威圧感とは? 威圧を感じる人の特徴と付き合い方を解説

威圧感とはどういう意味でしょう。威圧感がある人っていますよね? 威圧感を与える人にはどんな特徴があるのでしょうか? また、威圧感を失くす方法はあるのでしょうか? マジシャン兼催眠心理療法士の浅田悠介さんに教えてもらいました。

威圧感をなくす方法は?

さて次に、威圧感をなくす方法を解説します。

(1)服装や姿勢を見直す

まず見た目からです。

派手な色や形の服装、前のめりな姿勢などを直しましょう。

逆に清潔な白や、ベージュ、水色などナチュラルっぽいものを身につければ安心感がアップします。

もちろんファッションは個人の好みです。好きなものを着て問題ありません。もし威圧感に気をつけたいのであれば、というふうにお受けとりくださいませ。

姿勢もすらりと正しておきましょう。

(2)まずは肯定する

会話からも安心感をかもしだすようにしましょう。

具体的には「いいね」、「すごい」、「さすが」といったフレーズを使うのです。相手を否定しないということです。やさしい気持ちになれますよね。

これはなんでも受け入れる意見のない人間になるということではありません。相手がそのように考えていることを受け止めた、という合図にすぎません。

他人の意見をいったん受け止められるかに貴女の強さがあらわれます。踏ん張ってみましょう。少なくとも嫌な気分になる人はいないはずですよ。

(3)声のボリュームをおさえる

これも大事です。

声のボリューム調節が下手で、つい大声になる人がいます。緊張によるものがほとんどでしょう。しかし固くて大きい声は威圧感につながります。

意識して「声をやや抑える」ようにしましょう。ゆっくり話すことにも気をつけてもいいかもれません。

(4)機嫌が良さそうにする

究極これに尽きるかもしれません。

機嫌の良いふりをしましょう。本当に機嫌をコントロールする必要はありません──そう考えると気楽じゃないですか。あくまでふりをするだけでいいのです。

機嫌良さそうにしていると、まわりも機嫌良く接してくれるようになります。コンビニの店員さんと微笑みあったり、駅で道をたずねられたり──ちょっと嬉しくなるような出来事が起きるはずですよ。

機嫌の良いふりだけなら、いますぐにもできそうじゃありませんか?

その威圧感、必要?

結論から言えば「尊敬からくる威圧感は出せるようになっておいたほうがいい。けれど普段は出さないにこしたことはない」になります。

ご存じのように、社会は「食うか食われるか」の世界でもあるもの。ナメられてはいけない場所もあります。場合によってはプレッシャーを与えることも必要でしょう。

やはりナメられたら終わりという部分もあるのですね。まわりは欲望のままに利用しようとしてきますから。それを防ぐためにも威圧感は必要です。

しかし日常生活では必要ありません。親しい人間関係に威圧感を持ちこむ必要はまったくないからです。ある程度、オン・オフできるのがベストかもしれません。

そこで、こう考えてみるといいかもしれません。

ちょうどいい「威圧感」とは「緊張感」のことなのだと。

そう捉えるとわかることもあると思います。いつもダラっとすることはできません。緊張感が必要なときはありますものね。

さて、さて、私たちも適度な緊張感を大事にしつつ、基本的にはフレンドリーに生きていこうじゃありませんか。

貴女の人生に幸せが舞いおりるように祈っております。

(浅田悠介@令和の魔法使い)

※画像はイメージです

※この記事は2020年02月17日に公開されたものです

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