まわりから「嫌われてるサイン」7つ
「私、嫌われてる?」と、不安になったことはありませんか? この記事では、婚活やダメ男にくわしいコラムニスト・やまとなでし子さんに、「嫌われてるサイン」について解説してもらいました。また、嫌われてると感じたときの対処法をご紹介します。
ドリカムは、ブレーキランプを5回点滅させて「ア・イ・シ・テ・ル」のサインを送りました。
あなたは逆に、日常会話で送られる「キラワレテル」のサインを感じたことはありますか?
今回は、ブレーキランプ5回、アイシテルのサインの対極「嫌われてる」のサイン7つとその対処法を解説していきたいと思います。
周囲から嫌われているサイン
1.話をすると会話が止まる
あれ? 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に出てくる時を止めるスタンド、「ザ・ワールド」をいつの間に手に入れたのかな? というくらい、話を切り出すと会話が止まる。
周囲があなたを会話に入れたくないという幼稚な理由のものから、あなた自身が空気の読めない発言や的外れな言動をしているというものなど、原因はいろいろ。
2.そもそも話を振ってもらえない
『ここにいるよ feat.青山テルマ』を熱唱したくなるくらい、自分の存在が無視されている。
いないものとして、話がどんどんと進んでいく。
『ここにいるよ』を歌ったところで存在を無視されているので、feat.したはずのSoulJaのラップはもちろん聞こえない。
まさに青山テルマのソロ状態。Baby boy わたしはここにいるよ♪
3.ほかの人と自分への態度が明らかにちがう
ほかの人には笑顔で感じよく対応しているのに、自分には能面のような表情や端的な会話で終わらせようとする。
そちらがそのような態度なら、一緒に能でも舞いましょうか? と、こちらも般若の面をそっと被りたくなるような態度。
自分だけ目を合わせてくれないなんてことも。
4.誘いが断られる
「まだ予定がわからなくて」
「その日は予定が入るかもしれないから、まだハッキリわからないの」
などと、曖昧な濁し方で断られて、別日の提案をしてもらえない場合は、あなたとの予定を優先したくない、入れたくないという遠回しな意思の表れ。
LINEの返信も以前より遅く、端的になっていることも。
5.意見をやたら否定される
発言に対して否定ばかりされる。
もちろん、否定的な意見を言うこともコミュニケーションのひとつではありますが、その頻度が明らかに多い。
いや~でも~それは~と、逆説でばかり会話が繋がっていく逆説千本ノック状態。これなんのトレーニング?
6.自分だけ遊びや飲み会に誘ってもらえない
グループや職場で自分以外のメンバーで飲み会や遊びなどに行っているようなふしがある。
前は誘ってもらっていたのに、気づいたら誘われなくなっていたのであればなおさら。自分を除いたLINEグループなどができていることも。
7.発言をすべて悪い意味にとられる
そんなつもりで言ったわけじゃないのに、自分の発言が悪いようにとられてしまい、拒絶反応をされる。
自分の言い方に問題があるのか、相手の悪意ゆえなのか。
私ってどう思われてる? 嫌な人度診断
もし、周囲の人の言動から「嫌われているサイン」を感じるならば、以下の診断をしてみましょう。
人間関係がうまくいかない原因を見つけられるかもしれません。
嫌われる原因は何?
とはいえ、嫌われる原因が自分にある場合も往々にしてあります。
1.身近に生息する話題泥棒やマウンティングゴリラ
なんでも自分の話に話題をすり替える話題泥棒になってはいませんか?
人が話している最中なのに、「わかる! 私も~」「いや、私は~」とすべて自分の話に持っていってしまい、本人は自分の話をしてご満悦。
まわりはまたはじまった、としらけ顔。
また、マウンティングゴリラもよく生息が確認されます。
持ち物、立ち位置、なんでもかんでもマウンティングし、自分を上げるような発言を繰り返したり、無意識のうちに友だちを貶める発言を自然にしていたりするなど。
ともに本人に自覚がないことが多いので、もう一度自分を振り返ってみましょう。
2.約束の守護神になれ
大きな約束はもちろんですが、友だちとの待ち合わせ時間など、小さな約束の積み重ねを守っていますか?
たとえば待ち合わせ。5分くらいなら遅れても~と気軽に考えていても、それが毎回積み重なれば20分、30分と大きな時間になっていきます。
こちらは時間通りに準備しているのに、なぜ毎回待たなくてはいけないの? と小さな積み重ねが大きな怒りに。親しき仲にも礼儀あり。
3.距離感がおかしい
まだそんなに仲よくないのに、やたらと言葉づかいが馴れ馴れしかったり、距離感が近かったり、踏み込んだ話題をふっかけたりしていませんか?
