男性からOKをもらうデートの誘い方&NGな誘い方とは

こんにちは。心理カウンセラーの小日向るり子です。

現在気になっている男性はいませんか?

彼からのアプローチを待つだけだと誰かにとられてしまうかも……と思いつつ「でも女性からデートに誘っても大丈夫?」と気になる人も多いのではないでしょうか。

今回は男性心理を分析し、さらに女性から上手にデートに誘うためのポイントをお伝えしたいと思います。

女性からデートに誘われたら男性はどう思う?

それではまず、女性からデートに誘われたら実際男性はうれしいと思うのか、アンケートで調べてみましょう。

男性はデートに誘ってほしい! 【男性アンケート】

Q.女性からデートに誘われることをどう思いますか? 以下から近いほうをお選びください。

Q.女性からデートに誘われることをどう思いますか?


・うれしい……93.5%
・男性から誘いたい……6.5%
※有効回答数492件

女性からデートに誘われたら「うれしい」と回答した男性は9割を超えました。

男女の社会的格差もなくなってきている現代では、デートは男性から誘うべきだという価値観はなくなりました。

一般的に、自分自身が「モテる」と思っている男性は約1割だといわれています。

「男性から誘いたい」と回答した方は、自分が口説けるという自信があるモテ男くんであると分析できます。

好印象な「デートの誘い方」はLINEよりも直接! 【男性の本音】

Q.一番うれしいデートの誘い方は以下の中ならどれですか? もっとも当てはまるものをひとつ教えてください

Q.一番うれしいデートの誘い方は以下の中ならどれですか?

・会って直接……65.0%
・LINE……22.4%
・電話……7.8%
・メール……4.8%
※有効回答数460件(女性からデートに誘われるのが「うれしい」と回答した男性)

人は、受容する感覚が多いほど安心感を得ることができます。

会って直接言われれば、そのときの女性の表情、声、仕草などで受容できるものが多いですよね。

「会って直接」と回答した男性が6割以上いるのはうなずけますね。

デートに誘われたいタイミングは夜!

Q.女性からデートに誘われて、もっともうれしいタイミングは以下の中ならどれですか? もっとも当てはまるものをひとつ教えてください

Q.女性からデートに誘われて、もっともうれしいタイミングは以下の中ならどれですか?

・朝……11.1%
・正午ごろ……17.4%
・夕方……30.2%
・夜……39.1%
・深夜……2.2%
※有効回答数460件(女性からデートに誘われるのが「うれしい」と回答した男性)

人間の身体は夕方を過ぎると副交感神経優位のリラックスモードになります。

誘われるタイミングで「夕方」「夜」「深夜」と回答した方を合わせると7割を超えるという結果に。やはり心身がリラックスモードのときにデートに誘ってほしい人が多いようです。

ただし、仕事のシフトなどですべての人が朝型ではない場合もありますので、一概に夕方以降がよいとはいえません。

彼がリラックスモードになる時間帯を狙って誘うということがポイントです。

【心理学で攻略】男性が思わずOKするデートの誘い方は?

さて、男性がは女性からデートに誘ってほしい、できたら夜がいい、と思っているということがわかったところで、続いてはどのように誘うかです。

ここはひとつ心理学を応用して、優位に運びましょう!

オススメの誘い方を紹介します。

「うれしい」「ワクワク」といった言葉を使う(好意の返報性)

「うれしい」「ワクワク」といった言葉を使う(好意の返報性)

「今度の日曜日、よかったらご飯でも行きませんか?」よりも「今度の日曜日にご飯ご一緒してもらえたらうれしいです!」というように、感情の言葉を入れましょう。

これは好意の返報性(人は好意的なことをしてもらうと、それにお返しをしなければならないと考える心理)の応用です。

ただ誘うのではなくあなたの「うれしい」という好意の感情を入れることがポイント。好意には好意的に応えてあげたいという気持ちが働きます。

最初の誘いは日付限定で(ドア・イン・ザ・フェイス)

最初の誘いは日付限定で(ドア・イン・ザ・フェイス)

最初は「今週で空いている日ありますか?」ではなく「○日はいかがですか?」と日付を限定して誘いましょう。

選択肢が少ないと断られる可能性も高いため、不安になるかもしれません。

しかし、これはドア・イン・ザ・フェイス(あえて難易度の高い要求を最初に持ってきて断ることに罪悪感を持たせる。それによってその後の交渉を優位にする)という心理テクニックの応用です。

つまり断られることは想定内。

「○日は無理」と返信した時点で、相手は「断った」という事実に多少なりとも罪悪感を抱きます。

すると、次は応えてあげなくてはという心理が働き、2度目の誘いが断りづらくなるのです。

すかさず別の日程で再度提案してみましょう。ただし、再度日付限定で誘うと融通のきかない女性と思われてしまいますので2度目は何日か候補日を提案しましょう。

デートの口実を作る(ドア・イン・ザ・フェイス2)

