復縁しないほうがいいカップルの特徴
元彼とどうしても復縁したい。そう願う女性は少なくないですよね。しかし、巷の復縁マニュアルでは失敗するようです。この記事では、悲恋改善アドバイザーの藤本シゲユキさんに「正しい復縁の方法」を解説してもらいました。
「元カレのことがどうしても忘れられないから復縁したい」
そう思って、復縁にまつわる情報を調べたり、復縁マニュアルや本を購入したりした経験がある女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな復縁に関する僕の見解をお話ししたいと思います。
振られるというのは、「契約を切られる」ということ
交際相手から振られるというのは、仕事にたとえると、取り引きしていた相手から「契約を切られた」ということなんです。
取り引きしていた相手と再契約をしたいのであれば、契約を切られた根本的な理由を改善するだけではなく、新しい取り組みを行っているという付加要素も必要になります。
これは復縁においても同じことで、よりを戻したいのであれば、別れの原因を改善するだけではなく、以前よりも新たな魅力を身につけていないといけないんです。
冷却期間は人それぞれちがう
復縁にまつわる情報でよく目にする「冷却期間」。
元恋人と接触せず過ごす時間のことを指しますが、この冷却期間をただ時間が過ぎるのを待つように過ごす女性がいます。
前述したように、別れの原因を根本から改善して新たな魅力を身につけていなければ、どれだけ長く冷却期間を置いたところで、結果は何も変わらないと思ったほうがいいでしょう。
逆に、条件をすべて満たしていれば、ケースバイケースではありますが、冷却期間はあってないようなものだというのが僕の見解です。
冷却期間終了後の連絡について
よくあるのが、「様子伺いの連絡をしてみましょう」というもの。
冷却期間中に何もしていない状態で元恋人に連絡するのは、仕事に置き換えると、元取引先に「最近、調子どうっすか?」と連絡するようなものです。
契約を切られた理由がこちらの落ち度であればあるほど、そうやって連絡したら「はあ?」ってなりますよね。
たとえば、元カレの嫌がることをしまくって振られたのに、様子伺いの連絡を入れるということは、これと同じことをしているというわけです。
元カレと会わない間にすべきこと
とにかく、別れの原因になったことを徹底的に俯瞰して改善することです。
別れの言葉が、「仕事が忙しくて恋愛どころじゃなくなった」というような、一見するとこちらに関係がないような理由であったとしても、精神的な病になってしまったというケース以外、ほとんどの場合が建前です。
別れになった本当の理由は、次のどれかに該当します。
理由(1)飽きた
「性的対象として見られなくなった」「話すことがなくなってきた」「刺激がなくなった」など、ひと言で言うと女性が「ネタ切れ」を起こしたから、「飽きた」というわけです。
女性としてだけじゃなく、人としても魅力の底上げをする必要があるので、人間力全体の向上を図らなければなりません。
理由(2)嫌気がさした
元カレに対し、感情のコントロールができないことによる自爆を繰り返したり、束縛がひどかったりしたから招いた結果です。
断言しますが、どんな彼氏であったとしても相手は関係がなく、自分自身の問題になります。
結局は、自分に自信がないから相手に対しての不安感を払拭できず、勝手に振り回されてしまったということになるんです。
だって、相手の不誠実さが嫌なんだったら、話し合って解決するか、それができないのなら別れればいいだけですからね。
なので、自分を徹底的に振り返って非があることを認め、自己肯定感を高めたり自信をつけたりする必要があります。
理由(3)する気がない結婚へのプレッシャー
復縁したい相手との結婚を諦めるぐらいの気持ちがなければ、よりを戻したところで、また同じ結果になるだけです。
相手の男性に結婚願望がないのならなおさらですが、いずれ結婚したいと思っている男性であれば、「今はまだ時期じゃない」と思っているか、結婚するには決め手が足りないと思って別れたかのどちらかでしょう。
いずれにせよ、結婚ってしようと思ってするものじゃないです。