自称誰とでもすぐ仲よくなれちゃう人に、このタイプがいます。
仲よくなれているのではなく、人のパーソナルスペースにドカドカ踏み込んで、勝手に満足しているだけということも。
我々日本人は土足で踏み込まれることをとても嫌います。
まずは、玄関できちんと靴を脱いで、段階を踏んでから仲よくなっていきましょう。
逆に、気をつかいすぎるがためによそよそしい印象になり、周囲があなたのスペースに踏み込みづらいというパターンも。
4.言い訳、謝らない、悪口ばかりの負の3連単
意外に多いのがこれ。
最初に言い訳。そして、言い訳をしたことで相手が自分の状況を汲んで納得してくれたと思い込んで、そのまま謝らない人がよくいます。
その状況が起きた事実は変わらないので、まずは自分の非を認めて謝りましょう。弁明をするのであれば、必ずその後。
会話が悪口ばかりの人もそうです。女子特有の悪口大会。
もちろん溜まった感情を吐き出すことは大切なので、そういう会話もあってもいいのですが、毎回ネガティブな会話ばかりでは楽しくありませんし、聞くほうも疲れてしまいます。
競馬の3連単は当たれば大金が入ってきますが、こちらの3連単は友だちが一気に離れていきます。
自分が負の3連単にならないよう、今一度胸に手を置いて思い返してみましょう。
5.人によって態度がちがう
職場であれば上司や先輩、合コンなら男性など、自分にメリットがあるかどうかで態度があからさまに変わる女性、たまにいますよね。
それでは、意中の相手を上手に騙せたとしても、まわりの多くの人たちが離れていってしまいます。
しかも、お目当ての相手にもその浅はかさがバレていることも多く、道化のように周囲からおもしろがられてしまっていることも。
ピンポイントでわざわざ振りまける愛嬌なら、全方位に振りまいて、みんなから愛されましょう。
嫌われてるかも……と思ったときの対処法
1.想像力の乏しい人は藤井聡太になれ
「これを言ったら、相手がどう感じるかな?」と、一歩先の行動を想像せずにその場の感情のみで発言していませんか?
人と人とのコミュニケーションは、必ず受け手がいるものなので、自分の感情のみで動かず、常に相手の立場になりながら行動しましょう。
藤井聡太棋士は、何十手も先を読みながら将棋を指していますが、我々はたった一手だけ先を読めばいいんです。
一度した発言や行動を取り消すことはできません。
逆に、相手に不快な思いをさせられたときも同様です。
勢いに任せてやり返すのではなく、グッと飲み、一度冷静になって一手先を考えながら行動しましょう。
2.仲のいい友だちから愛のムチを
自分のことを客観的に見るのは、やはり難しいもの。
あなたのことをよく知る友人に、自分の悪いところをはっきりと言ってもらうのもひとつの手。
一番近い友人だからこそ、あなたのいいところも悪いところもすべて知っている頼もしい味方。第三者の目から愛のムチをもらえれば、自分では気づけなかった視点が見つかるかも。
3.素直が一番
嫌われてしまった明確な原因がわかっている場合は、それに対して素直に一度謝るのも有効的。
素直な心と誠意はわだかまりを優しく溶かしてくれます。
その後は、相手に気をつかわせないようあなたから明るく振る舞いましょう。
4.忍法雲隠れ
しばらく相手の気持ちがクールダウンするまで、あえて距離を置いて関わらないという大人のコミュニケーション方法。
ほとぼりが冷めたころに明るく接することで、相手が元に戻っていることも。
そのときに相手を不快にさせてしまったあなた自身の原因が解決していないと、また同じ轍を踏むことになりかねないので、距離を置いている間は自分自身の禊の時間としましょう。
5.自分の世界から消す
嫌われた原因があなたに非がない場合もあります。
もともと相性が悪い、一方的に嫉妬をされている、相手が誰にでも当たり散らしている気難しい人だった、などさまざまです。
無理に付き合う必要はありません。
自分とは合わない人だと割り切って最低限の付き合いに留め、自分を受け入れてくれる人とだけ付き合えばいいんです。
自分の人生は自分で作るもの。
居心地のいい場所も自分で作っていきましょう。
ここにたどり着いたあなたは大丈夫
人との関わり方に不安を持ってこの記事にたどり着いた方や、これを読んで少しでも自分に当てはまるものがないか振り返った方は大丈夫。
自分を省みようというその姿勢があるのなら、今の状況もあなた自身も変えていける力があるということです。
深く思い悩んで自分を追い込みすぎないようにしてくださいね。
(やまとなでし子)
※画像はイメージです
※この記事は2019年05月07日に公開されたものです