劣等感が強い人の特徴とは? 原因と克服方法を専門家が解説【診断付】

劣等感の意味とは? 劣等感を抱く原因を心理カウンセラーの小日向るり子さんが解説。苦しい時の対処法を恋愛・仕事・友達との関係といったシーン例を挙げながら紹介します。

人が劣等感を抱く原因とは?

それでは人が劣等感を抱く原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

(1)生まれつきのコンプレックス

ルックスや身体の弱さなど生まれつき持った身体的な特徴が社会的価値観で不利とされているケースです。

またセクシュアリティなど、マジョリティ(多数派)と比較してマイノリティ(少数派)である場合も劣等感を抱きやすくなります。

(2)親からの否定

子どもにとって親や教育者の存在は絶対的なものです。

そうした立場の人から「あなたは劣っている」「○○と比べて出来が悪い」といった否定的な言葉を繰り返し受けると、それは子どもの中で「自分は他人より劣っている存在だ」という真実となってしまいます。

これが不要な刷り込みであることに気づき、この思い込みを修正していくことが大切です。

(3)合わない環境

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人には向き不向きがあります。

ただそれはそうした環境に入って初めて気づくことが多いのも事実。

部活動や会社など、実際に入ってみてこれは自分には向かないと思っても、現実的には簡単にやめられないこともあります。

我慢してそうした環境に身を置き続けることで、劣等感が強くなる傾向にあります。

▶次のページでは、劣等感の克服方法を紹介します。

※この記事は2019年08月31日に公開されたものです

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