「かまってちゃん」にならない上手な甘え方6つ
ふと寂しさを感じて、恋人や好きな人にかまってほしいと感じる時ってありますよね。心理カウンセラーの秋カヲリさんいわく、かまってほしい心理は男女で違うのだそう。どうすればその気持ちを相手に伝えられるのか、上手な甘え方と共に解説してもらいました。
寂しかったり疲れていたりすると、恋人にかまってほしいと感じることがあります。
男女問わず甘えたい時はありますが、実はそれぞれかまってほしい心理は少し異なります。また、どうやったら上手にかまってもらえるのでしょうか?
かまってほしい時の上手な甘え方や避けるべきNG行動をご紹介します。
【男女別】かまってほしい心理とは
なぜ、かまってほしいと思うのでしょうか? 男女別に、かまってほしい時の心理を解説します。
男性が「かまってほしい」と思う時
まずは男性がかまってほしいと思うのはどんな時かと、その心理について解説します。
(1)疲れていて癒やされたい
仕事などで疲れていると癒やされたくなるもの。男性にとって女性は癒やされる存在であることが多いため、かまってもらうことで疲れを癒やしたいと考えるようです。
(2)気を抜いてリラックスしたい
特に男性は弱みを見せるのが苦手なので、外では気を張っていることが多く、プライベートな場ではリラックスしたいと感じます。そんな時はわがままを言ったりして、彼女にかまってほしいと思うようです。
(3)母性を求めている
世話焼きな家庭で育った男性だと、恋愛のパートナーにも母性を求めがち。「いろいろとかまってくれた母親と同じように、付き合っている女性にかまってほしい」という心理が働くこともあります。
女性が「かまってほしい」と思う時
(1)寂しい気持ちになっている
女性は男性よりも密なコミュニケーションを好むので、比較的寂しい気持ちになりやすい傾向があります。特に恋愛だと寂しさを感じやすいので、不安になってしまうことも。
あまりデートできていなかったり、連絡頻度が低くなっていたりすると「かまってほしい」と感じます。
(2)愛されている実感がほしい
恋人からはいつだって必要とされたいもの。男性は女性ほど言葉数が多くなく、恥ずかしがり屋な性格の人が多いので、女性に対する愛情表現が不足しがちです。そのため「愛されている実感がない」と感じて、かまってほしがる女性は少なくありません。
(3)守られたい
女性は男性に頼りたい、守られたいという願望があります。相手にかまってほしいと思うのは、こうした願望の表れでもあります。相手が自分の方を見てくれると「ちゃんと私に意識を向けてくれているんだ」と感じ、安心するのです。
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かまってほしい時の上手な甘え方やアピール方法
どんなに「かまってほしい」と思っていても、甘え下手だとなかなかかまってもらえません。男女別に、かまってほしい時の上手なアプローチ方法を解説します。
男性に効く上手な甘え方・アピール方法
まずは男性に甘える時の上手なアピール方法についてです。
(1)素直にかまってほしいと伝える
男性はストレートにコミュニケーションするので、何事もはっきり伝えた方がいいです。何となくで察してもらおうとすると、うまく意思疎通ができず、けんかの火種になることも。素直に「かまってほしいんだけど……」と言って甘えましょう。
(2)甘えたい理由を伝える
男性も疲れていてかまう気力がないこともあります。そんなタイミングで甘えられても、「今じゃないとダメ?」と感じることもあるでしょう。
そういった時は「こういう理由があって、今かまってほしいんだ」と伝えると良いでしょう。そうすれば、なぜ「今」なのかが相手に理解されやすく、かまってほしいタイミングでかまってもらえます。はっきり言葉で伝えるように心掛けましょう。
(3)甘えるたびに喜ぶ
男性は心の奥で常に「女性に頼られたい」と思っています。自分が甘やかすことで女性が笑って喜んでくれると「今、自分は頼られているんだ」と実感できて、男性自身も安心感を抱くのです。
そうすることで、これからも甘えやすくなるので、うれしい気持ちは素直に伝えてください。
女性に効く上手な甘え方・アピール方法
次に、女性に甘える時の上手な甘え方についてお伝えします。男性の時との違いにも注目してください。
(1)あなただけにしか甘えられないと伝える
男性にはリードしてほしい、甘えられるより自分が甘えたい、と考えている女性は多いもの。そんな女性に上手に甘えるには「君だから甘えられるんだよ」と特別感を伝えるのがポイントです。
そうすれば、女性は多少思うところがあっても「私にしかこういう姿が見せられないんだな」と感じて、ちゃんと受け止めてあげたい! という気持ちになります。
(2)一緒に愛情も伝える
ただ甘えているだけだと「私はあなたのお母さんじゃないよ!」と言われてしまうことも。甘える時は、女性に対しての愛情もしっかり伝えるようにしましょう。
「こうやって甘えさせてくれて助かってるよ、ありがとう」「こうやって甘えさせてくれるところ、好きだよ」と愛情を言葉で伝えれば、女性はきゅんとするでしょう。
(3)普段は頑張っている姿を見せる
恋愛ではギャップが大切。普段、仕事などで頑張っている男性が甘えてくると「いつも働いている姿は格好いいけど、たまにこうやって甘えてくるのがかわいい!」と感じて、女性は母性をくすぐられます。
また、いつも甘えてばかりだと「頼りないなあ」と思われるリスクがありますが、頑張った上での甘えなら受け入れられやすいでしょう。甘えられるのが苦手な女性にも許容されやすくなりますよ。
かまってほしい時にやっちゃダメなNG行動
かまってほしいと思っている時にやってはいけないNG行動があります。円満な関係を保つために、ダメなパターンも把握しておきましょう。
(1)LINEを何度も送る
かまってほしくても、近くにいなかったら甘えられないですよね。そんな時にLINEを何度も送るのは絶対にNG! 一方的で重く感じてしまいます。
親しき仲にも礼儀あり。相手の都合もありますから、思いやりは忘れずに節度を保ったコミュニケーションを心掛けましょう。
(2)TPOをわきまえる
どんなにかまってほしい時も、TPOをわきまえて甘えるようにしましょう。公衆の面前でかまってほしい! とアピールすると非常識だと思われてしまいますし、相手が疲れている時にしつこく要求するのも思いやりがありません。
2人きりの時や、家などのプライベートな場で、相手にも余裕がある時に「かまってほしい」と甘えるのがベターです。
(3)甘えっぱなしにならない
恋愛関係はバランスが大事。どちらかだけが甘えっぱなしだと負担が偏ってしまい、だんだん気持ちが離れていってしまうかもしれません。甘えられている方はもちろん、甘えている方も「自分ばっかり甘えていて悪いな」と居心地が悪くなるでしょう。
持ちつ持たれつで、お互いに助け合う関係を築きましょう。
相手の気持ちも考えつつ、上手に甘えよう
恋人にかまってほしいと感じるのは自然なことです。適度な甘え方であれば2人の距離を縮めることができるでしょう。
男だから、女だからと考えず、お互い程よく甘えられるように、かまってほしい時は素直に頼れる関係性をつくってくださいね。
(秋カヲリ)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年01月27日に公開されたものです