手放したくない。「理想の女性」10の特徴
男性目線で見た「理想の女性」に共通する特徴とは? 今回は、恋愛コラムニストの藤本シゲユキさんに、理想の女性の見た目や性格の特徴を解説してもらいます。併せて、年代別の男性が思う理想の女性像もご紹介。ぜひ参考にして、理想の女性に近づいてくださいね。
男性目線で見た「理想の女性」とは、一体どのような人物を指すのでしょうか?
もちろん、男性が求める理想の女性像はそれぞれ違いますが、それでも今も昔も変わらない理想は存在します。
今回は、そんな理想の女性像について解説いたします。
理想の女性の特徴【性格編】
まず、男性が思う理想の女性の性格についてお話しいたします。
(1)共感力が高い
日本人は共感力が高い人種であると言われながら、本当の意味でこの能力が高い人は少ないと私は考えています。
共感力とは、「相手の気持ちを考えることができて寄り添える能力」のこと。
共感力が高い人が多ければ、「もっと自分のことを分かってほしい」と、生きづらさを抱えた人がこんなにもいるはずはありません。つまり、「人の気持ちを分かっているようで分からない人の方が多い」のだと思います。
そういった理由から、本当の意味で相手に寄り添うことができる共感力が高い人は、男女問わず理想として求められていると言っていいでしょう。
(2)相手に配慮ができる
ここで言う配慮には「気配り」も含まれますが、相手の立場に立って物事を考えられる人は、多いようで少ないもの。
なぜかと言うとほとんどの場合、前提が相手の立場じゃなくて、自分の立場なんですね。
つまり、「相手がどう思うか?」よりも「自分がどう思われるか?」ばかりを考えている人の方が多いので、それが配慮のなさにつながっているというわけです。
そんな中で、相手がどう思うかを軸に物事を考えられる女性は理想的と言っていいでしょう。
(3)建設的な考え方ができる
「建設的な考え」とは、前向きであり、問題解決に向けて良くしていこうとする思考力のことです。
例えば、相手に相談を持ち掛けたのに、言い訳ばかりして何も解決しようとしない人よりも、ちゃんと解決しようと前向きに考えられる人の方が好まれるじゃないですか。
建設的な考えの人と一緒にいると明るくなれますし、問題が起こっても解決に向けた考え方ができるので、その姿が理想的に映るわけです。
(4)他人への興味がある
悲しい現実ですが、日本人は人に興味がない人間の方が多いです。
相手のことを好きだと言いながら、その人に全然興味を示せない人は多いですし、興味じゃなく詮索になっているケースもよくあるんですよね。
人に対する興味とは、「今のその相手がどのようにしてつくられたのか」を知ることです。
この興味が、相手に対する理解力になり、共感力にも結びつくというわけですね。
誰だって、「自分のことを分かってほしい」と大なり小なり願っているので、自分に対して正しい興味を持ってくれる女性を理想として求めるのは、ある意味当然と言えるでしょう。
(5)度胸がある
よく「男はか弱い女性が好き」と言われていますが、これには大きな語弊があります。
その女性のふとした瞬間の弱さや儚さが好きなのであって、自立していない女性が理想というわけではありません。
何かあった時にどっしりと構えていられる女性は、今も昔も好まれますし、そこには絶大な安心感や信頼感もあるんですね。
そして、この安心感や信頼感がないと、その女性と結婚したいとは思えないという人も多いでしょう。「男は度胸、女は愛嬌」と言われますが、実は度胸がある女性の方が理想的なのです。
理想の女性の特徴【見た目編】
次に、多くの男性が思う理想の女性の見た目について、解説いたします。
(1)姿勢が良い
各媒体でしつこいぐらいに言っていることですが、猫背の女性に「良い女」はいないでしょう。
良い女と呼ばれる女性は、例外なくみんな背筋がピンと伸びています。
男性が思う理想の女性も同じで、例えば分かりやすく男性人気が高い女性芸能人に、猫背の人っていないじゃないですか。
なので、いちいち口に出しては言わないけれど、デフォルトで求められているのが、姿勢の良さだと思っていいでしょう。
(2)肌に透明感がある
肌に透明感がある女性は、やはり理想的です。
元々肌がきれいな女性はさておき、透明感を出すためには、日々のスキンケアなどを習慣化するのが大切。
もちろん、食生活もきちんとしていないと、肌に透明感は出ないですよね。
最近では、さらに肌の透明感を出すためにエステやクリニックなどで脱毛している女性も多いです。
こうした努力を男性は実はよく見ていて、日々のケアを怠らない女性に対しては憧れを抱きやすいもの。
(3)髪に艶がある
肌と同様に、髪にも清潔感が現れます。
潤いがあるツヤツヤ髪は、清潔感だけではなく女性の色気を感じることができますね。
髪にちゃんと清潔感が現れている女性は、定期的に美容室でヘアケアをしていますし、自宅でできるケアを行っている人も多いのではないでしょうか。
清潔感って、ただ出るものじゃなくて、出すためにはそれなりの労力が必要なんですよね。
(4)後ろ姿が美しい
多くの女性があまり意識していないのが、自分の後ろ姿なんですよ。これ、実はめちゃめちゃ男性に見られてます!
