彼氏がすぐ寝る、つまらない! すぐ寝る彼氏の心理と対処法
「せっかく仕事終わりに彼氏の家まで駆けつけたのに、当の本人は寝てしまっている」「デートに出かけようと言っても『あとちょっと……』となかなか起きてくれない」など、彼女そっちのけですぐに寝てしまう彼氏に対し、寂しさを感じた経験のある女性って意外と多いのではないでしょうか。
そんな、暇さえあればすぐに寝てしまう彼氏とうまく付き合う方法について、元キャバ嬢ライターのすずや鈴音がご紹介します。
約半数の女性が、すぐ寝る彼氏に寂しいと思った経験
Q. 彼氏がすぐ寝て寂しいと思った経験はありますか?
ある……51.8%
ない……48.2%
※有効回答数390件
アンケートによると、約半数の女性がすぐ寝る彼氏に対して寂しさを感じた経験があるとのこと。
実際に筆者も元カレとデートの約束をしていたにもかかわらず、当の本人が爆睡していたため、粉雪が舞い散る中、小一時間ほど彼のマンションのエントランスで待たされたという悲しき経験がありました。あのときは身も心も寒かったな……。
そんな経験もあってか、「彼が寝てしまうのが寂しい」という女性の気持ちは痛いほどわかります!
とはいえそもそも、なぜ彼らは彼女がそばにいるにもかかわらず、すぐに寝てしまうのでしょうか。
すぐ寝る彼氏の心理とは?
「仕事で疲れている」「ロングスリーパーだから」など、すぐに寝る彼氏の心理は人によってさまざま。その中でもよくある心理が下記の3つなのです。
彼女の前だからリラックスしている
そもそも人も動物も同じであると思うのですが、信頼している相手の前ではつい気を緩めてしまいます。
ほら、よく散歩中のワンちゃんなんかもほかの犬に対して「ウーッ!」と威嚇しちゃったりするものの、家に帰るとご主人様の前でお腹を見せて甘えるなんてリラックスモードに入ることもあるじゃないですか。彼氏もそんな感じなのでしょう。
職場では常に気を張っている分、家に帰り信頼できる彼女がそばにいると一気に安心感が生まれ、そのついでに眠気まで生まれちゃうのです。要は本来の姿を見せられる彼女の前だからこそ、リラックスしてなんだか眠くなってしまうのですよ。
オンとオフの切り替わりが激しい
男性の中には、オンとオフの切り替わりがめちゃくちゃ激しい人もいます。
職場では交感神経がビシビシ働き、カフェインを摂取せずとも目が冴えきって仕事に没頭できる、THEビジネスマンタイプの人だっているでしょう。
しかしその反面、帰宅し家に一歩入った瞬間からまるでスイッチが切れたかのように副交感神経が優位になり、一気にオフモードに入ってしまうなんて場合も。もうこうなってしまうと、先ほどまで職場でバリバリ働いていた彼はどこにもいません。
ただただ「疲れたから何もしたくない」という思考に切り替わり、ソファーでくつろぎ知らぬ間に寝落ち……なんてこともしばしば。
そんなオンオフの切り替わりが激しい彼氏も、すぐに寝てしまうタイプのひとりなのです。
根っからのインドア派である
彼女がいるかいないか関係なく、もともと根っからのインドア派である男性も、すぐに寝てしまう彼氏となる可能性が高いタイプです。
筆者も基本的にお家のベッドが一番大好きな場所である、超インドア派タイプであるため、このタイプの男性の気持ちはものすごくわかります。この世で一番眠ることが大好きなので、とにかく休みの日は何もしたくないのですよね。
そのように睡眠中が一番幸せな瞬間であるため、休日の朝一から出かける気になどまずなれない。かといって、お家デートをしたところでだらだらしているうちに睡魔が襲ってくるという、もう何をやってもダメな状態。
すぐに寝る彼氏の中でもこれが一番やっかいなケースなので、彼がこのタイプであるとおそらく彼女も悩まされることが多いのではないでしょうか。
すぐ寝る彼氏とうまく付き合う方法
何をしていても彼氏がすぐに寝てしまうため、事前にデートの予定は立てられず、お泊まりに行っても知らぬ間に彼氏が先に寝落ちしている。そんなすぐに寝る彼氏とはどのように付き合っていったらよいでしょうか。
