「どうでもいい人」を卒業する方法
婚活の出会いの場で、「いいな」と思う人がいても、相手から関心を示してもらえないと、「私ってどうでもいい人なのかな」と悲しくなりませんか? そこでこの記事では、「どうでもいい人」から「好きな人」へ昇格する方法について、婚活・女子力アップコンサルタントの澤口珠子さんに解説してもらいました。
婚活をしていて「あ、いいな」と思う人ができても、相手からはあまり関心を持ってもらえないと、「私ってどうでもいい人なのかな」と落ち込んでしまうもの。
気になる男性にとっての「どうでもいい人」から「好きな人」へと昇格するには、どうしたらいいのでしょうか?
今回は、意中の男性から好きになってもらう方法について、婚活・女子力アップコンサルタントの澤口珠子が紹介します。
「どうでもいい人」に取る態度とは?
「どうでもいい人」と「好きな人」とでは、相手の執着の仕方がまったくちがってきます。
好きの反対は嫌いではなく、「どうでもいい」ですからね。
ここでは、男性が「どうでもいい」と思っている女性に取る態度についてお伝えします。
(1)メッセージの返事が雑で単調
男性の相手へのテンションは、メッセージによく表れます。
どうでもいい女性に対しては、冷たい雰囲気でひと言返事だけになったり、LINEなどのスタンプ1個で終わらせたりと、雑な対応になります。
たとえメッセージをやり取りして実際に会ったとしても、接触の時間を最低限にして切り上げる傾向が強いでしょう。
(2)約束がおざなり
どうでもいい女性との約束は、男性の中では優先度が非常に低い案件です。
デートの約束など、何度もリスケされたり、そもそも「どうしよっかー」と検討だけされて具体的なデートにまで至らなかったりするケースが多いです。
(3)お金を使いたがらない
どうでもいい女性に対して、男性はお金をかけたがりません。
プレゼントはおろか、食事も折半、場合によってはおごってもらおうとすらするケースもあります。
ケチというわけではなく、経費をかけて時間を共有する必要性を感じないがゆえの特徴といえます。
あと、変な誤解を与えたくないという心理も働いているのでしょう。
(4)目を合わせたり笑顔を見せたりしない
どうでもいい女性に対しては、表情での愛想も少ないもの。
もっとも顕著なのが、必要以上に目を合わせてくれないこと。
どうでもいい人に対しては、いちいち相手を見ようとしないので、目線を合わせる回数も俄然少なくなります。
また、それに合わせて、必要以上に笑顔を作ることもなくなるでしょう。
(5)相手に質問しない
どうでもいい女性に対しては、会話も淡白な傾向が見られます。
相手への興味がない分、男性側からの質問はなく、会話を早く切り上げたいという態度を取られることが多いでしょう。
結果、女性が多く話すこととなり、会話が続かなかったり、一問一答のような会話になったりしてしまうこともあります。
好きな人にとる態度とは?
それでは、好きな女性に対しては、男性はどんな態度を取るのでしょうか?
ここでは、上に挙げた「どうでもいい女性に取る態度」の5つのポイントに沿って見ていきます。
(1)メッセージの返事が早くて気を遣う
男性は、本命の女性に対してはメッセージのレスポンスが早く、内容も相手に合わせてしっかりとお返事してきます。
できるだけ多くコミュニケーションを取りたいので、1メッセージごとに質問を織り交ぜてくることもありますし、かわいいスタンプを別購入して使ったり、いろいろなパターンのものを組み合わせたりと、創意工夫を凝らしてきます。
(2)次回のデートの約束をしっかりと決めようとする
男性は、本命の女性になるべく多く会いたいもの。
どうでもいい女性とちがい、次回のデートの約束をしっかりと決めようとしてきます。
またそのデートも内容も、女性が喜ぶようにしっかりと計画的に練られています。
(3)彼女のわがままを聞いてくれる
どうでもいい女性とは異なり、本命の女性のわがままは聞いてあげようとするものです。
むしろ本能的に頼られるのが好きなので、好きな女性のわがままは、男性にとっては悪くないもの。
彼女のわがままだったら、財布の紐も多少ゆるくなってしまうものです。
(4)頻繁に目を合わせてくる
好きな女性の顔は何度見ても癒されるもの。
好きな女性に対し、男性は頻繁に目を合わせてくるでしょう。
また、女性の他愛もない話についても、しっかりと対応してきます。
どうでもいい人の話であれば、途中でスマホなどをいじることもあるでしょうが、好きな女性の話し中は、まちがってもそんな態度は取らないでしょう。
(5)相手に興味津々、時には嫉妬もする
好きな女性に対して、男性は興味津々です。
いろいろな質問をして、会話を盛り上げようとします。
また、ほかの男性とのちょっとしたコミュニケーションや、自分の聞いていない飲み会などの話が出てくると、途端に嫉妬することも。
嫉妬されるのは、本命女性ならではといえるでしょう。
「どうでもいい人」から「好きな人」へ昇格する方法
では、「どうでもいい女性」から「好きな女性」に昇格するには、どうしたらよいのでしょうか?
