あなたの恋愛を象徴。「指輪の夢」が示すこと
指輪の夢を見たことはありますか? 指輪の夢は、あなたの今の恋愛や、もうすぐ新しい出会いが訪れることを暗示しています。この記事では夢占いで紐解く、指輪の夢の意味を占い師の紅たきさんが解説。指輪をもらう、はめる、買う……など、シーン別にあなたの深層心理を明らかにします。
夢は私たちが日常では意識できていない深層心理を、シンボリックな形や表現で映し出すといわれています。夢はあなたの本音や本性を表し、自らを振り返る「気づき」を促してくれるのです。それゆえ、古来より夢は占いに発展していきました。見た夢を分析していくことで、これから起こりうることや今の運勢がわかるのです。
今回は、「指輪」の夢についてくわしく紹介していきます。
指輪の夢が象徴するのは「愛情や約束」
「婚約指輪」や「結婚指輪」のように、アクセサリーの中でも特別な意味を持っている指輪。夢の中に現れる指輪は、愛情や約束を象徴し、あなたの今の恋愛の暗示となります。
また、あなたにもうすぐ新しい出会いが訪れることを知らせる夢でもあります。それは恋人かもしれませんし、友人や仕事であることも考えられます。
指輪の数が暗示するものは?
指輪の数によって、夢の意味はちがってきます。たくさんの指輪をはめる夢は、あなたが見栄を張っていることを示しています。本来の自分よりも裕福にゴージャスに見せたいという気持ちの表れです。
はめている指輪がひとつだったら、本当の自分をわかってほしいという思いを示しています。
指輪の大きさが暗示するものは?
指輪の大きさによっても、夢の意味は異なります。サイズが大きい指輪をはめている夢は、恋愛も含めて人間関係があまりうまくいっていないことを示しています。まわりに求めるものが大きすぎて、期待外れなことが多いようです。
サイズが小さい指輪の場合も、周囲の人たちとの意識のズレを意味しています。その主な原因は、あなたが言葉足らずだったり、意地を張ったりしているなど、コミュニケーション不足によるものでしょう。関係修復したいなら、しっかりと相手と向き合ってコミュニケーションを取ることが大事です。
指輪の素材が暗示するものは?
指輪の素材や種類による意味のちがいもあります。
たとえば、ダイヤモンドの指輪の夢なら、あなたの魅力や能力が最大限に輝く暗示です。恋愛や仕事がうまくいくでしょう。シルバーの指輪は、堅実さを表しています。今は何事もしっかりと地固めをするときであることを示しているのです。
冒険はせず、現状維持でコツコツとできることをするのが無難です。宝石のついた指輪の夢を見たら、約束や希望がかなえられることを意味しています。
指輪の夢は吉夢が多いですが、場合によっては凶夢もあります。
指輪にまつわる夢が暗示するものとは?
