2回目の告白を成功させるには? 成功率が上がるタイミングとセリフのコツ
2回目の告白をするのはアリ? 何回デートを重ねれば再チャレンジOK? 今回は、恋愛マスター・くじらさんが2回目の告白を成功させる方法について、タイミングの見極め方や告白の仕方、セリフなどを徹底解説します。
一度告白してフラれたけど、まだあきらめたくない。
そんな女性たちのために恋愛マスターくじらが今までの常識を覆す「2回目からの告白」の最適解を細かく解説していこう。
距離の詰め方から、成功率が上がる告白方法まで、あなたにできることはまだまだあるぞ。恋愛はフラれたとこからがスタートラインだ。
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そもそも2回も告白するってあり?
これは声を大にして言いたいんだけど、2回目の告白は全然ありだ。
人間の気持ちなんて白か黒ではなくグラデーションなのだ。よっぽど嫌われていない限り、フラフラと揺れ動くものなのだ。先週はあんまり乗り気じゃなかったけど、今日は乗り気になった、なんてこといくらでもあるだろう。
「自分」を知ってもらえば勝算はあるかもしれない
きっと多くの人は、お互いの本質なんて実は全然知らない状態で告白してフラれている。
本当にわかっている情報といえば外見くらいなもんだ。そもそもこんな情報量で告白すること自体、玉砕覚悟の戦法で賢くない。
恋愛っていうのは自分を知ってもらうことでもある。まだまだ出せる情報がいっぱいあるのだ。自分を知ってもらってからの2回目の告白は男性側からしてもだいぶ印象がちがうだろう。
まだ連絡手段があるのなら、まず自分を知ってもらうことに時間を使うのだ。
告白の成功率をジャッジするポイントを心理コーディネーターの織田隼人さんが解説します。
フラれた相手に「自分」を深く知ってもらうには?
まずはフラれた状況を分析し、2回目の告白までに相手との距離を縮めておきたい。相手との関係性別に、告白前のジャブの打ち方について触れておこう。
フラれた後の立ち回り方について、コラムニスト・E子さんの解説も併せてチェックしてみてください。
ケース1:友だちくらいの距離感でフラれた
まずは、ある程度の関係性がある状態でフラれているケース。男友だちだけでなく、職場の同僚なんかもここに当てはまるだろう。
ここで一番注意しなければいけないのは、フラれたからといって決して関係性を気まずくしないことだ。気まずくしてしまうと友だちの距離感ですらなくなってしまう。
そうなってしまっては2回目の告白のチャンスがなくなる。告白を一大イベントにせず、日常にある愛の表現だったかのように振る舞うのだ。
同性の友だちをランチに誘うのだって「あなたと一緒の時間を過ごしたい」という愛の表現だ。
そのくらいの感覚でいいのだ。ランチを断られたら「また今度ねー」と返すだろう。フラれてこの世の終わりのような顔をする奴に2回目の告白のチャンスはない。
ケース2:先輩や上司という関係性でフラれた
先輩や上司など、自分よりも目上の人間とは恋人関係にならない限り、社交辞令に終始するような関係が多い。
こんな距離感で告白したところで立場もあるだろうから、そもそも成功確率は低いはずだ。
さらに1回フラれてもいる。2回目の告白をしたいのなら、社交辞令の関係性を抜け出すことが大事だ。仕事や公の場ではなく、できる限りプライベートな一面を共有できる時間を作るのだ。相手の仕事モードのスイッチを切ることが大切だ。そこにチャンスが生まれる。
告白の再チャレンジに適したタイミング
相手との距離感がある程度詰められたら、いよいよ再チャレンジだ。その前に、本当に告白すべきタイミングであるか、以下の最終チェックをしてほしい。
1.何回もデートを重ねている
何回もデートにための時間を作ってくれている時点で相手からの好意はある。人間の誠意っていうのは口ではなく、行動に表れるんだから。
時間を作ってくれる男に気持ちはあるよ。矛盾するようだが、何回もデートしてくれるなら、もはやわざわざ告白して「付き合ってる」っていう外から見える形だけにこだわることに意味はないかもしれない。
告白どうこうよりも「全力で好意を表現しながらデートに没頭すること」のほうがよっぽど大事だとも思う。
2.悪口を言い合えるような関係性
多少の悪口を言い合えるくらいの関係性にならない限り、2回目の告白なんて気まずいだけだ。
さらに距離は開くだろう。1回目の告白をお互いにツッコミあえるくらいの関係性になってきたら、2回3回と告白しても関係性が壊れることはない。
フラれ放題の関係性を築いてからサラリと告白するのだ。
3.1回目の告白から「どのくらい期間を空けたか」は関係ない
ちなみに「1回目の告白からどのくらい空けたらいいか」という議論を耳にすることがあるが、この感覚がそもそもダメ。
ずっと好きなんだから会うたびに何らかの好意を表現すればいいんだよ。「付き合ってください!」だけが告白じゃないよ。本当は1年くらい好意を小出しにしながら機会を伺うつもりでいたほうがいい。つかず離れずの距離感を保ち続けることが大事。
勝算をまったく感じられない場合は?
