既読スルーされた側のLINE傾向とは? 既読スルーする心理とされやすい内容6つ
既読スルーされた側が内容で気をつけるべきことは? 既読スルーする心理の前提を紹介しながら、男女別に既読スルーされやすいメッセージの特徴を心理カウンセラーの秋カヲリさんが解説します。返信をもらいやすい内容を考えていきましょう!
LINEなどのSNSで既読スルーされると、落ち込むことはないですか? 特に、相手が気になる人だと、傷ついて「もう連絡できない……」と心が折れてしまうこともあるでしょう。
そもそも、なぜ既読スルーするのでしょうか?
今回は、既読スルーする理由や無視されやすいLINEの特徴、そして男女別の対処法まで解説します!
「既読スルー」や「既読無視」とは?
おさらいにはなりますが、「既読スルー」や「既読無視」とは、LINEなどSNSで送られてきたメッセージを読み、「既読」だけ付けて返信しないことです。
それに対して、「未読スルー」は既読にすらならず、読んでもいない状態でスルーすることです。
既読スルーにしても未読スルーにしても、メッセージを無視されているのですから、送った側としてはモヤモヤしますよね。
既読スルーする心理・理由
では、そもそもなぜ既読スルーをするのでしょうか? 既読スルーしてしまう心理を5つピックアップして解説します。
(1)会話が終了したと思っている
「もう会話が終わったな」と思って、悪気なく既読スルーするパターンはよくあります。これは疑問形などで分かりやすく話し掛けていない場合や、スタンプだけで返信した場合に起こりやすく、単なるコミュニケーションのすれ違いです。
特に男性は「用事がなければ連絡しない」というタイプも多く、会話が一段落したらそこで自己完結することがよくあります。
(2)話題に興味がない
単純に、話題に興味がなく返信する気にならず、既読スルーにつながっていることも珍しくありません。これは、特にグループLINEで起こりやすく、自分は興味がない話題だからと既読スルーする人はとても多いです。
(3)何を返したらいいのか分からない
メッセージの意図が分からず「このメッセージは何を伝えたいんだろう? なんて返したらいいの?」と迷って返信できず、そのまま既読スルーするパターンも。
これをしてしまうのは、目的意識が明確な男性に多く、日記のようななんてことないLINEは返信してもらえない可能性があります。
(4)相手に興味がない
つらい現実ですが、こちらもあり得ます。
興味が持てなくなった時点でパタリとLINEのやり取りをやめてしまい、既読スルーする人が多いです。
(5)メッセージのやり取りが苦手
そもそもメッセージのやり取りが苦手な人は、返信に時間が掛かりがち。最初は返信する気があっても、忙しくて後回しにしているうちにうっかり忘れてしまうこともよくあります。
これも、男性に多く見られます。
【男女別】既読スルーされやすいメッセージの特徴
既読スルーされやすいLINEには特徴があります。また、それは男女で異なる特徴ですので、男女別にチェックしてきましょう。
男性に既読スルーされやすいLINEの特徴
まずは、男性から既読スルーされやすいメッセージの特徴を3つご紹介します。
(1)ダラダラとした長文
男性は女性ほど密なコミュニケーションを求めず、シンプルなコミュニケーションを求めます。男性の方が女性より口数が少ないのもこのためです。
だから、1回のメッセージが長文だと読む気を失くしてしまい、既読スルーされがちに。
(2)省略が多い
女性は察する能力が高いので、1から10まで話さなくてもお互いに察し合いながら会話を進められる傾向があります。
しかし、男性はそこまで話を推測できないので、きちんと説明しないと意図が伝わらず「で、何を言いたいんだ?」と首をかしげてしまいます。そして、既読スルーしてしまうのです。
(3)単なる日常の共有
男性のコミュニケーションには必ず目的があります。それに対して女性のコミュニケーションは、目的がないことも多く、情報を共有すること自体を大切にしているのでズレが生まれます。