ちょっとずつ外へと連れ出す習慣をつくる
すぐに寝る癖がついている彼氏は、唐突なデートのお誘いや遠出を一番嫌がります。おそらく「天気もいいから今日はどこかに出かけよう」と誘ったところで「えっ、今から?」とものすごく不機嫌な態度をとられることでしょう。
そんな彼氏に対しては、ちょっとずつ外へ連れ出すというリハビリを徐々にはじめていきましょう。
まずはお家でゆっくり映画でも見ようというお誘いから。これなら彼氏も「つまらない映画なら寝ればいいか」的なノリで軽くOKしてくれるはずです。
そしてその後は、彼氏が起きて目が覚めた時点で近所のカフェにお茶へと誘ったり、比較的起きている可能性が高い夜に外食へと誘ったりして、ゆっくり外へと連れ出すようにしてみましょう。
彼氏が嫌がらない程度のお誘いから、徐々に外へと連れ出す習慣をつくることで、彼氏もそれがごく普通のことのように感じはじめ、いずれはすぐに寝ることなくデートにだって誘えるようになるはずです。
彼氏が寝ている間に思う存分スキンシップを
せっかく自分がそばにいるのに、隣で幸せそうに眠りについている彼氏の顔を見ると、寂しさやら怒りやらの感情が湧いてくるときだってあるでしょう。
でもあえてここは、発想の転換をしてみてはどうでしょうか。彼が寝ている間だからこそできる、カップルのスキンシップもあるのです。
たとえば眠っている彼氏との自撮り写真やムービーを撮り、彼が起きたあとに「こんな顔して寝ていたよ~」と会話のネタにすると、それだけでふたりの雰囲気もいい感じになります。
また普段は強がってなかなか彼氏に甘えられないタイプの女性は、彼氏が寝ている最中がチャンス! ここぞとばかりに彼氏にくっついたり、隣で一緒に寝てみたりするなどして、思う存分スキンシップをはかってみてはいかがでしょうか。
連休の中日はデートに誘いやすいチャンス日
平日の仕事帰りも休日もすぐに寝てしまう彼氏と、どうにかしてデートに行きたい!
そんな女性にとっておきの朗報です。一日ゆっくりデートに出かけたいのであれば、三連休以上の中日を狙うようにしましょう。
おそらく仕事後初日の休日は、疲れから彼氏もゆっくりしたいと朝からすでに眠りモードに入っています。
また仕事の前日となる休日は、明日からまた仕事がはじまるという気の重さから、同じくゆっくりしたいと朝からすでに眠りモードに入っています。いやもう、お前はいつ起きるのだよレベルで休日は眠りモードに入ってしまっているのです。
そんな彼氏が唯一「せっかくの休日だし何かしようかな」と前向きになれるのが連休の中日なのです。
前日の休みで多少の疲れはとれたうえ、今日疲れたとしてもまだ明日も休日だしという余裕から、連休の中日は比較的普段より行動的になっている可能性が高いはず。
もし寝てばかりの彼氏をデートに誘うのであれば、そんな連休の中日を狙ってお声がけしてみてください。
彼氏に合わせつつ、うまく手のひらの上で転がそう!
いつどのタイミングで会っても寝てばかりいる彼氏だと、「私たち付き合っている意味あるのかな?」とひとり寂しさを感じることもあるはず。
でも寝ている彼氏を無理に起こして自分の要求を伝えたとしても、基本的に寝起きの人間は機嫌が悪いため、ただ喧嘩になって終わるだけになるでしょう。
それなら彼氏の生活リズムに合わせつつ、うまくこちらの手のひらの上で転がしてみてはいかがでしょうか。
すぐに寝る彼氏をうまく扱うことができれば、これまで以上に2人の時間が増えるうえ、彼氏に「彼女は自分のペースをわかってくれている」と思わせることだって可能ですよ!
(すずや鈴音)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年3月7日~3月10日
調査人数:390人(22~34歳の働く未婚女性)
※この記事は2019年03月24日に公開されたものです