦ナギサさん』みたいに50代まで独身の人って多いみたいですね。○○さんの周りは何歳ぐらいで結婚する人が多いですか?」など、ドラマや映画、実際の人物などの事例を挙げて話しましょう。
特に職場での価値観は似やすいので、相手の職場の人の傾向を聞くのはおすすめです。
好きな人との電話を盛り上げる会話テクニック
相手が気持ちよく話してくれることも、楽しい会話には大切です。電話での会話を盛り上げるための会話のテクニックを伝授します。
(1)ポジティブな相槌を打つ
顔が見えない電話では、相づちが重要になります。「すごいですね」「本当ですか?」など、ポジティブなボキャブラリーを増やしましょう。
また、自分が話すよりも、相手にたくさん話してもらうためのジャブを打つのも効果的。ポジティブな相づちで話しやすい雰囲気をつくりましょう。
(2)誘い(いざない)ワードを使う
「それでそれで?」「その後、どうなったんですか?」など、相手の言葉をさらに引き出し、話しやすくする「誘いワード」で会話を続けましょう。
これは、相手に「私はあなたとの電話を楽しんでいますよ」と暗に伝えられるテクニック。どんどん相手の話を引き出しましょう。
(3)電話の最後に感想と予告を伝える
電話の最後に「楽しかった」のようなポジティブな感想を伝えましょう。
さらに「(話題に出た)○○監督の映画を見ておきますね」というように、次回の話題のネタを予告しておくと、次の電話やデートへと発展しやすくなります。
お互いが「楽しい」と感じることが一番
最後に、好きな人との電話で注意すべきなのは、ダラダラ続いてしまうこと。
「今から30分話しましょう」では味気ないので、「10時にお風呂に入るので、それまでお話しませんか?」など、自然な形で時間を決めると良いでしょう。
電話は、お互いが楽しいと感じることが一番。相手が話しやすい空気感をつくって、好印象を与えてくださいね。
好きな人に電話する際のポイントや恋愛テクニックを詳しく紹介します。
(安東徳子)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年04月26日に公開されたものです