スタイルがいい人の特徴12個。スタイルをよくするためにできることとは

男性にモテる条件のひとつがスタイルのよさ。「スタイルがいい人が好き」という男性は具体的にどのような体型の女性のことをいっているのでしょうか。スタイルがいい人の特徴や、スタイルがいい人に共通して見られる行動についてパーソナルトレーナーの岡本慶太さんに解説してもらいました。

「スタイルがいいね」

誰もが言われたい言葉だと思います。

では、スタイルがいい女性とはどのような女性なのでしょうか? 身長が高くて何を着ても似合うような、生まれつき体型に恵まれている人もいるのは事実です。

が、私は努力で補える部分が多くあると思います。

この記事では、スタイルがいいといわれる人の特徴と、美しいスタイルを目指す女性のためのアドバイスをお伝えしていきます。

スタイルがいい人の特徴【見た目編】

スタイルがいい人、とはいわゆるどういった体型の人をいうのでしょう。まずはスタイルがいい人の体型的特徴からご紹介します。

(1)身長が高い

「スタイルがいい人」というと、まず身長が高いというのが真っ先に挙がるのではないでしょうか。

身長が高い女性に憧れても、日本人の成人女性の平均身長は157.8cmとされており、身長170cmを超えるようなモデル体型の人は1.5%程度しかいないのが現実です。

背が小さくてもスタイルをよく見せるファッションや、似合うファッションを探してみることも大切です。

(2)顔が小さい

身長が高くても顔が大きければバランスがよくありませんよね。

顔が大きいというコンプレックスがあるのであれば、髪型でカバーする、自身でマッサージして顔のむくみを取る、といったセルフケアを心がけていきましょう。

(3)二の腕が細い

女性のファッションは男性に比べると二の腕を出す機会が多いです。そして男性は意外と女性の二の腕を見ています。

二の腕がほっそりしているだけで、男性には魅力的な「スタイルのいい女性」として映ります。

(4)背中がスッキリしている

女性は背中に脂肪がつきやすいです。さらに、下着をすることによって、背中の脂肪がわかりやすくなってしまいます。

人は、正面から見られることは意識していても後ろから見られることは無意識であることが多いもの。正面だけでなく、後ろ姿も気にして背中美人を目指しましょう。

(5)お尻が大きくウエストはくびれている

最近はお尻を鍛えるトレーニングがブームとなっていますが、男性目線でも垂れていないお尻は魅力的です。

お尻に関しては身長のような先天的なものとちがい、努力で補えることができるものです。しっかりと鍛えましょう。

お尻の筋肉・大臀筋を鍛えることで代謝も上がるので、ウエストを細くするのにも役立ちます。

(6)脚がきれい

くるぶしをつけて立ったとき、太ももの間に隙間ができる脚は美しい脚といえます。

ふくらはぎの筋肉がしっかりついていて位置が高い、足首が細い、というのが基準です。

普段から立つ姿勢に気をつけることで改善できます。ヒールを履いて歩きまわるような仕事の人は、足首が太くなることが多いので特にマッサージやトレーニングでふくらはぎの位置をあげるよう努めましょう。

(7)姿勢がいい

スタイルがいい人は姿勢がとてもきれいです。

猫背の人は、僧帽筋(首と肩の間)が盛り上がっていたり、重心がかかとにかかっていたりして足首が太い傾向があります。

スタイルがいい人はしっかり胸を張っているので歩く姿も美しいです。

正しい立ち方、座り方を意識することも、スタイル改善には重要です。

スタイルがいい人の特徴【習慣・意識編】

スタイルがいい人は、普段の行動のなかでスタイルをよくする努力をしていることも多いです。スタイルがいい人によく見られる行動は以下の通りです。

(1)筋トレ(ワークアウト)をする

「あの人きれいだよね」「スタイルいいよね」といわれる人ほど、影で努力をしています。

努力をすることが習慣化して普通になっているので、「特に変わったことはしてないよ!」といえるのです。

最近では、モデルやタレントの方も筋トレしている姿をSNSでアップしているので筋トレ女子なんて言葉も出てきましたね。

未だに「筋トレすると太くなる」というまちがった認識を持っている人もいるようですが、実際は、女性はそう簡単に太くなりません。

(2)よく歩く

スタイルがいい人の行動を見ていると共通してよく歩きます。ひと駅くらいなら、平然と歩いてしまうのです。

そして、歩くスピードが速いです。

健康管理のためのウォーキングが生活の一部として身についているのでしょう。ちなみに1時間速足で歩くと約200kcal消費できます。

脂肪を1kg燃やすのに必要なエネルギーは約7200kcalなので、1カ月ちょっと続けると1kg痩せるという計算ですね。

(3)しっかり食べる

みなさんは、自分の基礎代謝を知っていますか?