「今日はこんなことがあったんだ!」といった単なる日常の共有をすると、男性から「それで?」と思われてしまい既読スルーされやすいでしょう。
女性に既読スルーされやすいLINEの特徴
次に、女性から既読スルーされやすいメッセージの特徴です。
(1)スタンプのみ
女性は一つの情報からさまざまな推測をするので、スタンプだけを送ると「もう会話を終わりにしたいのかな?」「興味がないのかな?」と考えて、そこでLINEをストップさせることがあります。
(2)質問などがない受け身な内容
また、質問などのない受け身な内容のメッセージもあまり好まれません。
じれったく感じて面倒くさくなってしまい、既読スルーで終わってしまうこともよくあります。
(3)自分の話ばかりしている
女性は、たとえLINEなどのメッセージであっても相手との一体感を重視するので、自分の話ばかりする男性は「自分勝手な人だな」「自慢っぽい」とネガティブな印象を抱きやすく、あまり仲良くしたいとは思えません。
そして、結果的に既読スルーにつながるでしょう。
【男女別】既読スルーされた時の対処法
最後に、既読スルーされた時の対処法をお伝えします。
もし、これらの対処法をトライしても既読スルーされたら、それは「脈なし」と判断できるかもしれません。最後の頼みの綱としてぜひ活用してください!
気になる男性への対処法
気になる男性に既読スルーされた時、相手に嫌がられないよう再び連絡を取る方法を3つご紹介します。
(1)お願い事をする
男性は頼りにされることを好む傾向があるので、お願い事をされるとそれに応えたくなります。
「ちょっとお願いがあるんだけど……」と簡単なお願い事をすれば、何かしらのレスポンスがあるでしょう。
(2)相手の趣味に関する話題を振る
男性には没頭する趣味を持っている人も多く、その趣味について知識を披露するのが好きです。
野球好きの彼に「今日初めて○○の試合見たよ! 結構面白いんだね!」と送るなど、相手の趣味に関する話題を振ると、「語りたい!」という気持ちになり、返信されやすいでしょう。
(3)シンプルな質問をする
男性があまり考えなくてもサクッと返信できるように、シンプルな質問をするのもおすすめです。
前述したように、男性は頼られることを好むので「○○について教えて!」などと質問すると、返信をくれる確率が上がります。
気になる女性への対処法
次に、気になる女性に既読スルーされた時の対処法です。
(1)思い出話を軽く振る
「久しぶりに○○に行ったら、一緒に食事した店がリニューアルしてたよ!」というように、2人の思い出話を振ると返信をもらいやすいです。
その時のポイントは、楽しかった・つらかったなど、ポジティブでもネガティブでも構いませんので、確実に相手の記憶に残っていそうなインパクトの強い思い出を選ぶことです。
(2)ストレートに好意を伝える
女性は押しに弱いもの。「久しぶりに会いたくなったから食事行かない?」というように、シンプルに好意を伝えるメッセージを送るとドキッとさせられますし、相手から何かしらの返信がもらいやすくなるでしょう。
(3)相手の好きなものをおすすめする
女性は男性に比べると、身近な人の意見を重視する傾向があり、おすすめされたものを信頼する傾向があります。なので、相手の女性が好きなもので、何らかのおすすめを提案してみてください。
例えば、イタリアンが好きな女性なら「この前すごくおいしいイタリアン見つけたから、今度一緒に行こうよ」と誘うと好感度大です。
一度既読スルーされてもまだ諦めないで!
既読スルーされると凹んでしまいますが、単にタイミングが悪かっただけかもしれません。また期間を置いて連絡したら、意外とあっさり返事が来ることもよくあります。
返信しにくい内容はご法度ですが、男女別の返信しない理由を踏まえて相手が返信したくなるメッセージを送れば、既読スルーされる確率はぐんと下がります。気軽にトライしてくださいね。
(秋カヲリ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年10月28日に公開されたものです