大人が恋人をつくるために必要なこと
恋をするのに年齢は関係ありませんが、大人になると、10代のときとは恋の価値観が変わってくるもの。相手のことが好きだけど、将来のことを考えてお別れした……という経験がある人もいるのではないでしょうか。今回は、子どもの恋と大人の恋のちがいや、素敵な大人の恋をするために大切なことについて、女性のみなさんへのアンケートから探っていきたいと思います。
大人の恋愛と子どもの恋愛はどうちがう?
大人の恋愛と子どもの恋愛のちがいを感じている人は、どのくらいいるのでしょうか? 女性のみなさんに聞いてみました。
大人の恋と子どもの恋は別物
Q.大人の恋愛と子どもの恋愛はちがうと思いますか?
思う(80.7%)
思わない(19.3%)
※有効回答数383件
アンケートの結果、8割以上の人が大人の恋愛と子どもの恋愛はちがうと思っていることがわかりました。この結果を見ると「どんなちがいがあるか」が気になりますよね。「思う」と答えた人に、どんな点がちがうと思うか教えてもらいました。
好きだけで終わらないのが大人の恋
好きだけど別れることもある
・「時間の制約を感じるので、将来的に相手が結婚相手としてふさわしいか、相手に結婚の意思があるか考えてしまう。実際に、好きだけどそれが理由で別れたことがある」(31歳/医療・福祉/その他)
結婚前提
・「大人の恋愛は結婚前提。子どもの恋愛は好きという気持ちだけで付き合うもの」(27歳/通信/販売職・サービス系)
先の人生を考えて恋愛する
・「とにかく、そのときの感情で動いてしまうのが子どもだと思う。大人は先の人生のことも考えて恋愛をしていると思う」(25歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
好きだけじゃ付き合えない
・「子どものときは純粋に『好き!』という気持ちだけ。大人の恋愛は、いろいろな問題を視野に入れなくてはならないことが多い」(30歳/医薬品・化粧品/その他)
相手目線で考える
・「子どもの場合、すべてが自分目線。大人の場合は、相手目線で物事を考える」(29歳/警備・メンテナンス業/販売職・サービス系)
子どもの恋は「好き」という気持ちが中心。一方、大人の恋は、結婚など将来のことも視野に入れて、長い時間をともに過ごせるかどうかがカギとなるようです。大人の恋は、相手の仕事や家族関係など、その人のバックグラウンドも考慮するのが、子どもの恋との一番のちがいといえそうですね。
大人の恋の始まりは?
大人の恋が始まるきっかけは、どんなところにあるのでしょうか? 女性のみなさんに、大人になってからの恋のきっかけについて教えてもらいました。
大人の恋は友だちからの発展も多い
友人の紹介
・「友人の紹介で知り合い、何度かご飯などに行っていろいろ話をしたときに、この人なら……と思った」(30歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「共通の友人を介して紹介してもらった」(28歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
職場恋愛
・「会社の研修グループが同じで、LINEを通して話す機会があった。なんとなく私から声をかけて出掛けたのが始まり」(29歳/建築・土木/事務系専門職)
・「職場が同じで、長い時間をともに過ごす中で自然と付き合うことになった」(24歳/商社・卸/事務系専門職)
趣味のSNSで
・「趣味の関係でSNSでつながり、話をしていたら地元が同じだったことがきっかけ」(25歳/医療・福祉/専門職)
大人の恋愛は、職場や友人の紹介のほか、趣味の場が出会いのきっかけになることが多いようです。職場では、仕事を通して働きぶりや人柄がわかるので、相手のことを信頼しやすいのかもしれませんね。
大人の恋愛に大切なこと
最後に、大人になってから恋愛をするうえで大切にしていることについて、女性のみなさんに教えてもらいました。
大人の恋愛に大切な5つのルール
相手を尊重する
・「自分ばかりではなく、しっかり相手のことを尊重して受け止める」(24歳/電機/秘書・アシスタント職)
相手に依存しない
・「相手の生活を尊重して、依存しないようにする」(25歳/食品・飲料/その他)
相手を思いやる
・「相手を思いやることと、ダメな点はきちんと伝えること」(27歳/その他/その他)
相手の価値観と向き合う
・「相手の考え方や価値観と向き合うこと」(31歳/学校・教育関連/その他)
感謝の気持ちを忘れない
・「一緒に暮らしていくことを想像し、小さなことでも挨拶は忘れず、感謝の気持ちも忘れないことです」(25歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
相手の生活や価値観、考え方を尊重し、依存せず束縛しない関係を築くことが大切という意見がほとんどでした。加えて、自分の意見もしっかり伝え、長期的な関係を築けるよう努力することが、素敵な大人の恋愛をする秘訣といえそうです。
自立した大人同士であることを忘れずに
大人の恋愛の当事者は、自立した大人の2人。相手の立場やライフスタイルに配慮する姿勢や、ときには本音でぶつかり合う勇気が大切です。素敵な大人の恋をするために、「好き」という思いだけで突っ走ってしまう子どもの自分は、そろそろ手放しましょう。
(橘夢人)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年6月1日~6月4日
調査人数:383人(22~34歳の未婚女性)
※この記事は2018年08月15日に公開されたものです