「無料券をもらったので一緒に行きませんか?」。

この誘い方もドア・イン・ザ・フェイスの応用です。自分にその気がないと思われる彼に有効なんです。

その気がない彼の場合、いきなり「今度の日曜日ごはん行きませんか?」ではデート感が出てしまうためOKしづらいもの。

そこで「映画のチケットを2枚もらったので一緒に行きませんか?」といったように、2人で会う明確な目的を作ってあげるのです。すると恋愛・デートといった感覚のハードルが下がるためOKの確率が上がるのです。

会話が盛り上がっているときに誘う(ミラーリング効果)

いきなりデートに誘うのではなく前ふりとして共通の話題で盛り上がりましょう。

その延長上で誘うほうがOKの確率が上がります。

これはミラーリング効果といって、同じ物事や感情を共有している相手には好感や親近感がわくという心理原則です。

ぜひ、彼の好きなものを事前リサーチして臨んでください。

失敗確実! 絶対NGなデートの誘い方は?

さて、続いてはNGな誘い方を紹介します。

うっかりこんな誘い方をしないように注意してください。

オンリーワンを隠す誘い方

「今夜予定が急にキャンセルになっちゃったんだけど、ご飯食べに行かない?」。

女性から誘うなんて恥ずかしい、という感覚が強い女性ほど、照れ隠しでこんな誘い方をしてしまいます。

これはNGです。

男性のプライドは意外と高いもの。あなただから誘いたい、というオンリーワン感を大切にしましょう。

目的が見えない誘い方

「週末どうしてるー? よかったら会わない?」。

自分が誘ったら絶対に来てくれる、という確信がある場合は別ですが、そうでない相手には目的がないお誘いは基本的にNGと考えてください。

女性はだらだらとたわいない会話を続けることができますが、男性は目的がない行動を苦手に思う人が多いです。

彼が「そこで何をする」という想像ができるように情報サイトのURLを一緒に送るなど、工夫して誘ってください。

相談を持ち掛けるふり

「実は父が入院になって……。今度相談に乗ってもらえませんか?」。

実際に相談がある場合は別ですが、相談があるふりをして誘うのはNGです。

そんなことなぜ俺に相談するのか? と思われてしまった場合には好感度が一気に下がる危険性があるからですります。

口実を作ること自体はテクニックとしてアリですが、それは楽しいことのシェア限定です。

状況別! 上手なデートの誘い方は?

デートに誘いたい相手の状況もさまざまですよね。

現在彼女がいたり、元カレだったり、すでに一度振られていたり……。

そんな場合はどのように誘ってみるのがよいのでしょうか? 状況別に解説します。

元カレと復縁したい場合

元カレであれば、彼が好きなもの、興味を示しそうなことは把握済みですよね。このアドバンテージは活かしましょう。

スイーツ好きな彼には「おいしそうなスイーツブッフェ見つけた! 行かない?」といった感じで。彼の密やかな趣味や好みを把握していたら、ぜひそこをピンポイントで狙いましょう。

好きな人に彼女がいる場合

成功率の高いやり方は、誘う際「彼女がいることは知っていますがデートに誘ってしまいます!」と宣言することです。

ただし、これはある種、男性の浮気心をくすぐるやり方ですので、トラブルになったり傷いたりするリスクも高いことは忘れずに。

いざというときの回避に自信がない方は、前述した心理学を用いた上手な誘い方を参考に、正攻法でいきましょう。

一度振られている場合

一度振られているのですから感情にまかせてやみくもにアタックはNG。

相手の環境や感情によほどの変化がない限りは再度誘ってもまた振られてしまいます。

彼の好み、趣味などの情報収集を行って「何が口実なら彼は来てくれるか」という作戦をしっかり立てることが大切です。

2回目のデートの場合

2回目の場合は、1回目のデートの感想を入れて誘いましょう。

具体的には「前回お会いしたときにすごく楽しかったので」「前回お会いして、今度は○○さんと映画を観たいと感じたので」といった感じです。

1回目にデートして相手は自分をどう感じたのか、というのは非常に気になるところ。

そうした相手の不安感情に安心感を与えてあげるとOKの確率は上がります。

2回目以降は安心感がポイントです!

誘いを待っていてはダメ! 自分から積極的に誘ってみて

このコラムを読まれている方のご両親の時代は「女性から誘うのは恥ずかしいこと」という価値観が強かったため、そのように教育されてきた方も多いかもしれません。

しかし、アンケート結果からもわかるように、そうした価値観は時代遅れです。

変に照れ隠しせず、好きなもの、好きな人を「好き」と言える精神は成熟した女性の証拠。

好きな人には堂々と、颯爽とデートに誘いましょう。

(小日向るり子)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年1月26日~1月29日
調査人数:492人(22~39歳の働く未婚男性)

※この記事は2019年03月15日に公開されたものです

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