危険。「結婚を遠ざける」3つのこと
「今年こそ結婚する!」
なんだか毎年こう言ってる……なんて人も少なくないかもしれません。
生涯未婚率が上がり、50歳までに一度も結婚したことがない人は、男性は23%(5人にひとりが独身)、女性は14%(7人にひとりが独身)となっています。(※2015年国勢調査)
「一生独身でいる」と決意している人であれば問題ありませんが、結婚をしたいけど、なかなかできない人もいるのではないでしょうか。
そんな人たちは、結婚を引き寄せるためにはどうしたらいいのでしょうか。コラムニスト・ひかりが紹介します。
結婚を引き寄せる4つの考え方
結婚を引き寄せる考え方とは、どんなものでしょうか。
次の4つの考え方をオススメします 。
結婚を肯定する
両親の仲が悪かったり、間近で離婚するカップルを見ていたりすると、気づかない間に結婚に対してよくないイメージを持ってしまっている人もいます。
でもこれでは結婚を遠ざけてしまします。
「引き寄せの法則」というものを聞いたことないですか? 自分が強く思ったり願ったりしたことが実現に向かいやすいといわれるものです。
それは単に子どもじみた「おまじない」というわけでもなく、人は無意識に “自分が肯定的にとらえているもの、興味がある方向”に行動するようになっているので、その分、実現しやすいのです。
つまり、結婚したいのであれば、まずは内面から、「結婚はステキなこと」だと思えるようになったほうがいいのです。
自分の魅力に自信を持つ
自分に自信を持つことが、結婚を引き寄せるにはとても大切なことです。
自分で自分のことを認められないのに、「ありのままの自分を受け止めてほしい」と望む人は少なからずいます。
人に何かをプレゼントするときでも、「これ、すごくいいから使ってみて!」と渡すのと、「これ、たいしたものではないけどあげる」と渡すのとでは、ずいぶん印象がちがいますよね。
自分を自分で認められない人は、他人に上手にアピールができません。
そんなこといったって、自信なんてそんな簡単に持てないよ、なんて思いますよね。
自信を持つためには、自分磨きをすることが大切です。より魅力的に成長することで、自信を高めることができるのです。
絶世の美女や、モデル体形になる必要はありません。自分磨きの努力を怠らないことが、自分の自信へとつながってくるはずです。
相手を「幸せにしたい」と思う
結婚を引き寄せられない多くの人が、 “自分が得する相手”と結婚したいと考えがちです。
そんな人は、一度、相手の立場に立ってみることが大事です。そして「相手にとってあなたは、一緒になると幸せになれる人なのか」を考えてみましょう。
結婚相手に幸せにしてもらおうと思っている人に対して、多くの人は魅力を覚えないものです。逆の立場だったらそう思いませんか?
まずは「自分で自分を幸せにできる」ようになりましょう。そして、相手に幸せを与えられるくらいの人になることが大切です。
「幸せにしてほしい」ではなく「幸せにしたい」と思えるようになると、自然と周囲にいいご縁の男性が集まってきます。
人と調和する大切さを理解する
結婚とは、「パートナーと調和していくこと」といっても過言ではありません。
結婚をしたいのであれば、調和の大切さをきちんと理解することが大切です。
結婚したら、今までとちがう環境で育ってきた者同士がともに生活をします。そのためにはパートナーと“折り合い”をつけることが重要となってくるのです。
どんなにルックスがよくても、社会的地位があっても、人と仲よくやっていけない人とは、誰も結婚したいとは思ってくれません。
だからこそ普段から、自分の我ばかりを通さず、人と調和していこうと思えるようになることが大切です。
結婚を引き寄せる行動
考え方を理解したら、次は行動に起こしましょう。
結婚を引き寄せるには何をしたらいいのでしょうか?