これらのタイミングに当てはまっていなかったとしたら。告白すべきではないのか? その考え方はまちがっている。
勝算なんて感じられなくてもとりあえず告白はしたらいいじゃない。
恋愛っていうのは相手がどう思っているか考えることではなく、自分の思いを表現することなんだよ。相手がどう思っているかばっかり考えてる人は、恋愛なんかはじまらないよ。
伝えたいだけ愛を表現して、無理なら諦めればいいんだよ。それは自分が否定されたわけでもなく、恋愛がはじまらなかっただけなんだから。
勝算0の脈なしでも、少しの成功率に賭けて告白するには? 準備から流れまで恋愛デトックスカウンセラーの下村さきさんが解説します。
成功に近づく「告白のセリフ」は?
思いを伝えるときには、こんなポイントを押さえてみてほしい。
「私と付き合ってください!」ではダメ
「私と付き合ってください!」
これが一番ダメ。なぜなら、大きく告白すれば大きくフラれる。「付き合ってください!」「ごめんなさい!」でジ・エンド。
告白といえばこのパターンと思い込んでいる人は自分の恋愛観がいかに凝り固まっていて稚拙かと思い直したほうがいい。
一緒にいて楽しいことを伝える
「○○君と一緒にいると楽しいなー」
このくらいの好意の表現がいい。これに対して「ごめんなさい!」という人はいないだろう(笑)。
要するに、大きくフラれない程度の告白を繰り返すのだ。絶妙に大きくフラれないくらいの告白を繰り返し、共有する時間を増やしていく。勝つ恋愛よりも負けない恋愛をするのだ。
告白のセリフ例は、こちらの記事も併せて参考にしてみてください。
告白をするときの注意点は「温度差を作らないこと」
恋愛というのは相手との温度差があればあるほど不利になる。
つまり、いくら相手のことが好きだからといって自分ばっかり頭の中が沸騰していれば、その告白は必ずといっていいほどうまくいかない。
まず自分の温度を下げてフラットに告白することが大事。
まだ何もはじまってなどいないのだ。あなたは毎日毎晩彼のことを考えているかもしれないが、そのあいだ彼のほうは1秒もあなたのことなんて考えていない(かもしれない)。
逆だったらどうだ。
気にも留めていなかった人が突然頭の中を沸騰させながら、あなたに思いの丈をぶつけてきたら怖いだろう。そんなストレスを相手に与えてはいけない。
もう一度言う、まだ何もはじまってなどいないのだ。告白は軽いほうがいいのだ。
告白というジャブを打ち続け、よろけたところで愛のストレートだ
2回目の告白に関して解説してきたが、いかがだっただろうか。
大きく告白して、一瞬で大きな幸せを勝ち取るなんてイメージを持つ人が多いが、それはドラマの中だけの話であって現実的にはただの玉砕戦法だ。
告白はオーディションのようなもの。
ならば自分を判断してもらう情報や時間は多ければ多いほどいい。いかに自分を知ってもらう期間を長くして、相手にたくさんの判断材料を与えるかが決め手。そのためにも、ジャブのような小刻みな告白で大きくフラれない期間を長くとるのだ。
会うたびに好意を表現し続けて、相手がよろけてきたら特大の愛のストレートをお見舞いしてやれ。オレはそう思っちゃうんだよね。
(恋愛マスターくじら)
※画像はイメージです
※この記事は2019年04月26日に公開されたものです