人間関係がうまくいかない原因は? うまくいかない人の特徴や対処法を解説
仕事・プライベートにかかわらず、人間関係がうまくいかない時期はあるもの。職場の人や家族、友達との人間関係を改善できる方法があるなら知りたいですよね。今回は心理カウンセラーの笹氣健治さんに、人間関係がうまくいかない原因や対処法を教えてもらいました。
人間関係がうまくいかない人の特徴15個
いつも人間関係がうまくいかない……という人には、いくつか特徴的な態度が見られます。
自分でも気づいていない場合がありますので、当てはまっているものがないかどうか、チェックしてみてください。
1.意見の押しつけ
自分の意見や意向を他人に押しつけ、相手を自分の思い通りに動かそうとする。
2.自分の欲求を優先
自分の欲求や要求を優先し、他人の意見や状況を考慮しない。
3.不機嫌な態度
思い通りにならないと不機嫌な態度を示し、自分の意見や要求を強く主張する。
4.傲慢な態度
自分が優れていると考え、他人を見下したり軽蔑したりする。
5.自分が一番という思い込み
自分の意見や方法が一番正しいと思い込んでいる。
6.責任転嫁
自分の失敗や困難を他人や状況の責任にして、他人を非難したり状況を批判したりする。
7.恨みの感情
自分が不運や不利な状況に置かれたと感じると、他人を恨んだり不平を言ったりする。
8.自己正当化
問題が起きた時に、他人や環境を批判することで「自分は悪くない」と自己正当化を図る。
9.他人視点の無視
自分自身の視点や意見に固執し、他人の視点や意見を無視する。
10.無遠慮な発言
自分の考えや意見を優先し、他人が傷つく可能性を考慮せずに思いついたまま発言する。
11.自分の話に集中
コミュニケーションの際、自分の話に集中し、相手の意見や感情を受け止めようとしない。
12.批判的な態度
自分のことは棚に上げて、他人のミスや欠点に対して批判的な態度を示す。
13.否定的な言葉遣い
他人のミスや欠点を指摘する際に、「いつもこうだ」「なぜそんなミスをするのか」といった断定的な言葉を使う。
14.優越感を求める
他人のミスや欠点を自分と比較し、自分が優れているという自己陶酔的な態度を持ち、優越感を得ようとする。
15.不適切な助言や指導
他人に対して助言や指導をする際、相手を改善しようとする一方で、相手を傷つける言葉を平気で使う。
いかがでしたでしょうか?
完全には当てはまらなくても、「少し当てはまるかも」と思ったものがあったかもしれません。私たちは誰もが多かれ少なかれ、こういった傾向を持っているものです。
そして、このような態度がつい出てしまうと、人間関係を壊す原因になることがあります。
そうならないためにも、自分が無意識で取ってしまっている態度を、まずは自覚することから意識すると良いでしょう。
▶次のページでは、人間関係がうまくいかない時の対処法を紹介します。
※この記事は2020年10月29日に公開されたものです