姿勢の良さに加えて、キュッと上がったお尻、そしてきれいな歩き方に目を奪われる男性は多いもの。
今は、YouTubeを見れば自宅でできる美尻トレーニング動画がありますし、美しい歩き方を解説する動画も無料で視聴できる良い時代です。
後ろ姿を美しく魅せるための努力も、理想の女性になるには必要だと言えるでしょう。
(5)歯がきれい
歯が命なのは芸能人に限った話ではありません。ホワイトニングなどが普及した今、一般の人にも歯のきれいさは求められています。
歯の白さを維持している女性は、定期的にホワイトニングに通って、自宅でもケアしているのではないでしょうか。
年代別「理想の女性」の特徴
続いては、男性の年代別に「理想の女性」の特徴について、解説いたします。
大前提として今からお話することは、傾向として強いというだけであり、その年代に当てはまるすべての男性に該当するというわけではありません。
20代はルックス+生活力がある女性が理想
20代前半では主にルックスが求められ、後半になるとルックスに付け加えて生活力が求められる傾向が高いです。
ここで言う「生活力」とは、家事スキルや生きていく上でのたくましさのことですね。
30代は「自分軸」を大切にする女性が理想
女性に好みのルックスを求めるのは、30代男性であっても変わりません。
ただ、30代になるとそれに加えて「自分軸」がある女性を求める人が多くなる傾向があります。
自分軸とは、その女性の個性であり、価値観や考え方のことです。
いわゆる量産型と呼ばれる女性に興味を示さなくなるのも、この年代からであることがよくあります。
40代は自立した女性が理想
40代の男性も自分好みのルックスの女性を求めることが多いです。
また、この年代になると、女性に求めるものが「自立心」か「若さ」に分かれることも多く、この両方を求めているという男性もいます。
理想の女性になるためにやるべきこと
それでは最後に、理想の女性になるためにやるべきことを3つ、解説いたします。
(1)姿勢や歩き方、体型を変える
基本的に、成長する人は自分が変えられる部分を変えて、成長しない人は、変えられない部分をどうにかしようとあがきます。
姿勢・歩き方・体型は努力次第で変えられますし、肌や髪も体質や髪質は人それぞれ違うけど、変えられるポイントになります。
あとは、歯のケアなどお金をかければ改善できる部分もあるので、このように変えられる部分は磨いていくといいでしょう。
世の中で理想と言われる女性は、それなりの努力をして、自分に対してお金をたくさん使っている傾向にあるのではないでしょうか。
(2)内面を磨く
内面を磨くとは、自立した一人の人間として生きることです。
自分の頭で考え、それを選択し、そして実際に行動に移し、さらに責任を取ること。この積み重ねが内面を磨くということなんです。
なので、人に流されていたり、誰かの意見がないと動けなかったりしている間は、内面が磨かれていないですし、これでは誰かに依存する生き方から抜け出せないんですよ。
あと、自分で自分の機嫌を取れるようになるのも、内面を磨くことにつながりますよ。
(3)自分を大切にする
自分を大切にするとは、大切な誰かをもてなす時にする行いを、自分にもするということです。
どういうことかと言うと、大切で大好きな人を自宅に招いたとしましょう。その時、どんなもてなし方をするか考えてみてください。
その行いを自分にもするということが、自分を大切にすることなんです。
そもそもですが、自分を大切にしていないのに、人に大切にしてもらおうだなんて虫が良すぎますよね。
なので、「理想の女性=自分を大切にしている女性」であることは、忘れないでください。
共感力を鍛えることが理想の女性への近道
冒頭でお話したように、理想の女性と言っても、人それぞれ求めるものは違います。
しかし、それでも今も昔も変わらず求められているものはありますから、今回のコラムではその傾向がとくに強いものをお伝えしました。
それから、これは大切なことなので覚えておいていただきたいのですが、前述した共感性について。共感力は一朝一夕で身に付けることができませんが、常日頃から色んな人の気持ちを考えるように癖づけると良いでしょう。
共感力は誰でも持っているものと思われていますが、高いレベルでこの能力を使っている人は男女問わず少ないです。
理想と言われる女性は例外なく共感力が高いので、そうなれるよう、人の気持ちを理解する訓練を積み重ねることも、忘れないでください。
(藤本シゲユキ)
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※この記事は2021年03月12日に公開されたものです