協調性がない人の特徴とは? 原因と対処法・向いている仕事
「協調性がない」とは悪い意味に使われがちですが、実は強みにもできるそう。協調性がない人の特徴の短所と長所、向いてる仕事などについて、心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいました。
協調性がない人に向いている職業
協調性がない人の特徴には短所と長所の両面があることがおわかりいただけたと思います。
ということは、長所を活かして仕事や職業に結びつけられれば経済力や他者からの評価につながる可能性が高いということ。
ここからは協調性がない人に向いている仕事をご紹介します。
芸術家(作家、画家、漫画家、クリエイターなど)
誰もやったことがないことや思いつかないアイディアなど「オンリーワン」が求められる芸術家は協調性のない人のほうがむしろ適している職業といえます。
最近はツイッターに投稿したりYouTubeでの動画配信をしたり、個人で簡単に作品を発表できる環境も整ってきています。
技術職(プログラマー、ライターなど)
ひとりで取り組み完成したものを納品する「業務請負」という形が多いため、組織のような協調性はあまり必要としません。
士業(弁護士、司法書士、行政書士など)
案件によっては複数での業務もありますが、比較的対クライアントだけで完結できる業務が多いです。
販売営業
まわりはライバルだけど同僚でもあるし……などと協調性を考えてしまうタイプには向きません。自分以外はライバル! くらいに割り切って考えられ、かつ勝気なタイプに特に向いています。
オーナー業(飲食、不動産、投資など)
飲食店をひとりで切り盛りするオーナーや不動産オーナー、投資業も他人と協力する作業が少ないです。ネットの台頭で投資も個人でやりやすい時代になりました。ただその代わり、大きな決断と責任をすべてひとりで背負うという覚悟も必要です。
協調性がないことも1つの個性
和を尊ぶ文化が強い日本では「協調性がない」という性格だけを切り取ると短所に捉えられがちです。
しかし「協調性はないけど粘り強さはある」「協調性はないけど負けん気は強い」など、違う個性とかけ合わせることで強みになることも多いもの。
開き直るのではなく複数の個性とかけ合わせて自分の強みに変えていきましょう。
(小日向るり子)
※画像はイメージです
※この記事は2019年10月09日に公開されたものです