基礎代謝を下回るカロリーしか摂取していないと、今あるカロリーで体を保たせようと脳が考えます。「これ以上痩せると死んでしまう!」となり、かえって体重が落ちにくくなります。これが飢餓状態、世間でいわれるところの停滞期です。

スタイルがいい人は、バランスよく栄養を摂取しています。適量をバランスよくしっかりとることが大切なのです。

(4)自分に投資している

スタイルがいい人は、自分のボディラインだけでなく髪や爪、服装にも気を配っています。

すると、必然的にある程度のお金はスタイル維持のために投資することになります。

(5)自信がある

ボディメイクをする理由を聞いたとき、一番多いのは自分に自信を持ちたいという回答です。

猫背でお腹がたるんでいる人よりも、スッキリしたお腹で胸を張っている人のほうが魅力的ですよね。

自分の身体に自信を持てれば、ちがう景色が見えるでしょう。身体が変われば心が変わります。心が変われば人生が変わります。

スタイルをよくするために今からできること!

それでは、実際にスタイルをよくするためにすべきことをご紹介していきます。

(1)水をよく飲む

痩せたいけど、できることなら動きたくない! と思う人も多いのでは?

甘ったれるな! とはいいません。気持ちはわかります。そんな人たちに、まず試してほしいボディメイク法が「水をよく飲む」こと。

水を飲む! それだけ? と思うかもしれませんが、これがスタイル改善の第一歩になります。

女性なら、1日2Lを目標に飲んでください。多く感じるかもしれませんが、1日8時間寝るとして、起きている時間は14時間。1時間にコップ1杯200ml飲めば、2.8Lになりますね。

習慣になれば意外と難しくないです。水を飲むと1日100kcalほど代謝が上がるので、2カ月ちょっとで脂肪が1kg減る計算です。

(2)体を冷やさない

代謝を上げるには、冷やさないことを意識してください。

体を冷やすか冷やさないかで、体重の落ち方も変わってきます。半身浴もよいですし、身体を温める食べ物をとるのもよいでしょう。体をできるだけ温め、代謝を上げるように心がけてください。

(3)食事の間隔を短くするために1日3食より5食

朝:昼:晩を3:5:2の割合で食べてみてください。太ってしまう人は、夜にがっつり食べてしまうパターンが多いです。夜はヘルシーにして、朝にお腹が空いて朝ごはんを食べるリズムを作りましょう。

さらにおやつは、3回の食事にプラスおやつを2回入れた5食を分けて食べましょう。朝・昼前・昼・夕方・夕飯の5食に分けて食べることで一回に摂取するカロリーを抑えることが出来るのと、消化にエネルギーを使うので痩せやすくなります。

おやつはナッツやチーズなどにしましょう。甘いお菓子はNGです。

(4)運動をする

食事の調整にプラスして運動することで、さらに理想の身体に近づきます。

ひとりでの運動が続かない人は、ジムに行ってみるのもオススメです。まわりの人がみんな体を動かしているので、モチベーションも高まります。おしゃれなウェアを身につけるのもよいでしょう。

また、トレーナーさんをつけるのも効果的です。プロの指導により最適な運動方法を教えてくれるため、早く効果が出るように導いてくれますし、ここ痩せてきたね! と褒めてくれるのでモチベーションが下がらずに続けられます。

(5)こまめに鏡を見る

他人を見て〇〇kgだ! なんてわからないですよね? でも、スタイルがいいかそうでないかはわかります。

体重計の数字ではなく見た目にこだわりましょう。

そのためにも、こまめに鏡を見て、客観的に自分のスタイルを確認することは大切です。

スタイルがいい人になるために

いかがでしたでしょうか?

スタイルいい人の特徴や、スタイルをよくするための基本的なポイントをご紹介しました。

スタイルいい人はその体型を維持するために、見えない努力をしているはず。そして、その努力の先に理想の自分がいると知っている人なのかもしれません。

日々の努力の積み重ねで作られる理想のスタイルのために、今からボディメイクをはじめてみてはいかがでしょうか。

(岡本慶太)

※画像はイメージです

参考記事はこちら▼

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※この記事は2019年05月02日に公開されたものです

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