誘ってくれないのは脈なしだから? 誘ってくれない男性心理と脈ありサイン
「気になる男性がいるけど、誘うのはいつも私からばかりで、彼から誘ってくれない……。脈がないのかな?」
そんなお悩みを抱えた女性がたくさんいらっしゃいます。今回の記事では、デートに誘ってくれない男性心理と脈ありサインについてお話しさせていただきます。
デートに誘ってくれない男性の心理
それではまず、デートに誘ってくれない男性の心理をいくつか解説させていただきます。
1.自分から誘う習慣がない
これ、めっちゃ多いです。
人間は、「習慣・素養・性質」にないことは「絶対に」持続できないので、これまでの人間関係でやってこなかったことは、恋愛でもできないんですよ。
「相手を誘う」という行為についても同じ。いつも友だちや彼女から誘ってもらっていて、自分からは誘ったことがほとんどない、もしくは皆無という男性がけっこういますね。
こういった男性は、「自分から誘わない」というのが習慣になっているので、「用があったり遊びたかったりしたら、向こうから誘ってくるだろう」という認識でいることが多いです。
女性がよく言う、「好きだったらふつう誘ってくれるはず」という台詞がありますが、そもそもこれは「相手の女性のことがめっちゃ好き」という前提です。
しかも、もし「めっちゃ好き」だとしても、次に該当する男性なら誘ってきません。
2.断られたらショックだから誘わない
女性の中でも、「誘って断られたらショックだから、彼から誘ってもらうのを待つ」という人はかなり多いのではないでしょうか。
これの男性版ということです。
多くの女性が勘ちがいしていますが、たとえ肉食系の男性であっても、一番落としたい高嶺の花タイプの女性にいきなりアプローチをかけられる人はほとんどいません。
断られたらプライドが傷つくので、二番手以降の「がんばったらなんとかなりそうな女性」を選ぶ男性が圧倒的に多いんです。
要は、自信満々で自己肯定感が高い男性が少ないということ。ほとんどの男性は、すごくいいなと思える女性と出会ったとしても、自分からアプローチをかけることができません。
ただ、「断られたらショックだから誘わない」というケースは、相手の女性を「いいな」と思っているという前提なので、落ち込む必要はないです。
3.そもそもまったく興味がない
身も蓋もありませんが、興味がないから誘わないだけです。
どれだけ暇であっても、わざわざ興味がないことに足を踏み入れる人はほとんどいません。
4.予定の確保ができない
忙しい現代人に多いケースです。
とくに、残業が多い職場で働いていたり、いきなり休日出勤を命じられたりするような環境で働いている男性だと、誰かと約束をしてもリスケやドタキャンになることが多いです。それは申し訳ないので、自分から誘わないと決めている人がけっこういます。
もし、休みがあったとしても、普段忙しいから自分の趣味ややりたいことに時間を費やしたいと考える人が多く、よほど相手の女性に対して興味がない限り、誘うことはないと思っておいたほうがいいでしょう。
5.インドア派
そもそも家から出たくないという男性です。
こういった男性でよくあるのが、交際初期はデートに行ってくれるのですが、時間の経過とともにお家デートにシフトしていくというもの。
このタイプの人と付き合ったことがある女性は、「大事にされていない」と言うのですが、前述したようにもともとの習慣と性質に相手が戻っただけです。
脈ありor脈なし? 見極めるポイント
相手から誘ってくれない場合、することはひとつ。
こちらから誘い続けないといけません。
中には、今まで自分から男性を誘ったことがないという女性もいらっしゃるかもしれません。しかし、その背景にどんな理由があれど、自分から動かないことには何も変わらないと思っておいたほうがいいです。
こちらから誘って会えているのであれば、脈ありの可能性が高まります。
しかし、誘っているけど会えない場合。
この場合は、大体3回ぐらい誘ってみて「忙しい」「時間がない」といった理由で、代替案なく断られることが続いたら、さっさと次にいったほうがいいでしょう。
誘うペースとしては月1ぐらいでいいのではないでしょうか。
今も昔も、「忙しい」「時間がない」という断り文句が続いたら、それは「会う気がない」と言っているようなものです。
ほかにも、「時間ができたらこちらから連絡するね」と言われた場合、そのほとんどが、「もうお前から連絡してくんなよ」という意味。
こういう断り方は男性に限ったものではなく、女性でも興味がない男性から誘われたら同じような言い方で断ると思います。
もし、本当に忙しかったとしても、相手に会いたいなと思ったら、チャンスを逃さないために「じゃあ、この日はどう?」というように代替案を出そうとします。また、予定の確保が難しければ、現在の自分の状況を説明しようとしますからね。
しかし、「私の好きな人は、断るときに代替案を出す習慣がなかった人なのかもしれない!」なんて期待をしても、会ってくれない相手に執着するだけになると思うので、さっさと次にいきましょう。
彼から誘ってもらうためには?
結論から言いますと、相手から誘ってもらうことを目指さないほうがいいです。
なぜなら、習慣にないことをするのは多大なストレスがかかる上に、本人が「やらなきゃまずい」と思わない限り、新しい行動を習慣にしようと思わないからなんですよ。
なので、もし誘って会えているのであれば、「誘ってくれないから私に興味がない」なんて決めつけずに、自分に時間を使ってくれている相手のことを考えて、その場を楽しいものにすることが大切です。
だって、相手は「自分の時間=寿命」を使って会いにきてくれているわけですからね。
誘う・誘わないが問題じゃなくて、会えたときの時間を少しでもよりよいものにしていきましょう。
以上が、デートに誘ってくれない男性心理と脈ありサインになります。
中には「女性から誘ったらダメって聞いたことがあるし……」といったことを懸念している女性もいらっしゃるかもしれません。
情報源はどこだかわからないですが、たとえそれが恋愛指南書やコラムに書いてあることだとしても、そんなアホみたいなしょうもない情報を信じるなと言いたいです。
なぜなら、モテる女性は例外なく自分から誘ってきますし、相手が誘ってくれないから興味がないと決めつけることもなく、「誘って会ってくれるなら、脈なしじゃないんだろうな」ぐらいの感覚だからなんですよ。
そして、断言いたしますが、相手から誘われるのを待っている女性の恋愛ほどうまくいきません。
そこんとこ、お忘れなく。
(藤本シゲユキ)
※画像はイメージです
※この記事は2019年03月16日に公開されたものです