ただ、それでも復縁した彼氏と結婚したいという気持ちが消えないのであれば、冷却期間中に「結婚したい」「結婚してもいい」と思ってもらえるような女性になっていることは大前提になります。
理由(4)ほかに好きな女性ができた
そして最後、「ほかに好きな女性ができた」。
残念ながらあなたにできることはなくて、そういうことなので諦めましょう。
恋愛における引き際を判断する上で、そのひとつに該当するのが、相手がほかの異性に心を奪われたというケースです。
追いかけていた男性にある日突然彼女ができて、それでも諦めきれずに追いかけ続ける女性がいますが、それでうまくいったパターンを僕は見たことがありません。
もし恋愛関係に進展したとしても、よくても都合のいい女性として、セフレ要員になるぐらいです。
もちろん世の中には、ほかの女性を好きだと錯覚し、あとから「やっぱり彼女のことが本気で好きだったんだ」と気づく場合もありますが、極稀。
自分がそのケースに該当するかもしれないという期待は捨てたほうがいいでしょう。
復縁を諦めたほうがいい3つのケース
前述の「ほかに好きな女性ができた」以外にも、復縁を諦めたほうがいいケースがあります。
別れも告げられずにLINEをブロックされた
ひとつ目が、何も悪いことをしていないのに、別れも告げられずにLINEをブロックされた場合。
これも仕事にたとえるなら、取り引きしていた相手が急に夜逃げして、連絡が取れなくなったのと同じなんですよ。
そんな相手ともう一度取り引きしたいなんて思うのは、愚の骨頂ではないでしょうか。
「別れ話ができない人間にろくなやつはいない」といわれていますが、これは本当で、そういう男性に限って謝罪もせず、またなんの悪びれもなく、数カ月後に気分でヘラヘラと連絡してきます。
短期間で別れた
そして2つ目が、短期間で別れてしまった場合。
はっきり言ってしまい申し訳ありませんが、交際3カ月前後で終わる恋愛って「ただの事故」なので、失恋にもなっていません。
合わないことがわかったから別れただけなので、さっさと次にいきましょう。
元カレにも問題があった
最後は、振ったのは相手だけど、元カレにも至らないところがたくさんあったという場合。
男性側も改善できていなければ、復縁してもうまくいくことはありません。また、相手はコントロールできるものではないので、諦めたほうがいいです。
元カレと復縁できる確率を詳しく診断します。
復縁の成功率を上げる連絡の内容
以上を踏まえた上で、別れた男性との復縁を望まれるのであれば、ど直球の連絡をしたほうがいいでしょう。
仕事に置き換えたたとえ話をいくつかしてきましたが、どうしても再度取り引きしたい相手なんだったら、どういう連絡をするか考えてみてください。
まず、至らなかったことによる謝罪と、取り引きしてくれたことへの感謝、そして指摘されたことに対して改善をしていること、さらに新しい取り組みを行っている現状を伝えるはずです。
そうやって伝えたあと、最後に「厚かましいお願いで申し訳ありませんが、できれば一度会って話すことはできないでしょうか?」とお願いするのではないでしょうか。
復縁もまったく同じです。
どれだけ様子伺いの連絡を入れようが、どれだけ連絡が取れていようが、復縁できるかどうかには関係がないんですよ。
そして、復縁するかどうかは相手が決めることであり、こちらに決定権はありません。
だったら、少しでも素直さと熱意をもって、相手に働きかけたほうがいいでしょう。
再度取り引きしたい相手に、駆け引きなんか使わないはずです。
以上になりますが、復縁マニュアルなどに書いてある情報とはまったくちがうので、戸惑われた女性もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、そういったマニュアルに書かれていることを実践しても、結局何も変わらなかった経験をされた女性ならわかっていただけると思います。
復縁はそんな簡単にできるものではない、と。
それでも復縁したいのであれば、小手先のテクニックに頼るだけ無駄ですし、恋愛といえど結局は「人対人」ということをお忘れなく。
(藤本シゲユキ)
※画像はイメージです
※この記事は2019年04月16日に公開されたものです