おすすめの5つの方法をご紹介します。
自分の結婚観をノートに書く
結婚ときちんと向き合うことが目的です。
ノートに「自分の結婚観」について、あらいざらい書いてみましょう。
ブログなど、人に見せるものでは、本音を書けなくなりがちなので、自分だけしか見ることのできないノートに書き込むことが大切です。
ノートを書くことによって、結婚を肯定する気持ちを抱くことが大切。そのため、結婚のマイナス面を書いたときには、どうすればそれが克服できるのかも併せて考えてみましょう。
また、自分の書いていることを客観的に見ることができるのも、ノートのいいところ。
例えば、自分のことを棚に上げて「お金持ちで、イケメンで、家事が得意で、ワガママを聞いてくれるような人と結婚したい」なんて願望があるとしましょう。
でも、それをノートに書くことで、「そんな人はそうそういないし、いたとしても、私が選ばれる可能性は低い」と冷静に判断できるようになれるはずです。
ノートに書いていくことで、自分がどういう結婚をしたくて、そのためにはどういう相手と出会う必要があって、そんな人と結婚するには自分がどう努力したらいいのかが、おのずとわかってくるのです。
目につく場所にウェディング画像を飾る
より「結婚したい」という意欲をポジティブに高めるためにも、自分が理想的だと思う結婚式の画像をプリントアウトして部屋に飾ったり、スマホの待ち受け画面にしたりするのもおすすめです。
常に「結婚」を目に入れることで、自分の言動がより結婚に向いていきますよ。
既婚者に「結婚の現実」を学ぶ
結婚をふんわりとイメージしている人ほど、いざ結婚できるチャンスが訪れたときに、「こんなはずじゃなかった!」なんて幻滅して、関係を壊しがちです。
そうならないためにも、結婚前に、既婚者に結婚のいい点、悪い点などの話を聞いたりしてみましょう。
もしかすると「結婚の現実」を知って、結婚することが嫌になる可能性もあります。しかし、「それでも、結婚したい」と覚悟を決められたときは、恋人とちょっとした価値観の不一致があっても、動揺することなく乗り越えられるようになるでしょう。
また、悪い現実話ばかりとは限りません。既婚者の幸せそうな結婚生活から「私も絶対結婚したい」と今まで以上に強く意思が固まることも考えられます。
生活力を持つ
料理も掃除もまったくできず、さらに経済力もないのに、「結婚したい」というのは、結婚をリアルに考えていない証拠です。
意中の相手に「結婚したい」と思わせるためにも、「この人と結婚をしたら、今より生活が楽しくなるだろうな」と思わせられるくらい、料理も掃除もがんばってみましょう。
相手に結婚後の生活をポジティブに想像してもらえる生活力を身につけるのが、ベストです。
出会いの場に出向く
どんなに上記のことを頑張ってみても、自分から「出会い」を探して動かなければ、なかなか相手は見つかりません。
友だちからの紹介、合コン、ネット婚活、婚活パーティーなどにも積極的に参加しましょう。
「自然に出会いたい」なんて受け身ではなく、いい出会いを求めて自分から行動するのです。
結婚を引き寄せるためには、行動力も必要ですよ。
やっちゃダメ! 結婚を遠ざけてしまうこと
結婚を引き寄せる考え方や行動があれば、結婚を遠ざけてしまうものもあります。
結婚したいのであれば、次の3つはやらないほうがいいでしょう。
恋愛下手の友だち同士でつるむ
恋愛下手な人たちで集まって、お互いの残念なところをなぐさめ合うようなことばかりしていると、いい恋愛ができにくくなってきます。
恋愛下手な友人と恋愛トークをしても、いい回答が出にくく、結婚に対するネガティブな印象が強まってしまうこともあります。
できることなら、恋愛上手で、自分のいけないところはきちんとアドバイスしてくれるような友だちと会って、恋愛力を高めましょう。
愚痴や悪口ばかり言う
現代人は忙しいので、一緒にいてつまらない相手には時間を作らない人は多いものです。特に、不平、不満、愚痴が多く、ワガママな人とは、一緒にいると苦痛な思いをするので、会わなくなります。
いつも、愚痴や悪口ばかり言っていたらどうでしょう。
友人も離れていきますし、周囲の男性にも結婚相手として見てもらえません、また、誰かにいい人を紹介してもらうことも減ってしまうでしょう。
どこで誰が聞いているとも限りません。人前での悪口愚痴は厳禁と心得ましょう。
結婚をあきらめる
本心では結婚したいのに、婚活がうまくいかないと、「もう、一生独身でいいや」なんてあきらめてしまう人がいます。
中には、結婚しない宣言をすることで、「結婚できないんじゃなくて、しないんです」というポーズを取ろうとする人もいます。
しかし、周囲に「あの人は結婚願望がないらしい」と認識されてしまったらどうなるでしょうか。おそらくいいお相手がいても、あなたには紹介してくれないでしょう。
確実に結婚を遠ざけてしまいます。それは、もったいないですよね。
どちらかといえば「結婚したいんです! いい人いませんか?」と周囲にそれとなく漏らしておくほうが、ご縁は引き寄せられるはずです。
結婚を引き寄せる努力を!
結婚したいと思っても「ご縁」だから、努力したところでどうなるものでもないし……。
なんて行動しなければ、その「ご縁」だって訪れないかもしれません。
まずは結婚を肯定しましょう、結婚したい自分を認めましょう。そして、何かしら行動に移しましょう。それだけでもあなたが結婚できる可能性は高まります。
ぜひ、今回、ご紹介した「結婚を引き寄せる行動」をしてみてください。
運命の人を引き寄せられるといいですね!
(ひかり)
※画像はイメージです
※この記事は2019年02月25日に公開されたものです