指輪は契約の象徴。夢に出てきたときには、幸福な恋愛や結婚を約束する吉兆です。しかし、指輪をなくしたり、外したりといった場合にはよくない意味を示す場合もあります。では、指輪の夢をパターン別にくわしく見ていきましょう。
指輪をもらう夢の意味は「恋愛成就や結婚の予感」
夢の中で指輪をもらったら、あなたの恋愛がかなう予兆です。また、現在付き合っている人との結婚を意味していることもあります。
さらに、その指輪が婚約指輪だった場合やプロポーズをされて指輪をもらうなら、これからの恋愛が幸せなものになり、いずれ結婚をするという暗示です。
指輪を買う夢の意味は「いい出会いがある」
指輪を自分で買う夢を見たら、もうすぐにあなたにステキな恋が訪れるという意味の夢です。いつ恋人と出会ってもいいように、心の準備をしておきましょう。
指輪を探す夢の意味は「恋愛がうまくいっていない」
夢の中で指輪を探していたら、あなたが愛を見失っているという意味です。片思いがなかなか実らなかったり、恋人とうまくいっていなかったりするのかもしれません。無理はせず、少し恋愛から遠ざかってみて、冷静になることが必要です。
お店で指輪を見る夢の意味は「出会いを求めている」
お店でいろいろな指輪を見ている夢は、あなたが今出会いを求めているという意味です。合コンや街コンなどに参加して、いろいろな男性を実際に見てみるといいでしょう。運命的な出会いがあるかもしれません。
指輪をなくす夢の意味は「人間関係の消失」
指輪をなくしたり、落としてしまったりする夢は、大切な人と決別する暗示です。一見、人間関係が順調にいっているようであっても、見えないところで関係がほころびはじめているかもしれません。周囲の人に対する接し方を、見直してみる必要があるでしょう。
指輪が壊れる夢の意味は「今の恋愛が終わる」
指輪が壊れる夢は、今の恋愛が終わってしまうという暗示です。片思いの相手に好きな人がいるとわかったり、恋人との別れが待っていたりするのかもしれません。
凶夢のように思うかもしれませんが、逆に惰性で続けてきた関係をリセットすることができて、新たな縁が見つかるといういい意味にもとれます。恋が終わったら、もともと縁がなかった人なのだと潔く諦めることで、新しい道が開かれていきます。
指輪をはめる夢の意味は「強い意志や自信」
指輪をはめる夢は、どの指にはめていたかで意味が異なります。
親指は「目標や夢」の暗示
親指に指輪をはめていた場合は、あなたが何かを強い意志で決断することを暗示しています。きっと高い目標や夢を持つのでしょう。
薬指は「プロポーズ」の暗示
薬指に指輪をはめる夢なら、自分は結婚できると自信を持てるようなできごとの兆しを示しています。プロポーズを受ける予感がしているのかもしれません。
小指は「良好な人間関係」の暗示
小指に指輪をはめる夢は、人間関係がうまくいっていることを意味しています。自信を持って人と接することができるでしょう。
指輪を拾う夢の意味は「男性にモテる」
指輪を拾う夢を見たら、これからあなたが男性から注目されるようになる暗示です。行く先々で男性から声をかけられたり、連絡先を聞かれたりするかもしれません。
実は今、あなたに思いを寄せていたり、あなたのようなタイプの人を探していたりする男性がいることも考えられるでしょう。ステキな出会いが待っているという、吉夢であることはまちがいありません。
指輪を外す夢の意味は「恋愛で問題を抱えている」
自分の指輪を外す夢を見たら、それは恋愛で問題を抱えている兆候です。好きな相手の気持ちがわからずに、どうしたらいいか悩んでいるのではないでしょうか。
また、指輪の外し方にも注目です。ゆっくりと静かに外すようなら、心配しなくてもその悩みは解決に向かいます。逆に指輪を乱暴に扱っているようならば、自暴自棄になって別れを選ぶ暗示です。
指輪の石が取れる夢の意味は「束縛からの解放」
夢の中で指輪の石がポロリと取れてしまったら、あなたを束縛しているものから解放される暗示です。あなたのまわりにあなたを束縛している人はいないでしょうか。恋人とは限りません。親や友だち、職場の上司なども考えられます。
あなたが嫌だと思っている人間関係からは解放されます。そのおかげで、心安らかに過ごすことができるようになるでしょう。束縛をされていたときには見えなかったものが見えてきますし、あなたの可能性も広がっていきます。
夢の中の指輪は恋や愛の行方を暗示する
恋愛の象徴である指輪は、夢の中での扱い方であなたの恋愛の悩みや方向性を暗示してくれます。恋愛関係で悩みを抱えているなら、夢の中に出てきた指輪に注目してみましょう。指輪は、よくつけることの多いアクセサリーであるため、比較的夢に見やすいと思います。
どの指につけていたか、どんな材質の指輪だったか、指輪をどう扱っていたのかしっかり覚えていてください。特に、出会いを求めていたり、結婚を考えていたりする人にとっては、指輪の夢が暗示することが幸せをつかむ大きなヒントになるかもしれません。
(紅たき)
※画像はイメージです
※この記事は2019年08月12日に公開されたものです