ここではその方法についてお伝えします。
(1)3つの「艶」を意識する
男性は、女性の外見の中でも「肌艶」「髪艶」「唇の艶」を無意識に見ています。
中でも、肌艶はもっとも重要なポイント。
外見力を上げるポイントはファッションだけでなく、こういった身体的な部分も大事になります。
お肌の手入れをしっかりとして、ぷるんとした肌になるだけで、男性からの視線が変わってきますよ。
(2)3つの「先」も注意する
艶と同様、男性は女性の「毛先」「手先」「足先」を見ています。
特に毛先については、バサバサの状態になってしまっていると、それだけで男性の気持ちが冷めてしまうもの。
髪のお手入れはしっかりしましょう。
また手先についてもお手入れを忘れず、ネイルはナチュラルにまとめるのがおすすめです。
まちがってもネイルに過剰な装飾を施すのは禁物です。
足先については、パンプスなどの靴が汚れていないかを要チェック。
実は男性は足元もよく見ているものなので、気を抜かずにきれいにしておきましょう。
靴が汚いと、艶やかな肌に整えたりネイルをお手入れしたりして、せっかく高ポイントを獲得したとしても、途端に原点となってしまうでしょう。
(3)人としての立ち居振る舞いをわきまえている
男性は相手の女性に対して、まず、人としてきちんとしているか? 最低限の一般常識&マナーをわきまえているか? 自分の親に紹介できるか? というポイントを見ています。
これが「遊びの対象」ではなく、「本命」や「本命候補」の女性になるための必須条件です。
(4)「一緒にいて楽しい」と思わせる
男性は、「この女性は自分と一緒にいて楽しんでいるのか」と心配をするもの。
女性が緊張していたり元気がなかったりしてテンションが低いと、「俺といても、この人はつまらなそうだ」と感じてしまい、距離を置くようになってしまいます。
そうならないためにも、特に最初のうちは、笑顔やリアクションをしっかりとして、「楽しい」「うれしい」「おいしい」といった感情を豊かに表現するようにしましょう。
女性が「楽しんでいる」「喜んでいる」ということを伝えることで、男性からの見方が変わってくるはずです。
(5)あだ名で呼び合う
これは細かいテクニックですが、とても有効です。
苗字で呼び合うよりも、あだ名で呼び合うことによって、すごく仲がいいと錯覚するようになります。
でもこれって、長く続いた関係であればあるほど、切り出しにくいものですよね。
できるだけ最初の段階で「お互いあだ名で呼び合いましょうよ!」と提案するようにしましょう。
結局はあなたの人間力次第
「どうでもいい女性」から「好きな女性」へと昇格する方法について、いろいろとお伝えしましたが、最終的にはあなたの「人間力」次第です。
あなたと一緒にいることが「楽しい」と男性が思えば、自ずと好きな女性へと昇格していくはず。
「艶」を演出したり、きちんとした立ち居振る舞いを心がけたりしつつ、恥ずかしがらずに感情表現ができるリアクション美人を目指しましょう。
みなさまの恋活・婚活が成功することを、心よりお祈りしております!
(澤口珠子)
※画像はイメージです
※この記事は2019年06月30日に公開されたものです